鹿嶋市 雹と突風が原因で破損箇所が広がったサンルームのアクリルパネル
更新日：2025年6月10日
こちらが、ご相談いただいたサンルームのアクリルパネル屋根です。
養生テープで補修されているのが、ちょっぴり痛々しいですね( ；∀；)
ちなみに、サンルームの築年数は約20年です。
お話では、以前から劣化症状が出ていたそうで、『強風で破損してからというもの、どんどん割れていった』とのことです。
また、3月？頃に降った雹も弱ったパネルに影響を及ぼし、部分的に割れたところから空が見えます(>_<)
こちらは、上から見たアクリルパネルの破損状態です。
マットタイプ（すりガラス調）のアクリルパネルで、ひび割れのほか、経年により大きく波打っているのがわかりますよね(//∇//)
つづいて、内側からもアクリルパネルの破損具合を確認しました。
サンルーム内に、割れたアクリルパネルの破片が落下しています( ；∀；)
調査中に隣の方が「風がかなり強かったからね～」と、声をかけてくださいました。突風のような状況だった？のかもしれません。
ただ、今回はサンルームだったので、破片が内側に落下しただけですが、カーポートやテラス屋根の場合、飛散して凶器となることもあるんです。このため、プラスチック樹脂製の屋根は、適切にメンテナンスしなければなりません。
アクリルパネルのひび割れ・破損・変形（※今回の現場）
ガラスネット波板の変色・変形（※他現場）
無料調査を終えて打ち合わせを行い、ポリカーボネートパネル（熱線カットタイプ）に交換することとなりました。
以前は、プラスチック樹脂製の屋根材といえばアクリルでしたが、今ではポリカーボネートが主流なんです。おしまいに、アクリルとポリカーボネートの違いについて解説を少々・・・
アクリルとポリカーボネートは、見た目は大きく変わらないものの、性能に大きな違いがあります。
○アクリル
アクリルは、汎用プラスチックの一つで、安価なことと透明度の高さがメリットです。一方で、ポリカーボネートより衝撃に弱く、耐熱性も低いというデメリットがあります。
○ポリカーボネート
ポリカーボネートは、汎用エンジニアリングプラスチックの一つで、アクリルの約50倍！ガラスの約200倍！！という衝撃強度が特長。耐熱性も高く、今ではプラスチック樹脂製屋根材といえばポリカーボネートです。
○アクリル
アクリルは、汎用プラスチックの一つで、安価なことと透明度の高さがメリットです。一方で、ポリカーボネートより衝撃に弱く、耐熱性も低いというデメリットがあります。
○ポリカーボネート
ポリカーボネートは、汎用エンジニアリングプラスチックの一つで、アクリルの約50倍！ガラスの約200倍！！という衝撃強度が特長。耐熱性も高く、今ではプラスチック樹脂製屋根材といえばポリカーボネートです。
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