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ひたちなか市の方へ瓦屋根特有の雨漏り修理法である葺き直し工事例を紹介
更新日:2025年2月14日
ひたちなか市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
本日は、瓦屋根の葺き直し工事についてお話しします。
屋根瓦は、耐用年数が40年以上と長持ちするので、再利用しながら屋根を修理するのが今回ご紹介する『葺き直し』です。葺き直しは、エコでコスト面でも優秀な瓦屋根特有の雨漏り修理法なんですよ〜
瓦屋根の雨漏りにお困りの方、メンテナンスをお考えの方は、ぜひご参考くださいね(^ ^)/
施工事例をお届けする前に、葺き直し工事について解説しましょう。
瓦屋根の屋根修理方法は、『葺き直し』と『葺き替え』の二通りです。
葺き直しは、屋根瓦を再利用して防水紙や野地板といった屋根下地を直す方法。一方、葺き替えは、屋根下地を直すのは同じですが、屋根材を新しくする点が異なります。
屋根瓦を再利用する葺き直しのほうが、『エコでお財布に優しい修理方法』です。
もちろん、メリット・デメリットがあります。
【葺き直し工事のメリット◎】
・屋根瓦を再利用するのでエコで材料費が節約できる
・屋根のデザインが大きく変わらない
【葺き直し工事のデメリット×】
・築年数が古い場合、同じ屋根瓦を入手するのが困難になる
・屋根材が古いまま
・屋根瓦を使用し屋根が重いままとなる(耐震化できない)
『経年した瓦屋根の風合いを残したい方』や『ご予算が限られている方』は、葺き直しをおすすめします。
『同じ屋根瓦の入手が困難な方』『将来長く住むので屋根材を新しくしておきたい方』『地震に強い屋根づくりをしたい方』は、葺き替えを選択するとよいでしょう。
以上のアドバイスは、あくまでも基本的な考え方です。
その他注意すべきポイントについては、個々の施工事例にて解説しますね( ◠‿◠ )
【施工例①】和瓦を使用した屋根の雨漏り修理として部分的に葺き直し工事を実施
最初の施工事例として、雨漏りが発生した和瓦の、部分的な葺き直し工事を見ていきましょう。
防水紙や漆喰といった建材は、耐用年数が約20年と、屋根瓦と比べて非常に短いんです。
屋根下地だけ新しくできる葺き直し工事は、屋根瓦の寿命の長さを活かした、瓦屋根特有の雨漏り修理法ともいえます。
屋根下地交換後
棟の復旧
屋根瓦を撤去した部分だけですが、防水紙と屋根瓦を固定する桟木(さんぎ)が新しくなりました。
また、隅棟は、漆喰と熨斗瓦(のしがわら)を使用して復旧。【施工例③】で紹介する『耐震棟』で復旧する方法もあります。
屋根瓦の風合いを残したまま、屋根修理ができました♪
雨漏りが発生した部分だけ修理できるのも、葺き直し工事のメリットかもしれません。
が!しかし!今回修理していない他の部分の防水紙は古いまま・・・他の箇所で雨漏りが発生するリスクが残るので注意が必要です。
【施工例②】雨漏りが発生したセメント瓦屋根を部分的に葺き直し工事
つづいて、セメント瓦屋根の部分的な葺き直し工事をご紹介します。
鹿嶋市にお住まいのお客様より、天井裏の雨漏り修理についてご相談いただきました。
お住まいは、築年数40年以上で、セメント瓦屋根とのことです。
無料調査を行ったところ、やはり防水紙の劣化が雨漏りの原因と判明し、部分的に葺き直し工事を行う運びとなりました。
施工事例➤鹿嶋市の平屋住宅で雨漏り!セメント瓦屋根を部分的に葺き直して修理
野地板補修前
野地板補修後
雨漏りで気をつけないといけないのは、『雨漏りを放置するほど、お住まいが傷む』ことです。
特に、野地板や垂木・梁といった木でできている部分は、雨水で腐ってボロボロに・・・(//∇//)
雨漏りに気づいたら、早めに手を打ちましょうね。
施工を終えると、部分的に色が変わっていますよね〜
というのも、経年でセメント瓦が割れていたので、方々探し回って見つけた中古のセメント瓦と差し替えたからです。
セメント瓦は、『耐用年数が約40年と和瓦と比較して短い』ことや、『製造中止になって同種瓦の入手が困難』なのが難点。築年数40年以上のセメント瓦屋根のお住まいの場合は、葺き替えも視野に入れるとよいかもしれませんね^^
【施工例③】雨漏りが再発したセメント瓦屋根の葺き直し工事は耐震棟を採用
葺き直し工事にあわせて、棟の部分だけ耐震棟に変更することもできます。
那珂市のお客様は、葺き直し工事後に雨漏りが発生するも、施工した業者に取り合ってもらえずお困りでした、
無料調査では、前回葺き直し工事をしていない部分の防水紙の劣化が原因と確認。棟の取り壊しが必要なことから、葺き直し工事の際に耐震棟で棟を復旧しました。
ただ、葺き直ししていない箇所から将来雨漏りが発生すると、二度手間となってしまうので、屋根全体を葺き直すか思い切って葺き替えることを検討するのもありですね( ^ω^ )
施工事例➤那珂市で棟瓦の三段下から再度葺き直し!歪んだ棟瓦は強化棟で取直し
防水紙を新しくして、セメント瓦を元に戻します。
なお、街の屋根やさん水戸店では、葺き直し工事で屋根瓦を復旧する際に、地震対策として1枚1枚釘で固定しているんですよ٩( 'ω' )و
耐震棟は、強化棟金具と垂木(たるき)そして南蛮漆喰で棟をつくっています。
『屋根が軽くなる』とともに『垂木に棟瓦を固定するのでゆがみにくい』といったメリットがあり、耐震棟という名前のとおり地震に強いんですよ〜
部分的な葺き直し工事を終えました。棟が、ちょっとだけ低くなっていますね^^
以前は、熨斗瓦を積んで棟を高くするのが一つのステータスでしたが、今では地震対策が優先されるようになってきました。
みなさまも、葺き直し工事にあわせて、耐震棟はいかがでしょうか?
今回の、瓦屋根の葺き直し工事はいかがでしたか?
葺き直し工事は、屋根瓦を再利用する瓦屋根特有の雨漏り修理法でしたね。また、葺き直し工事はエコでお財布に優しい修理方法ですが、ケースによっては葺き替えを視野に入れるとよいことがわかりました。
街の屋根やさん水戸店では、築年数や屋根の状態を勘案したうえで、『葺き直しか葺き替えか』についてアドバイスをしております。瓦屋根の雨漏り修理やお手入れを検討の際は、無料調査をご活用ください。茨城県内であれば、出張費用不要でお伺いします♪( ´θ`)ノ
関連記事➤茨城県全域!屋根調査・お見積りまで無料で承ります(無料点検内容)
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