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水戸市のハウスメーカー住宅で三か所の雨漏り!有料調査で原因が判明
更新日:2023年10月2日
水戸市のみなさん、こんにちは。街の屋根やさん水戸店です。
今回は、雨漏りの有料調査の様子をご紹介します。
「えっ?有料?無料じゃないの」と耳を疑った方もいらっしゃるでしょう。いえいえ、基本は無料ですが、ごくごく稀に無料調査の範囲では雨漏りの原因を特定できないこともあるんです。
そのような時は、原因の特定に時間を要する事や、雨漏り有料調査の実施についてお伝えし、お客様にご納得いただいた上で後日改めて行わせていただいています。
では、有料調査はどのようなことをやって、どのように原因を特定しているのか、ぜひご参考にしてみてくださいね♪( ´θ`)ノ
街の屋根やさん水戸店では、お客様からご相談を受けて無料で調査や見積り計測にお伺いしています。
しかしながら、厄介な雨漏り案件は約1時間の無料調査では原因を特定できない事が年に数件あるんです><
今回ご相談いただいた住宅は、築20年程が経過した、一流ハウスメーカーさんであるセキスイさん竣工の住宅です。
いったいどこに雨漏りの原因が潜んでいるのでしょうか?
有料調査が必要なパターンは、年に2~3件しかありません。
今回は費用は3.3万円で、2名のスタッフが9時にスタートし、16時までかかって原因をつきとめました。
中には「費用がもったいない」と、思われる方もいらっしゃるでしょう。しかし、原因を特定しないまま適当に修繕したのでは、雨漏りが直らないだけでなく、修繕費用が無駄に・・・
雨漏りの対処は、「原因を正しく特定する」ことが何よりも大切です!
はじめに、二階の洋室の雨漏り調査を見ていきましょう。
二階のとても大きな洋室?納戸?の、天井に発生した雨漏りです。クロスが、少し剥がれかかっています><
この上部は屋根なので、点検口から天井裏に入って内部を確認しました。
さすがセキスイさんの建物!です。建物が頑丈に造られているので、安心して天井裏を歩けました。
ちょうど雨漏り箇所の上部で、屋根下地の野地板まで漏水しています(//∇//)
しかも、野地板が腐食して、カビが発生していました。
雨漏りの部分は、南北に流れている屋根のちょうど北側のこの辺りでした。
屋根材は、築後20年が経過したスレートコロニアルで、内側の防水紙が劣化していると思われます。
ただ野地板が腐食しているため、北側の屋根は下地の野地板から改修する葺き替え工事が最低限必要です。
経年により全体的に傷んでいると思われるため、南北ともに葺き替えるのが理想ですが、南面には太陽光パネルが・・・
屋根全体となると、太陽光パネルの脱着費用が加わり大掛かりとなるため、北面のみ・南北両面の二種類で、お見積りを作成する運びとなりました。
一か所目はいたって順調で、到着してからわずか40分で原因と対策が決まりました。
しかし、二か所目は・・・
二か所目の雨漏り箇所は、二階の北東に位置する大きな寝室のサッシ上部です。
依頼主様によると、「初めは一か所のみの雨漏りだったものの、先日の台風13号の時に範囲が広がった」そうです。
天井と内壁の継ぎ目に沿って雨漏りが発生し、クロスも剥がれていました( ; ; )
見た目ではどこが原因箇所なのか分からないため、散水調査を行いました。
散水調査は、雨漏り箇所から微妙にずらしながら、1箇所ずつ散水していきます。
実は、原因が判明するまで数十か所を確認したものの、雨漏りが再現できませんでした( ;∀;)
散水調査開始から約3時間!
ようやく室内で雨漏りをチェックしていたスタッフから『出ました~』と言う声が響きました。
雨漏りの原因になっていたのは、笠木の端部でした!
北風が伴う豪雨の時、この穴から雨水が入ってきて、サッシ際まで雨水が内部を伝っていたようです。
まさに雨恐るべしですね(*_*)
この部分からの雨漏りは、コーキングの修理で改善されます。
昼食をはさんで、三か所目となる一階の縁側天井部分の調査を行いました。
縁側の天井に、明らかに雨漏りとわかる雨染みが生じています(◞‸◟)
お話では、「前は良く漏ったが、最近はあまり漏らない」とのこと・・・!?
これは、散水調査しても原因を特定できるまで時間が掛かるパターンです><
依頼主様は、「雨染みが色濃く出ているので、天井材を張り替えたい」と、ご要望されていたため、天井材を剥がして裏側を確認することとなりました。
天井材を剥がすと、下地のボードにカビが! 雨漏りを放置した期間だけ、カビの繁殖や木材の腐食がすすむので、雨漏りに気づいたら早急に対処しましょうね。
下地のボードも剥がすためにビスを外してずらすと、もう一枚のボードが出現しました。さすが、一流メーカーさんの住宅です。二重、三重にボードを重ねて、しっかり作っています^^
この状態で散水調査を開始しました。
散水調査前に、縁側が水浸しにならないように、ビニールシートで養生しました。
縁側上部は、バルコニーとなっており、バルコニーの防水層(床面)、サッシ廻り、屋上防水などなど雨漏りの原因となりやすい箇所が複数あるので、一つひとつ水をかけて調査すると・・・
悪戦苦闘すること2時間!ようやく出ました!
ではどこからでしょうか?
二階のサッシ上に設置された霧除けと外壁の取り合い部(境目)でした。
実は、このパターンは良くあるんですよ〜
他の現場では、一階のサッシ際の雨漏りの原因が、二階のサッシ角から入ってきた雨水だったことも・・・
この部分も、コーキング充填の修繕でお見積りを提出する運びとなりました。
コーキングは、サッシや霧除けの周囲、外壁サイディングの境目など様々な部分に、防水目的で充填されています。ただ多くの場合、寿命が約10年なので、お家全体のコーキングの打ち替えなど定期的なメンテナンスが理想です。
今回の、雨漏りの有料調査はいかがでしたか?
無料調査で原因が分からなかった場合、有料調査を行うこともありました。
けど、正しく雨漏りの原因を特定するために、必要な調査でしたね。
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