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水戸市で室内天井へ雨漏り発生!症状や経年から葺き替えが必要と判断
更新日:2023年6月28日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
6月の初旬に茨城県内に大雨をもたらした台風2号は、各市町村に被害を及ぼし、現在でも家屋の修繕に関するお問い合わせが多く寄せられています。
今回ご紹介する水戸市のお客様も、室内に雨漏りが発生しているとのことで、調査の依頼をいただきました。
小さな雨漏りでもそのまま放置してしまうと、二次被害に繋がる危険性があります。
大切なお宅の寿命をしっかり守るためにも、正しい知識を持つ専門の業者に早めに相談しましょう(⁎ᵕᴗᵕ⁎)
水戸市内のお客様宅は築45年の木造です。
あらかじめお電話で、天井に雨漏りの跡が広がっているというお話があり、先に室内を見せてくださいました。
たしかに木製の天井材の継ぎ目に沿って、長く雨染みが伸びています。
常時湿った状況が続いたのかもしれません…一部分が剥がれ隙間ができていました。
こちらのお宅の屋根には、セメント瓦が使用されています。
一般的にセメント瓦の耐用年数は30年前後なので、漏水箇所があるとは言え、築45年のこちらの屋根はかなりがんばっていると思います( •̀д•́ ; )
以前にも雨漏りが発生したのでしょうか?棟の端の方に修理をした形跡がありました。
ビニールで覆われた棟の上に足拭きマット?のようなものが被せられ、周囲には飛散防止と思われるレンガやブロックなどが置かれています。
その場所以外にもブルーシートで養生していた跡もあり、棟になんらかの不具合が起こり簡易的に対処したのでしょう。
こういった雨漏りを凌ぐ方法は、あくまでも応急処置ですので、依頼した工事が行われるまでの「急場の間に合わせ」だとご理解くださいね<(_ _)>
セメント瓦のメンテナンス方法は、「塗装・葺き直し・葺き替え」の3パターンに分かれます。
まず「塗装」ですが、耐用年数をすでに15年前後も超えているセメント瓦は脆い状態で、このまま使い続けることは困難です。
また屋根材の下に敷設された防水紙も、屋根材以前に寿命を迎えているため、なにも手を施さずに塗り替えのみを行っても、雨漏りは改善しないどころか今後も繰り返してしまうでしょう。°(°´□`°)°。
下地の防水紙や野地板を交換・補修して、これまでの屋根材を再利用する「葺き直し」はできるかもしれませんが、前述した通りセメント瓦の耐用年数を鑑みると、相応な選択ではないと思います。
屋根の状態や築年数などを総合すると、やはり「葺き替え」がベストだと判断しました。
お客様に選択していただくため、当店で対応可能な葺き直しと葺き替えの2種類の見積書を提出したところ、葺き替えでご注文をいただきました(*ˊᵕˋ )⁾⁾
①既存の瓦や防水紙を全て撤去
②野地板の増し張りで下地を強化
まず既存の屋根を棟から解体し、全ての瓦を剥がして撤去します。
埃やゴミなどの汚れを綺麗に掃除してから、屋根の下地となる野地板を張ります。
現在の野地板の上に新しい野地板を増し張りするのが通例ですが、腐食や破損がひどい場合は、張り替えて補修を行います。
③新しい防水紙を野地板に敷設
③金属屋根(ガルバリウム鋼板)を設置
続いて、増し張りされた野地板に防水紙を敷設し、屋根材の隙間からの二次防水対策!
最後に新しい屋根材を施工して、葺き替えが終了となるのが一般的な工程です(*´∀`*)ノ
ちなみに、今回ご提案させていただいたのは、立平葺き仕様のガルバリウム鋼板製(金属屋根)です。
1坪あたりの重さを比較すると、セメント瓦は
約150㎏弱、金属屋根は
約20㎏弱と
1/8程度の重量になり、屋根が軽量化されるため地震の揺れも軽減することができるんです
(๑•̀ - •́)و✧
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今回調査を行った水戸市の住宅は築45年のため、複合的に判断して葺き替えとなりましたが、もう少し築年数が少ない場合の補修はどのようなものがあるのでしょうか?
築15年以内 | 比較的築浅の家屋は、部分的な破損が考えられるので、雨漏りの原因部位が特定できる業者に依頼する。 |
築15年~25年 | 屋根の状態により、メンテナンス方法を判断する。屋根材だけで済むのか?二次防水まで改善するべきか?適切に診断できる業者に相談する。 |
築25年~35年 | 防水紙の再敷設から検討する必要がある。瓦や天然スレートは葺き直しが可能だが、屋根材の耐久性を鑑みた上での判断が必要。葺き替えの時期にも差しかかっているため、全ての屋根材に詳しい屋根業者に相談する。 |
築35年以上 | 下地から強化する葺き替えが相応。 |
雨漏りが発生している屋根に限定して、年数別にまとめてみました。
ご自宅の築年数に照らし合わせ、修繕を依頼する際の目安としてくださいね( ´͈ ᵕ `͈ )
修理跡が見つかった棟に再度ブルーシートを被せ、着工まで雨水が漏れないように養生しました。
天候が大きく崩れないことを願いつつ…葺き替え工事の模様は施工事例で改めてお届けいたします。
屋根の雨漏りには、塗装業者・瓦業者・リフォーム業者など、様々な業者が対応しています。
それぞれ得手不得手の分野がありますので、築年数はもちろんのこと、ご自宅の
屋根の種類や状況に見合ったところへ相談することをお勧めします。
街の屋根やさん水戸店では、あらゆる屋根に精通したスタッフが調査を行っています。
雨漏りでお困りの方は、是非当店の無料診断をご活用ください
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