笠間市でサンルームの中空板（ツインカーボ）破損による雨漏り相談
更新日：2023年6月23日
まずサンルームの中から雨漏りの状態を確認します。
開閉式の屋根の天井には、黒ずんだの雨漏り跡が広範囲に及んでいました(>_<٥)
天井板の端に付いたフックを持ち上げて開閉する仕組みですが、その周辺を中心に枠に沿って雨染みが広がり、長い間雨漏りが発生していたことがうかがえます。
寛ぎの空間であるはずのサンルームが、これでは降雨の度に漏水の心配しなければなりません( ;ㅿ; )
屋根はどのような状態なのでしょうか？梯子に登り詳しく調査を行いました。
サンルームの屋根は中空板（ツインカーボ板）を使用しています。
中央部分には横方向に深い亀裂が走り、屋根全体に無数の穴があいています。
一目見ただけでも、破損状況はかなり深刻でした…(/_<｡)°｡
長年紫外線にさらされた影響でしょうか…少し押しただけでもバラバラになってしまいます。
二重構造になっているため全体の板厚は5.5㎜ですが、傷みが激しい外側の厚さは約0.3㎜程度です。
設置当初は透明だったはずの中空板は、下の芝生が見えないほど、汚れと劣化で濁った色に変化していました。
強度はどの程度残っているでしょうか？
割れた切れ端の表面に指を押し当ててみると…
力をほとんど入れなくても、いとも簡単に穴があいてしまいました！ヽ(°̀ᗝ°́)ﾉ
手に持っただけでも、すぐ折れてしまうほど非常に脆い状態です。
一般的にアクリル製の平板や波板は5年前後、ポリカーボネート製で10年程度が耐用期間と言われています。
中骨を入れた中空板は空気層を含み、断熱性と保温性に優れていますが、表層がかなり薄いため、長期にわたって太陽熱や紫外線にされされた場合、耐久性や雨漏り対策としては些か心配な面もあります。
今回は、平板のポリカーボネートパネルへの交換でお見積書を提出しました。
調査結果に納得してくださったお客様より、サンルーム屋根の張り替えのご依頼をいただいた後、再度伺って雨養生を行いました。
今は梅雨の真っ只中、いつ悪天候になるか分かりません。
これ以上雨水が漏れないように屋根全体をシートで覆い、被害の拡大を防ぐ応急処置を施しました。
交換工事については、後日改めてお届けいたします！*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*
サンルームの雨漏りは屋根以外にも、外壁との取り合いや窓の繋ぎ目からも発生します。
家屋から外に張り出している構造上、どんなに丁寧に施工をしても、年数が経ちコーキングの劣化などが起きてくると、漏水の危険性は高くなります。
定期的に確認しておくことも大切ですが、もし異変に気が付かれた時には、早目に専門の業者に相談するようにしましょう。
街の屋根やさん水戸店では、サンルームやベランダ、バルコニーといった外装全体のメンテナンスにも対応しています。「雨漏りの原因を突き止める調査」と「最善な補修のためのお見積り」を無料で承っておりますので、茨城県内にお住いの方はぜひご活用ください(´｡•ㅂ•｡)ﾉ
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