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水戸市の三階建てビルで折板屋根カバー見積り!腰壁の水切り工事も必要
更新日:2023年7月14日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、水戸市の三階建てビルの調査の模様をお届けいたします。
お電話でテナントビルのオーナー様より「屋根で雨漏りが発生しており、屋根カバー工事を検討している」とのご相談を受け、早速現地へおもむきました。
水戸市の三階建てのテナントビルは、築後30年程度が経っています。
4年ほど前にコーキング補修を行ったそうですが、再び雨漏りが発生してしまいました(>_<;)
築年数を考え屋根カバー工事をご検討中とのことで、今回見積りのご依頼をいただきました。
雨漏りの場合のコーキング補修は、あくまでも急場を凌ぐ応急処置です。雨水の侵入箇所を特定しなければ、また同様の雨漏りが起こりますので、できるだけ早めに専門の業者に相談しましょう。
三階建てビルの屋根には二連梯子では届かないため、お借りした三階の階段部分より梯子をかけ上に登ります。
ビルの屋根は、金属板を折り曲げて台形の波型に加工した折板屋根(せっぱんやね)です。
工場や倉庫、カーポートなどの鉄骨の建物によく用いられますので、目にしたことも多いでしょう。
そして屋根の三方の外周には、パラペット(腰壁)が設けられています。
パラペットは外壁と屋根の境界にある立ち上がり部分で、一番端に設置される低い壁のことを言います。
一般の住宅に屋根を葺く際は、野地板や防水紙を敷設して下地を作り、その上に屋根材で覆います。
一方、折板屋根は下地がなく、取り付け金具を利用して鉄骨の梁に固定されます。
今回のビルは折板屋根の裏側に断熱材(ぺフ)が施工されていましたが、断熱材がない仕様の折板屋根も多く、寒暖差の激しい季節には、天井に発生した結露に悩まされることも少なくない屋根材です。
水上から水下まで長尺の一枚物で葺けるため継ぎ目が少なく、雨漏りが起こりにくいとされていますが…
二次防水の役目を持つ防水紙がないゆえに、穴などがあけば即漏水に繋がってしまいます( ;ㅿ; )
0.6㎜~1.2㎜厚の鋼板に凹凸を作ることで強度が増し、軽量で短い期間で施工できる点がメリットですが、錆防止の定期的なメンテナンスが必要となります。
折板屋根の弱点はいくつかありますが、まず固定用のボルトでしょうか。
保護用のキャップが付いていますが、紫外線によって10年も経たずに劣化してしまうことも多く、むき出しになったボルトは錆が発生して固定力が低下します。
また、左右の屋根材の継ぎ目が緩んでくると、隙間から雨水が侵入する危険性も高くなります。
他にも端部の雨仕舞が弱点に挙げられるでしょう。
水戸市のテナントビルも、その端部が雨漏りの原因箇所であるようでした( יםי ; )
水戸市の三階建てビルの屋根の傾斜は、0.5寸(約2.8°)にも満たない勾配です。
折板屋根が使用されている場合は、勾配の緩い屋根が多いのですが、そうなると必然的に水捌けが悪くなり、雨水も滞留しやすくなります。
雨漏り箇所の真上にある水上側の末端部は、パラペットにL字に加工した水切り用の鋼板が取り付けられています。
屋根に傾斜がないため、雨水の吹き込み防止用に奥行きを設けて壁に掛かる雨水を屋根まで流動しており、隠れて見えませんが、この水切りの奥に止水用の面戸が設置されています。
覗き込んで確認してみると、この部分に止水用の面戸が逆山型状に入っています。
勾配の緩い屋根は、雨水が傾斜に沿って伝い落ちずに逆流したり、吹き込んでしまうことが度々起こり、水止め面戸の不具合から雨漏りを発症してしまうケースがよくあるんです°(°´□`°)°
他現場折板屋根施工(参照画像①)
他現場折板屋根施工(参照画像②)
面戸(めんど)は折板屋根の隙間を塞ぐ部材の一つ(止水対策)です。
傾斜の緩い屋根に水止め面戸を設置する際には、端部を折り曲げる処置を施し、水止め面戸の手前にエプロン面戸を付けると、吹込みや逆流を防ぐ対策になります。
今回のオーナー様は、既存の折板屋根に重ねて葺く、屋根カバーがご希望です。
しっかり端部の漏水強化対策を行った仕様で、見積りを作成したいと思います(*ˊᵕˋ*)
他にも経年による目地シールの剥離も見つかりました。
4年前に補修を行った繋ぎ目のボルト部も、コーキング材はほぼ失われて効果がない状態です。
コーキング修理はあくまでも応急処置ですよ~皆様もお気を付けくださいね!
屋根カバー工事の際は、腰壁や水切りの工事も必要です。
今回の現場で
屋根カバー工事を行う際には、腰壁や水切り板金の工事も合わせて行う必要があります。
屋根カバー工事は、「どんな屋根の形状なのか?雨漏り対策をどう強化するか」を検討する点が大切!
ビルのオーナー様にもわかりやすくご案内できるよう、調査報告書を添付した見積書を作成します
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雨漏りの原因となりやすいパラペット、メンテナンスは必須です
勾配のないフラットな屋根は、単に屋根カバーを施工するのではなく、浸水させないことが肝要です。
屋根ももちろん大切ですが、
端部の雨仕舞をどのようにするか…雨漏りに直結するところだらからこそ、当店は一番大事に考えています。
街の屋根やさん水戸店では、一般住宅のみならずビルの調査も承っております!
まずは無料診断・無料見積りをご利用されてはいかがですか?茨城県内全域にお伺いいたします
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