水戸市の大和ハウス竣工住宅で破風板にひび割れ！修理見積り調査
更新日：2023年5月23日
お客様に状況をお聞かせいただきながら、ひび割れている破風板を確認しました。
破損していたのは二階の破風板からつながるケラバカバー部分で、水下部分から水上方向にひびが走っていました(>_<)
ひび割れはこの部分だけでしょうか！？屋根に登って確認していきます。
屋根に登って確認すると、方々で薄皮が捲れたようになっていました。
また、ジョイント部は上下にズレて浮いており、コーキング欠損部は大きく口を開けています。
元々は、ビスで固定していましたが、素材の劣化によってビスが貫通してしまったようですね(^_^;)
再度、大きめのビスに打ち換えるか？場所をズラして打てば応急処置にはなりますが、劣化している素材は、時間が経過すれば再び同じことが起こる事になります。
住宅でひび割れや欠けが確認できた場合、その原因が経年による劣化であれば複数の不具合があるとみて、先ず間違いありません。
ただのひび割れと思うなかれ・・！被害を広げる前に早めに点検して貰うようにしましょう(^^♪
今回のひび割れ部は、ハウスメーカーさんがオリジナルで出している形状の破風ケラバカバーです。
築20年程経過しているので、全く同じ形状が有るか？はハウスメーカーさんのみが知る所ですが、同タイプの物に交換したい場合は大和ハウス工業さんに依頼するしかなく、価格も相応に必要になります。
では、当店で行う場合はどの様に修理するのか・・・？
ガルバリウム板金を現場の破風板が収まるように成形してカバーして仕上げる形となります！
板金を現場の形状に合わせて工場で加工してカバーする事で耐水性も向上し、ガルバリウム鋼板を使用する事で耐久性も向上するので安心です(^^♪
因みに、今回の現場の屋根材は平板の陶器製の瓦です。
瓦は、塗装メンテナンスが必要なくとても丈夫な屋根材ですが、屋根は屋根材だけで構築されているわけではない事を忘れてはいけません。
屋根に登って調査したので、方々の棟で釘が浮いているのも確認できました。
ひび割れ部を修理する際に、一緒に再打設させて頂く旨をお伝えし、今回の修理見積調査は完了です(^o^)丿
修理の際は、二階の屋根部での作業なので、実施させて頂く際には足場の架設も必要です。
【今回、提出させて頂いた修理見積り内容】
足場仮設費：破風板板金巻き（約17ｍ）：棟板金釘浮き再打設（全部位確認）：破損瓦差し替え
消費税込み：￥270,600です。
お客様に承諾いただいたので、来月初旬には実施いたします！施工の状況は再度ご報告しますね(^^♪
今回は、破風板のひび割れによる調査見積りでしたがいかがでしたでしょうか！？
お客様が気づかれたひび割れの他にも、不具合は方々で発生していた事が分かりましたね。
紫外線劣化！強風や地震が起因した不具合は、経過年数に匹敵して発生するリスクも高まります。
皆様の大切なマイホーム！不具合や異変を見付けたら信頼できる業者へ迅速に相談することや、最低でも10年に1度の住宅点検は怠らないように心がけて下さいね(^^♪
街の屋根やさん水戸店は、茨城県内であれば調査から見積りまで無料で対応しています。
安心した生活を維持するためにも、ぜひ有効に活用してみて下さいね。
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