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茨城県でSGL鋼板での屋根カバー工法がなぜ人気なのかを徹底解説
更新日:2023年4月21日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
当店でも屋根カバー工法をご検討されるお客様は多いのですが、その中でも一番人気のエスジーエル(SGL)鋼板について、今回は詳しく解説していきたいと思います。
因みに屋根カバー工法は、化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)や金属屋根材などで対応可能ですが、瓦屋根には実施することができませんので、ご留意いただいた上で読み進めてくださいね<(*_ _)>
現在の屋根をそのまま残し、その上に新しい屋根を載せて覆う方法を屋根カバーと言います。
屋根を重ねて葺くことから、重ね葺きとも呼ばれています。
カバー工法のメリットは?
①解体工事が不要のため、撤去費用と廃材処分費用の両方が節約できます。
②工事期間が短く、葺き替え工事のおよそ半分ほどの日数で完了します。
③新旧の屋根材の二重構造となるので、断熱性や遮音性が向上します。
カバー工法のデメリットは?
①既存の屋根に新たな屋根を重ねる分、重量が増加します。
②スレート屋根のような凹凸が少ない屋根材は問題ありませんが、日本瓦に施工することはできません。
③雨漏りなどにより、屋根下地の劣化状況が著しく悪い場合は、施工が難しい場合もあります。
屋根のメンテンスを考えた時、まず「塗装」を思い浮かべる方もいらっしゃると思います。
多くの住宅に使用されているスレートや金属屋根は定期的な塗装が必要ですが、屋根材に破損などのトラブルがある場合は、塗り直しただけでは解決しないことが多いのです。
元々塗装が不可能な屋根材もあるため、塗装業者さんに勧められるまま施工した結果、さらなるトラブルを招いてしまった…というケースも少なくありません(;°-°;)))
「塗装ができない屋根ってどんな屋根?」
当店で行った調査を元に、代表的な例を少しご紹介しましょう。
【塗装はNG!①笠間市】ノンアスベスト屋根材・コロニアルNEO
他の業者さんが塗装前に行った高圧洗浄で、屋根材が破損してしまった笠間市の例です。
こちらは「コロニアルNEO」という化粧スレートの一種ですが、ノンアスベスト屋根材の初期の製品で、施工後8年~10年ほどで破損が多く報告されています。
コロニアルNEOの劣化の特徴としては、ひび割れ・欠け・変色が主ですが、見た目で特定するのは屋根業者でもとても難しいのです。
請け負った塗装業者さんが判断できなかったのは致し方ないとは言え、確認できない業者さんが初めて塗装する屋根は、建築仕様書などであらかじめ名称を確認していおけば、間違いは起こらなかったでしょう(>_<。)
コロニアルNEOは2001年4月より販売が始まりましたが、相次いで不具合が報告された結果10年足らずで廃盤になりました。
年数が経つにつれて大きな割れと無数に生じたひびが広がり、今ケースのように
洗浄しただけで破損するとても弱った状態になってしまいます。
発売から20年以上が経過し、そろそろメンテナンスの時期に差しかかったお宅も多いかと思います。
「化粧スレート=塗装」とお考えにならず、今一度ご自宅の屋根の種類について確認してみましょう。
調査時の記事➤
笠間市の塗装不可な屋根材コロニアルネオ【屋根塗装時の参考に】
【塗装はNG!②鉾田市】ノンアスベスト屋根材・パミール
二例目は「屋根がボロボロと剥がれいる」とのご相談を受けた、鉾田市の例です。
この「パミール」もノンアスベスト屋根材の先駆けとして、1996年~2008年まで販売されていましたが、10年程度でボロボロに剥がれ、一時期は社会問題となりました。
特徴的な劣化現象は、先端部のスレート層がミルフィーユ状に何層にも捲れて剥がれる「層間剥離」です。
ひび割れも大量に発生し、基材のセメントが崩れるほどのダメージをもたらします。
4年前に業者さんの勧めもあって塗装を行ったそうですが、その時もかなり表層が剥がれていたはず…(´๐_๐)
屋根材の種類や状態をよく見極めた上でメンテナンスを考えないと、
数年という短いスパンで再度全面的な改修を迫られることになりますので、十分注意が必要です。
ボロボロになり基材にまで雨水が染み込むようになると、
雨漏りに繋がる危険性が高くなります。
こちらのお宅は損傷が著しく湿気も含んでいたために葺き替えを行いましたが、状態によってはパミールでも問題なく屋根カバーが施工できます。
パミールの販売期間中から、すでに
15年~25年以上が経過しています。
ご家族のライフプランを考え安心した暮らしが長く続くよう、最適な選択をしてくださいね。
調査時の記事➤
屋根がニチハ「パミール」で今後のメンテナンスが心配な方へ
屋根カバー工法で人気のエスジーエル鋼板は次世代の屋根材
屋根カバー工法はこれまでの屋根を撤去せずに新しく屋根を被せるため、どうしても重量増は避けられません。
耐震性を考えると屋根の重さは軽い方が有利ですので、当店では軽量の金属屋根材を推奨しています。
以前はガルバリウム鋼板が主流でしたが、昨今はエスジーエル(SGL)鋼板が人気となっています。
耐食性や耐久性に優れたエスジーエル鋼板は、従来のガルバリウム鋼板をより進化させた製品です。
トタンのような金属屋根は、長年「錆」が最大の問題でした。
錆びにくい素材を用いて作られたのがガルバリウム鋼板であり、
その性能をさらに高めたのがエスジーエル鋼板なのです。
軽くて丈夫で錆びにくいエスジーエル鋼板は、今後もますます需要が伸び、屋根リフォームの主力製品としてガルバリウム鋼板を越える日もそう遠くはないでしょう
(๑•̀ •́)و✧関連記事➤
【エスジーエル(SGL)鋼板】ガルバリウム鋼板に変わる次世代の屋根材
いくつかのメーカーさんよりエスジーエル鋼板製の屋根材が販売されてますが、今回は金属建材のトップメーカーであるアイジー工業さんの「スーパーガルテクト」をご紹介しましょう。
スーパーガルテクトは2016年に販売が開始されました。
「え?割と最近じゃないの?」と思われるかもしれませんが、ガルバリウム鋼板を改良したエスジーエル鋼板が誕生したのが2013年ですので、3年後には屋根材として製品化されています。
スーパーガルテクトの特徴
<錆にくい>トタンと比べて約4倍の防錆性があります。
<軽い>日本瓦が1㎡あたり約60㎏の重さに対し約6㎏、1/10の重さしかありません。
<長期にわたりメンテンス不要>耐食性はガルバリウム鋼板の約3倍、塩害に強く高い遮熱・断熱効果で温度上昇を抑えます。
<安心の長期保証>塗膜15年保証・赤錆び20年保証・穴あき25年保証
意匠性にも優れたスーパーガルテクトは、カラーバリエーションも豊富です。
計6色!実際に当店で行った施工現場景観を15件ご紹介します!皆様ならどのカラーがお好みですか?(^o^)/
スーパーガルテクトSシェイドワインレッド(茨城県ひたちなか市にて施工・総額156.2万円)
施工記事➤
ひたちなか市で錆に強い金属屋根材であるSGL鋼板での屋根カバー工事当店では、汚れがあまり目立たない印象の
チャコールが一番人気です。
一昨年に発売されたワインレッドや、どんな
外壁色にも合わせられるブラウンが二番人気でしょうか。
屋根カラーを選択する際は、外壁との色味の兼ね合いもけっこう大切なポイントです。
屋根カバー工法では足場を架けるため、一緒に外壁のメンテナンスを行う方も多いようです。
メンテナンスのサイクルがほぼ同じであれば、
足場の設置が一度で済みますので、別々に工事をするよりも得策かもしれませんね
(˶ᵔ ᵕ ᵔ˶)屋根と外壁を同時に施工すると、
「まるで新しい家に生まれ変わったみたい」と感想をいただくことがあります。屋根も外壁もカラーをがらりと変えて、
大幅にイメージチェンジをするのもリフォームの楽しみですね。
いつもお客様にお話しするのですが…流通量が少ない(売れていない)商品は、流通量が多い(売れている)商品よりも廃盤になる可能性があるということです。
製造中止になってしまった影響でメンテンス方法が限られ、同じ屋根材が入手できないために、部分補修もままならないケースを今までたくさん見てきました。
その点ロングセラー商品は、モデルやカラーが変わっても商品自体がなくなることはなく、代替品や後継品も発売されています。一風変わっためずらしい屋根もとても魅力的ですが、30年・40年と長く使用する屋根材だからこそ、後々の補修やメンテナンスを考えて選んでみてはいかがでしょうか。
大半の住宅は50年~60年は住めるように作られていますが、
築20年~30年で屋根の全面的なメンテナンスは必要になってきます。
一度カバー工法を施した屋根の次の改修となると、屋根工事よりも家の建て替えなどを検討される方が多いでしょう。
家を建てられた当初は30代のご夫婦も、50年~60年経てば80代~90代になり、
家族構成やライフスタイルも大幅に様変わりしています。
何度も手を入れることなく、長きにわたって家を守ってくれる耐久性のある屋根材を使用した屋根カバー工法を、当店では自信をもってお勧めしています!
ご自宅の無料調査には屋根を熟知したスタッフが伺いますので、街の屋根やさん水戸店に安心してお任せくださいね
٩(ˊᗜˋ*)و*関連記事➤
茨城県内全域対応!調査から見積りまで無料で承ります
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