ホーム > 那珂市で強風により瓦浮きが発生!火災保険での申請をアドバイス…
那珂市で強風により瓦浮きが発生!火災保険での申請をアドバイス
更新日:2023年4月11日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は那珂市で行った瓦屋根の調査の模様をお届けいたします。
ご近所で工事をしているという瓦業者さんから、「屋根の瓦が浮いている」との注意を受け、お客様ご自身も地上から確認したところ、ちょっとおかしい…と気が付かれ、当店にご相談を寄せてくださいました。
訪問業者さんに屋根の不具合を指摘されたのがきっかけで、ご相談をいただくケースはけっこう多いのですが、本当によくない状態になっている住宅は6割、特段問題がない住宅は4割といった現状でしょうか…( ´•ᴗ•ก )
早速那珂市のお客様宅へお伺いすると、遠目でも瓦の浮きが確認できました。
通常は二連梯子を架けて2階の屋根に上がりますが、当日はかなりの強風で倒れてしまう危険性もあり断念…!
立地的に近隣に風を遮るものがなく、屋根は4方向からまともに風が当たる環境です。ご依頼主様に了解をいただいてベランダまで脚立を運び、雨樋を傷付けないように養生した上で屋根に登りました。
取りあえず屋根の頂点までたどり着きましたが、立っているだけでも絶え間なく吹き付ける風に体が浮き、今にも煽られそうです。
不具合が起きている場所はもう少し先ですが、屋根の傾斜は6寸で約31度。
いわゆる急勾配と呼ばれる角度で、強風に晒されながら少々後悔(>_<。)
しかし、近くで状態を見極めないことには見積りも提出できず…ここは意を決していつもよりもゆっくり慎重に進み、浮いている瓦を確認しました。
地上からもはっきり見えた瓦浮きは、南西に面した屋根で発生しています。
屋根材は波形ではなくフラットなタイプの平板瓦ですが、所々で浮きやずれが認められました。
屋根材は一部が浮いてしまうと、隙間部分にさらに風が入り、隣り合った瓦も影響を受けて浮き始めてしまうのです(;°-°;))
現在は新築住宅を対象に、台風や地震による飛散落下を防止するため、全数の屋根瓦に釘などでの固定が義務化されています。
しかし今回の住宅は約築15年ですので、瓦留めは数枚につき一枚程度の割合だと考えられました。
この状態で放置した場合、浮きやずれが進行した結果、瓦が落下して二次被害に繋がる可能性も出てきます。
急勾配とされる6寸の角度から滑り落ちる瓦…想像しただけでも恐ろしい事態です(꒪⌑꒪.)!!
南西以外の屋根面にも、同様に浮いた瓦が見つかりました。
平板瓦はそこそこ重量はあるものの、突風のような瞬間的に吹く強い風は、小さな竜巻と言えるほどの威力があります。
1年前に外壁塗装を行った際に、屋根は特に問題ないと担当された業者さんに言われているそうですので、それ以降に瓦浮きが起こったのかもしれません。
風災であれば、自然災害として火災保険に申請が可能です。
保険会社さんに相談してみてはいかがでしょうか?と、お客様にアドバイスさせていただきました。
強風と傾斜に気を付けながら、他も見て回ったところ、大きくずれた谷瓦を発見しました。
2方向の屋根が合わさる部分を谷樋や谷板金と言いますが、谷に合わせて斜めに造られた瓦が谷瓦です。
谷樋は雨水を集水する雨樋のような機能を持ち、奥まった位置にあるため不具合を起こしていても分かりにくく、雨漏りのリスクが高い場所の一つです。
ずれて谷樋に飛び出してしまった谷瓦は、早めに対処する必要があります。
火災保険は火災による被害だけではなく、他にも落雷や雹災などの自然災害も補償の対象となります。
【火災保険適用の要点は二つ!】
①自然災害による被害かどうか?
②自然災害による被害が3年以内かどうか?
※経年劣化は対象外・申請期間は3年以内※
当店も「火災保険が使えるのではないか?」といった問い合わせをいただきますが、調査で経年劣化と判断した時は、申し訳ありませんがお断りしております。
逆に自然災害だと認められる現場では、火災保険の活用法をアドバイスしています( ´͈ ᵕ `͈ )
◎保険会社または代理店へ連絡◎
申請に必要な調査報告書や見積書は当店で作成いたしますので、保険会社さんまたは保険代理店さんにはお客様ご自身で連絡を入れてください。
あとは先方の指示に従って所定の書類をやり取りしますが、当店の報告書は被害状況を詳細に明記していますので、簡易的な記載のみで済むことが多いと思います。
調査を終えて数日経ったころ、お客様より「保険証券を探してもない…加入していないようです」とお電話をいただきました。
家を購入する際は、住宅ローンとローン年数分の火災保険料金を加算してローンを組むケースがほとんどです。
ご自宅に証券がないから入っていないのではなく、金融機関さんが質権設定をして保管している場合もあります。そのようにお伝えしたところ、無事火災保険加入者であることが分かりました(*´∀`*)
火災保険の適用が認められるか否かは、保険会社さんに決定権があり、施工会社では決められません。
認定の可否は分かりませんが、申請が受理されればお客様の実質負担は軽減されるでしょう。
屋根の工事を行うだけが仕事ではなく、お客様に無駄のない屋根修理をご提案するのも街の屋根やさん水戸店の務めだと考えています
(•̀ᴗ•́)و ̑̑火災保険はあくまでも原状回復が目的です。正しく理解して正しく活用しましょう!
関連記事➤
最新版】火災保険が適用される屋根工事関連記事➤
茨城県内全域対応!調査から見積りまで無料で承ります
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。