ひたちなか市で外壁の剥離部をゆず肌模様で下処理しヒビはクラック補修
更新日：2022年11月26日
剥離が縦筋のように入った外壁です。
このような剥がれがそこかしこに見られ、クラック（ひび割れ）も起こっていました。
屋根工事と外壁塗装を同時に行う場合は、①外壁塗装→②屋根工事という順番が適切です。
もしなんらかの理由で手順が逆になった時は、万が一新しい屋根に塗料が付着してしまっては大変ですので、養生をしっかりと施す必要があります。
今回の外壁は、前回の塗料の乾燥が不十分だったのでしょうか？
外壁には壁紙が剥がされたように捲れていた部分も複数ありました(｡•́ - •̀｡)
目地やコーナーの部位に多く発生しているので、コーキング材によるブリード現象が起こっていたのかもしれません。
塗装工事を行う際にはそのまま塗料を塗るのではなく、下処理がとても大切です！
塗装作業に入るまでの工程の方が実はとても重要なんですよ(^o^)丿
先ずは、塗装前に必ず行う下処理の一つが高圧洗浄です。
業務用のエンジン式高圧洗浄機を用い、長年の汚れや付着物を一気に取り除きます。
高圧洗浄で洗い流す汚れは、「埃や泥・傷んだ古い塗膜・コケやカビ」などですが、なぜ塗り直す前に手をかけて洗浄しなければならないのでしょう(ㆆ ㆆ ).｡o？
それはズバリ！汚れたままで新しい塗料を塗っても綺麗に仕上がらないからです。
壁に不要なものが付着していると塗りむらができ、塗料と外壁材が密着不足を起こした結果、通常よりも早期に塗膜が剥がれる…という事態に陥ってしまうのです。
塗装を長持ちさせる意味でも、洗浄は必要不可欠な作業なのです！
雨樋を洗浄中
雨戸を洗浄中
高圧洗浄が終了した後は十分な乾燥期間を設け、次の下処理に入る前に、サッシ窓など塗装を行わない場所に塗料の垂れや飛散を防止するためビニールでしっかり養生します。
下処理の第二段階は、クラック（ひび割れ）の補修です。
モルタル外壁や吹付外壁に発生したクラックに使用するコーキング材は、ウレタンもしくは変成シリコンを使用します。
※非粘着性のシリコンシーラントは塗料が付きませんのでご注意くださいね※
外壁の剥離部には、ゆず肌模様で仕上げを行いながら下処理をします。
剥がれた素材面がしっかり接着すように、下塗りの強化プライマーを事前に塗布しておきます。
今回はゆず肌専用のローラーを使い、剥離した外壁に凹凸の模様を付けながら塗料を密着させていきます。
よく見ると、使用しているローラーが違いますね(✪-✪)✧
ローラーは毛の種類・毛の長さ・幅や大きさ等々、多様なタイプに分かれ、外壁の状態や微妙な凹凸によっても選ぶものが異なってきます。
なかなか奥が深いローラーですが、塗装職人は現場の状況に即した判断で選択しています。
それぞれの現場に合わせた建材チョイス、アイテムチョイスも仕上がり具合やできばえの良し悪しに直結するんですね(*'∀'*)୨
今日は「外壁の剥離部をゆず肌模様で下処理しヒビはクラック補修」と題して下処理を中心にお届けしましたが、後日次の工程を書かせていただきますので、今しばらくお待ちくださいね(^^*♪
現在は下塗りが終わり、着色1回目の中塗りまで進んでいます。
この後は着色2回目の上塗り（仕上げ塗り）を行い、付帯部塗装を実施していきます。
全ての塗装工程が完了次第再度お知らせしますので、またお付き合いいただければと思います！
街の屋根やさん水戸店では、屋根を始め外壁や様々な住宅のお悩みにお応えすべく、熟練の職人を取り揃えております。茨城県全域で無料調査を実施していますので、お気軽にお問合せくださいね(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾
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