ひたちなか市で屋根の棟板金を外すと木製貫板が漏水腐食していました
更新日：2022年10月14日
そんな大切な棟部分の下地である木製貫板に、漏水による腐食が発生していました。
棟は、屋根の継ぎ目を保護する役割も担っているので、時として不具合が発生すると、雨漏りリスクにも直結してしまいます。
今現場は全面の屋根工事を行いますが、今回は棟板金にスポットをあて、御報告していきますね(^o^)／
棟板金を撤去すると、下地の貫板が顔を出します。
建材をビスや釘等で固定する際は、下地が必要です。
今回のひたちなか市の現場の棟板金下地は、木製の貫板が使用されていましたが、漏水跡が色濃く残っていました(>_<)
木材に雨水を吸収していた木製貫板は、腐食が進行して木割れも起こしています。
この下地の状態で、ビスや釘を留めても、強度は保たれないのは言うまでもありません( ;∀;)
更に、貫板を撤去していくと、屋根の頂点部の継ぎ目が現れます。
平部の屋根材は、軒先側から重ねながら葺かれているので継ぎ目は覆われていますが・・・
屋根の頂点部や傾斜と傾斜の接合部分には継ぎ目が出来てしまいます。
そしてそんな継ぎ目を覆うように保護し、雨水の浸水を防いでいるのが棟板金です。
屋根塗装で板金部は塗装できますが、残念ながら下地の貫板の不具合は改善されません。
板金の熱伸縮による固定具抜け⇒ 棟板金浮き⇒ 貫板まで漏水⇒ 更なる固定具抜け
毎年、多くの住宅で棟板金の飛散や、棟部からの雨漏り相談を頂きますが、その殆どが築後20年～30年で発生していますので注意が必要です。
屋根塗装時や住宅メンテナンス時に、状況によっては交換を検討するのも必要かもしれません(^o^)丿
屋根の上で徐々に進行している不具合は、お客様自身では中々気づきにくい所・・・
10年に一度程度でよいので、屋根業者に点検してもらうようにして下さい。
当店で棟板金部の工事を行う場合は、下地貫板に樹脂製貫板を使用するのが標準施工です。
屋根の弱点を弱点のまま残さず、せっかくの屋根工事実施のタイミングで弱点を強化するのが当店流(^^♪
最善の建材チョイス！万全な漏水対策を施してこその屋根工事です。
屋根工事をご検討の方は、費用だけに捉われず、心底納得の行く屋根工事を選択して下さいね。
ひたちなか市の現場の、実際の棟下地施工状況です。
樹脂垂木を設置し、樹脂垂木に雨水が廻らないように捨て谷板金を設置！更に新しい屋根材にも立上りを作り、雨水が下地まで届かないように何重にも漏水対策しています。
今までの木製貫板と比べ、その漏水対策の違いは一目瞭然でしょ(^^♪
屋根が完成すれば、全て見えなくなる部分ですが・・だからこそ大切なんです。
ひたちなか市の屋根工事現場は、まだまだ道半ば！
今日は、棟板金下地である、木製貫板の漏水腐食にスポットをあて、どの様に改善していくかまでをお伝えしてみましたが如何でしたか！？
屋根工事は、一に漏水対策！二に漏水対策です。
屋根工事をご検討の方は、ぜひ今回の記事を頭の片隅に入れ、参考にしてみて下さいね＼(^o^)／
茨城県で、屋根工事の事なら街の屋根やさん水戸店！
ご相談・調査・お見積りまで無料で行いますので、ぜひ当店の無料点検も御活用くださいませ。
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