ホーム > 茨城県内の体育館屋根での雨漏り相談!とても大きな金属屋根です…
茨城県内の体育館屋根での雨漏り相談!とても大きな金属屋根です
更新日:2022年7月6日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日お届けするのは、茨城県内の体育館の調査の模様です。
複数の箇所より雨漏りがするとのことで、当店のHPで倉庫や工場の大型施設での施工実績をご覧になり、今回ご相談をいただきました。
早速現地に赴きご依頼の施設を調査します!(^^)/
こちらの施設はバスケットコートが2面あり、バレーボールやバドミントン等のコートも設営できる規模の体育館です。
武道場にも使われ、トレーニングルームも併設している立派な施設ですが、雨漏りが発生しては競技にも支障が出てしまいますね。
2階部分の両側に観戦スペースがあるため、天井を見上げただけでも相当の高さに感じました(゚ロ゚*)
館内のと天井の様子を見させていただいた後、実際に屋根に登り調査を開始します。
大型の施設だけあって、地上から屋根までは8~10m!
外階段の踊り場を拝借して梯子を架け、慎重に屋根を目指します。
体育館の屋根は金属製の縦葺きの瓦棒屋根です。
調査後にいただいた図面を計算すると1500㎡を超える大きさで、屋根に上がった瞬間はあまりの巨大さに驚いてしまいました(⊙⊙;)
平均的な一般家庭の屋根は80~100㎡なので、20倍近くはあるでしょうか?
ぐるりと見渡してまず目についたのは、軒先近くの金属屋根の捲れです。
捲れた箇所は屋根の先端部で、軒先側のどぶ溝へ緩衝した部位です。
以前なんらかの不具合が起こったらしく、両端が防水テープで補修され、防水塗料を塗った跡がありました。
体育館の屋根は、一番高い位置の棟から軒先までを一枚物の金属屋根材で葺き、横方向に繋げていく「縦葺き」です。
通常一枚物で葺けるのは16mが最長です。ところが今回は棟から軒先まで16.5m!
50cm程度継ぎ足した屋根材の内部
劣化により傷みが進行した防水紙
屋根の面積が広い大型施設は、全面的な修繕は日数も費用もかさむため、補修を繰り返している場合が多いのですが…(´๐_๐)
部分的な修理や補修はあくまでも一時的なもの。
残念ながら根本的な問題が解決されているわけではないのです。
捲れた屋根材の下を確認したところ、傷みが進み破損した防水紙が見つかりました。
私たちが日常目にする屋根材の下には、必ず
「防水紙(ルーフィング)」が施工されています。
これは一般住宅も体育館のような大型施設も同様で、
屋根材が一時防水の役割を持ち、
防水紙が二次防水の機能を果たしているのです。
仮に屋根材が損傷を受けたとしても、防水紙が無事であれば雨漏りは起こりません。
それ故に、もし防水紙に破損等の不具合が生じた場合は、雨漏りの危険性が非常に高くなります。
関連記事➤
雨漏りを防止する屋根の防水紙の重要性
他にも気になったところは「棟」です。
屋根面同士が交差する最も高い位置にある棟は、風雨の影響を一番受けやすく、雨漏りのリスクが高い部位だと言われています。
元々は換気扇が取り付けられていましたが、数年前に撤去した後は、棟を新たに増設する形で跡を塞いだとのことです。
よく見ると、使用しているのは木製の合板で防水塗装が施されていました。
今回の雨漏りは一箇所ではなく、北流れ屋根や南流れ屋根にも広範囲に点在して起こっています。
できれば木製ではなく金属で作り直したいところですが…σ(・´-・`*)
金属屋根の一部分は以前補修を行ったらしく、塗膜防水が施されていました。
幸いまだ綺麗な状態で、防水効果が十分に発揮されているようです。
ただし、手が入れられていない場所は塗膜の剥がれや錆が見られました。
金属屋根の塗膜剥がれ
所々に発生した錆び付き
金属屋根は一般的に、色褪せ・錆・浮き・へこみ・塗膜剥がれが起こると要注意と言われています。
今回の現場では、特に表面に塗られた防水用の塗膜の剥がれや、赤錆の発生が目立ちました。
特に錆は金属にとっては大敵です!
腐食が進まないうちに、なにかしらのメンテナンスは必要でしょう。
無料調査は通常約1時間、住宅家屋であれば十分な時間ですが、この規模の屋根を細かく点検するには難しい状況です。
また高さがある体育館の天井裏の確認には、室内用の高所作業車等の持ち込みも検討しなければなりません。
残念でとても心残りですが、予定の時間を少々オーバーして点検を終了しました(_ _。)
今回は完全に破損していたのは、軒先近くの屋根材が捲れていた一箇所です。
捲れを直し塞いで修理すれば、ここからの雨漏りは取りあえずおさまると思いますが、
雨漏りが点在している箇所は解決には至りません…
(>_<。)
この大きな体育館屋根で、雨漏りの状況をくまなく調査する場合には時間と人数が必要です。
今回の現場は室内足場や散水調査は有料になるため、まずは調査のためのお見積りを提出します。
関連記事▶
雨漏り箇所を確実につきとめる散水調査また部分的な修繕ではなく、大元からの解決を希望されるのであれば、
新たな防水シートを敷設する屋根カバー工法も検討していく必要があると思いますので、併せて熟考してみて下さい。
関連記事▶
今の屋根の上から新しい屋根を重ねる【屋根カバー工法】
街の屋根やさん水戸店は、一般住宅から工場等の大型施設にも幅広く対応しています!茨城県内全域でご相談・調査・見積りまで無料で行っていますが、今回の体育施設のように大型屋根に関しては無料点検の範疇を超えてしまう場合があります。何卒ご了承くださいませ
<(*_ _)>
茨城県で屋根工事をお考えなら、街の屋根やさん水戸店へ!
お客様に分かり易く、現場の状況を鑑みた無理のないアドバイスをさせていただきます(^o^)/
無料点検➤街の屋根やさんの無料点検でお住まい全体の不安も解消!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20
電話 0120-989-742
E-Mail info@kishida-kougyou.com
有限会社岸田工業
〒301-0000
茨城県龍ケ崎市六斗蒔8956-5
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。
街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。
お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。
弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。
弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。