茨城町で雨漏りに伴う屋根工事契約前に再確認の散水調査を実施
更新日：2022年4月26日
先ずは、雨漏りの状況について振り返ります。
雨漏りが発症したのは二階のリビング天井で、窓際から中央部にかけて広がり、等間隔に雨染みがありました。
天井裏に敷設された断熱材
断熱材の隙間からの漏水が雨染みの原因
雨漏りが発症している上部には、増築に伴って谷板金が設置されていました。
窓際から中央部に向かって設置されている方向が、雨染みの発症箇所とリンクしています。
初動の無料調査（約1時間）時には、室内の雨漏り状況を確認した上で屋根に登り、計測しながら細かく施工状況の確認をし、凡その検討を付けた上でお見積書を提出しますが100％の原因追及ではありません。
その為、雨漏りが伴う場合は、お申し込みをいただく前に散水調査を実施するのが当店流！
漏水原因が確実に判明すれば、費用を無駄に使う事もなくお客様も安心して工事依頼が出来ます(^^♪
今回の散水調査は、屋根に1名の他に室内確認用でもう1名帯同させています。
2階の屋根までホースを伸ばし（25ｍホースで殆どの住宅は対応可能）、部分的に確認するため、養生シートで塞き止めながら実施していきました。
室内の確認スタッフとは、携帯音声をつないだ状態で散水を開始します！
屋根上スタッフ『行くよ～』・・室内スタッフ『は～いOKです』
そして、一番怪しいと睨んでいた部位に、ピンポイントに散水を開始！
『ポツポツしてきました～』と、室内のスタッフから応答がありました。
一番色濃く雨漏り染みが発生していた箇所で漏水確認です。
雨漏りの一番の原因は、増築のために設置された谷板金と母屋の腰屋根の外壁緩衝部です。
外壁と屋根の接合部（雨仕舞※あまじまい）は、住宅で最も雨漏りが発生しやすい箇所。
関連記事▶雨漏りを防ぐ為に、最も重要な雨仕舞
そして、増築した事によって設けた谷板金の漏水対策が、経年によって不具合をきたしたのだと思われます。
この部位を修理するには、矢継ぎ早な修理では改善しないので、今回の工事実施内容がやはり必要！
散水調査の様子を終始見られていたお施主様にも、納得して頂いた上で御契約を頂きました。
屋根工事や雨漏り修繕工事は、根拠がある上で実施する事が何よりも大切だと当店は考えます。
全く同じ工事内容や施工技術であれば、1円でも安い方を選択するのは私も消費者の一人として理解できますが、お客様が普段目に出来ない部分や専門分野は、それだけでは語れない物が多くあるんですよ(^^♪
街の屋根やさん水戸店は、茨城県内全域！相談・調査・お見積りを無料で賜っております。
屋根でのトラブル発生時には、ぜひ街の屋根やさん水戸店を思い出して下さいね。
お客様のためを考え、全力で応援させて頂きます＼(^o^)／
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