ホーム > 笠間市の屋根葺き替え工事現場で雨漏りのメカニズムを実況解説

笠間市の屋根葺き替え工事現場で雨漏りのメカニズムを実況解説
更新日:2022年3月5日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日はお届けするのは、以前お伝えしたホームセンターさんとの競合で受注させていただいた笠間市の屋根葺き替え工事の現場からです。
セメント瓦の解体と撤去作業の模様をお届けするとともに、
「雨漏りはなぜ起きるのか?起きてしまった後はどこを補修したらいいのか?」などなど、雨漏りのメカニズムについても併せて解説していきたいと思います。
現場調査の模様➤
笠間市の屋根葺き替え見積もりはホームセンターさんとの競合
屋根葺き替え工事とは、古い屋根を解体・撤去し、新しい屋根材に葺き替える工事です。
今回はセメント瓦からSGL(スーパーガルテクト)に葺き替えます。
工事の手順としては…
「足場の設置→セメント瓦の撤去→野地板・防止紙の張り替え→SGLの設置」という流れになります。
葺き替え工事は、屋根材のみを交換するのではなく、野地板や防水紙(ルーフィング)といった普段手入れのしにくい部分も同時に張り替えることになります。
まず、足場の架設から取りかかります。
3名の足場職人が手際よく組み立て、最後に養生シートを設置して終了です。
「防塵」も兼ねたこの養生シートは、古い屋根材を解体する際に埃や粉塵が飛散しないよう、保護する役目も担っています。
今回はセメント瓦を全て撤去するためユニック車を使用しました。
ユニック車とは、クレーンを装備したトラックの通称です。
重量物を簡単に上げ下ろしができるため、建築現場ではとても頼りになる車です (๑•̀ - •́)و✧
屋根と屋根が接合する棟から解体
平部のセメント瓦を順番に撤去
解体は頭頂部から順に行うことが原則なので、まず屋根面同士を繋ぎ合わせている棟瓦から解体を始めます。
続いて平面のセメント瓦を、棟に近い方から一つ一つ剥がしていきます。
軒先からでも取り外せますが、上方に残された瓦が滑り落ちてくる危険性を回避するための手順です。
ここ数年は雨漏りがひどくなっていましたが、40年もこの家を守っていたのかと思うと、役割を終えた屋根材1枚にも感慨深いものがありますね(´-`).。oO
解体したセメント瓦をフレコンバッグに詰め込み →
→ ユニック車のクレーンで下まで降ろします
フレコンバッグ(正式名称はフレキシブルコンテナバッグ)は、原料や製品等の輸送や保管、分別といった多様なケースに対応した袋状の包材です。
1トン程度の重さにも耐えられる丈夫さと、未使用時には折り畳むことができるため、建築現場でもよく使われている袋です。1枚でもかなり重量があるセメント瓦をどんどん積み込んでも破れる心配はありません。
そして足場の架設でも活躍したユニック車で、袋詰めしたセメント瓦を次々と降ろしていきます。
雨漏りの最大の原因でもある防水紙(ルーフイング)です!
長年頑張ってくれましたが、すっかり乾燥しきった状態で、手で触れるとボロボロに崩れてしまいます。
目視でもかなりの破損が見受けれ、この状態では雨漏りを防ぐ事は残念ながらできません( ;∀;)
こちらのお宅は、今までメンテンスらしいメンテナンスをしてこなかったため、40年分のおびただしい量の埃が屋根に蓄積されていました。
瓦を1枚外すごと粉塵が舞い上がりましたが、防塵ネットのおかげで近隣にお住いの方々にご迷惑をおかけすることなく、作業を終えることができました。
屋根を解体する際、業者さんによってはユニック車を使わず、トラックにそのまま投げ入れる場合もあるようです。当店では解体時の塵埃の飛散を抑えるよう、現場に則した対策を施しています。
葺き替え工事の基本である屋根材の解体と撤去作業が終了しました。
では、続いて雨漏りのメカニズムの解説に移りたいと思います。
雨漏りが起こる原因は様々ですが、メカニズムを知ることでその後の対策が大きく変わってきます。
多くの雨漏りは屋根材の劣化や破損、ずれから始まります。
屋根からの雨漏りは、隙間から入り込んだ雨水が防水紙や野地板を通り抜け、室内まで及ぶ現象です。
雨漏りが起こるか起こらないか…実は屋根材の下に敷かれた防水紙が深く影響しています。
①野地板(下地) ②防水紙(ルーフィング) ③屋根材
通常屋根は下からこのような順番で葺かれています。
「雨漏りがするのは屋根材が壊れてしまったから」
そうお考えの方も多いのではないでしょうか?
もちろん屋根材は大切ですが、それだけでは完全に雨水を防ぐことはできません。
実際は屋根材の下に敷きつめられた防水紙が、雨水の侵入を防止しているのです。
極端な話ですが、仮に屋根材がなくなってしまったとしても、防水紙が無事であれば雨漏りは起こりません。
雨水の侵入防止という重要な役割を果たしているのが防水紙です。
今回は笠間市のセメント瓦屋根の解体・撤去作業の様子と、雨漏りのメカニズムについて2本立てでお届けしましたがいかがでしたか?
工事をご依頼いただいたお客様は、長年雨漏りに悩んでいらっしゃいました。
微補修を繰り返しては、ずっとだましだまし生活をされていましたが、「もっと早くちゃんとした補修をすればよかった」とおっしゃっていたのが印象的でした。
現在、葺き替え工事は野地板の増し張りまで進んでいます。
この後は施工事例でお伝えしますので、引き続きよろしくお願いいたします(*ᴗˬᴗ)⁾⁾⁾
街の屋根やさん水戸店では、点検・調査・お見積もり・ご相談は全て無料です!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane-mito@efc-fy.co.jp
株式会社イーエフシー
〒310-0805
茨城県水戸市中央2丁目10番26号カーサモンテ3F
茨城県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail yane@okanokougyou.co.jp
株式会社岡野工業
〒300-0332
茨城県稲敷郡阿見町中央1丁目4-8 102号
電話 0120-989-742
E-Mail yane@kasumibisou.com
株式会社霞美装
〒300-0013
茨城県土浦市神立町682−20


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。