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水戸市で雨漏りの原因を突き止める!散水調査を実施
更新日:2021年10月22日
茨城県の皆様こんにちは、街の屋根やさん水戸店です。
本日は、水戸市内で行いました散水調査の模様をお届けいたします。
散水調査とは?
シャワーホース等を用い、実際の雨を再現することで雨水の侵入口を見つけ、
雨漏りの原因を特定する調査です。
単に怪しい箇所に水をかけるのではなく、様々な状況を想定しながら水量や水圧、
水をかける時間などを変えていきますので、経験や技術力を要する調査方法です。
雨漏りの修理を行う際、この散水調査はとても重要です。
今回のお客様のご相談内容は、天井の雨漏りについてです。
室内を拝見したところ、水分を含んでぶよぶよになった天井材と、廻り縁(天井と壁の
境目に取り付ける部材)の下に雨染みが広がっていました
実はお客様は以前、他の業者さんにも同様の依頼をしていました。
業者さんとのやりとりを簡単にまとめてみました。
↓ ↓ ↓
ご相談内容(今回と同様) | 天井の雨漏りと壁の雨染み |
最初の調査依頼 | 「検索エンジンの一番上」に表示された業者さんに調査を依頼 |
調査の結果 | 20分ほどぐるりと家の周りを見た後、「増築した部分の2階の屋根からの雨漏りでしょう」と言われ、その場で30万円程度と金額を伝えられた |
その後 | 1ヶ月間連絡なし → 当社に改めて調査を依頼 |
他業者さんより「雨水の侵入口」と指摘を受けた場所から調査を開始します。
(私は、限りなくこの場所では無いと思っていましたが、検証する為に実施しました)
元々の2階の屋根と、増築した部分の屋根が重なり合っています。
他業者が屋根修理を行おうとしていた部分へ、シャワーホースで水をかけていきます。
なかなか結果が出ないため、お客様に了解をいただいた上で瓦を外し、
悪条件=より雨漏りが起こりやすい状態にして、さらに水をかけ続けました。
しかし・・
いくら待っても、屋根からかけた水が浸み込んできません!
ゆっくりと少しずつ漏れる場合もありますので、かなり時間をおきましたが、やはり水漏れの痕跡は確認できませんでした。
何を根拠に、他業者さんがここを修理しようとしたのか、私には理解できませんね(;´∀`)
無料調査は1時間程度が限界なので、残念ながら今日はここで一旦終了!
有料にはなりますが5日後に改めて散水調査を行わせて頂く事でお客様には了承を得ました。
今日こそはなんとしても、雨漏りの原因を突き止めなければなりません。
前回の散水調査と並行して、他の屋根周りも調査していました。
「ここはどうだろう?」という場所を見つけていましたので、早速確認を行います。
元々の建物と増築した建物の壁の取り合い
外壁の接合部には透明のコーキング材
「取り合い」とは、部材同士の接続の仕方や、接合の状態を言います。
元々の建物の1階の屋根と2階の外壁に、増築した建物が接合した部位が怪しいのではないか?
そう考え、再度詳しく状態を調べました。
接合部に施された透明のコーキング材は、隙間やひび割れを見つけたご主人様が
補修をされたとのことです。やはりこの辺りが怪しいですね・・。
元々の建物の1階の屋根と2階の外壁の取り合いです。
茶色の雨押え板金の下に詰まっているのが「葺き止め漆喰」です。
見たところ漆喰の量が多く、上からしっかり被せられるはずの雨押え板金や、
瓦と漆喰を固定する半瓦が、詰まり過ぎの漆喰に押され浮き上がっています。
当初の予定通り、コーキング材で補修したところから葺き止めにかけて
散水調査を実施することにしました。
【高圧洗浄機を用いる理由】
前回、庭の水道をお借りして散水調査をしまし
たが、水圧が弱かったため、今回は高圧洗浄機
を使用しました。
【注意】
本来、自然な降雨の状況を再現しながら調査を
行うため、通常は使用を控えています。
天井裏に浸み込んだ水→じわじわと広がっています
1階の屋根と2階の外壁の取り合いに放水した結果、ようやく雨漏り箇所を特定することができました!
雨漏りの原因
「毛細管現象」をご存じでしょうか?
簡単に言えば、細長い空間の中を液体が上昇または下降する物理現象です。
この現象が引き起こすものの一つに、雨漏りが挙げられます。損傷や経年劣化により生じた
小さな隙間やひび割れに雨水がたまり、毛細管現象で家の中に侵入していくのです。
今回の雨漏りは、葺き止め漆喰の詰め過ぎも原因の一つですが、、はっきりした事は葺き止めを解体しない限り分かりません。
ただ、この部分を改修すれば、雨漏りが改善されるのは明らかです\(^o^)/
漆喰の詰めすぎも、水を呼んでしまいます!
適量を間違えない知識や経験のある屋根業者さんに依頼しましょう。
葺き止めの長さは3.6メートルです。
漆喰は一旦全部撤去し、防水シートは重ねて葺き、外壁に這わせるようにL字型に張り、
雨仕舞いをしっかり施します。雨押え板金も新規に取り付け、取り合いのコーキングも
打ち替える内容で、工事のお申し込みをいただきました。
因みに、最初に調査した業者さんの6割程度の金額です。
散水調査は有料調査ですが、散水調査費+今回の屋根工事費用を合計しても、最初の業者さんよりは安価で済んでいます!
勘だけで行う屋根修理と、原因を特定した上での屋根修理!
御覧の皆様はどちらを選択されますか・・?
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