こんにちは、「街の屋根やさん西条・新居浜店」の丹 基徳（たん もとのり）です。
前回、屋根調査で雨漏り原因を調べた今治市の木造2階建て住宅の屋根葺き替え工事をはじめます。

前回の屋根調査のブログ
「今治市で二階屋根の雨漏りにお困りのお客様より屋根葺き替え希望」

まずは雨漏り原因の既存のセメント瓦を解体撤去します。古く劣化した防水紙を剥がして新しく防水性に優れる防水紙「ゴムアスルーフィング」へ張り替えて、棟には夏の暑さ対策と冬の結露対策に役立つ「換気棟」を取り付けます。

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「今治市で屋根工事、雨漏り修理の相談なら街の屋根やさん西条新居浜店」

【今治市・セメント瓦の解体撤去】雨漏り原因のセメント瓦の撤去

それでは屋根葺き替え工事をはじめていきます。
まずは雨漏りの原因となっている二階屋根のセメント瓦を解体撤去します。
棟から順番に剥がしていき、とった瓦はトラックに積み込み処分場へと運びます。

【今治市・セメント瓦の解体撤去】劣化した防水紙の撤去

セメント瓦を撤去すると下に隠れていた防水紙が現れました。昔の防水紙はフェルトと呼ばれる紙なのでボロボロに劣化しており防水性は期待できません。劣化した防水紙も撤去します。
防水紙の下の野地板が確認できます。長年の雨漏りでところどころ変色がみられますが重大な腐食はなくこのままでも利用できます。

【今治市・セメント瓦の解体撤去】防水紙「ゴムアスルーフィング」の施工

野地板の上に新しい防水紙を施工します。耐久性と防水性に優れる「ゴムアスルーフィング」を水下の軒先から上に向って順番に張っていきます。

上下方向に10センチ、左右方向に20センチ以上重ねて防水紙をタッカーで留めていきます。
防水紙を貼り終えると棟に90センチ間隔で耐震棟金具を取り付けます。これは棟瓦の施工の下準備になります。

【今治市・セメント瓦の解体撤去】換気棟で快適な住環境へ

棟の一部に野地板と防水紙を切り取って天井裏の暖まった熱気を排気する通気口を設けます。
この上に「換気棟」の部材を被せてビスで固定します。

換気棟は夏の暑さ対策や冬の結露対策に役立ち快適な住環境つくりにかかせません。
よくお客様からの質問で、「換気棟から雨水が侵入しないのか？」と聞かれます。

換気棟は熱気を排気しますが雨水が侵入しないようになっているので雨漏りの心配はありません。

【今治市・セメント瓦の解体撤去】まとめ

防水紙の施工までおわりました、これで雨が降っても雨漏りの心配はありません。
次回は防災瓦の施工の様子をご紹介します。

次回の防災瓦の施工ブログ
「今治市で地震や台風など自然災害に強い防災瓦で屋根葺き替え工事」

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