松山市で傷んだ屋根下地の屋根修繕をおこないました
更新日：2022年2月23日
【写真左(上)】長年の雨漏りで腐った垂木(たるき)が折れてしまっています。
この垂木とは屋根を支える構造材で屋根の土台と思ってください。
→「垂木は屋根の土台」詳しくはこちら
【写真右(下)】こちらはT様邸の雨漏り原因「谷部分」の真下の様子です。
谷を支える谷木(たにぎ)と垂木(たるき)が両方腐ってしまっていますね。
このまま放置していると屋根が崩壊しかねません。早急に屋根修繕をしましょう。
この部分の瓦・屋根下地を一度解体して垂木(たるき)
【写真右(下
安全の為に
まずは屋根修繕範囲の瓦を解体していきます。
Ｔ様邸の瓦は特に傷んだ所がなかったので
割らないように1枚1枚丁寧に解体します。
→「野地板ってなに？
【写真左(上
破風板(はふいた)とは風の影響を受けやすい屋根の端部を保護するために取り付けられる幅広の板です。
今回はこの破風板も新しく取り替えます。
【写真右(下
軒先部分がボロボロに腐った垂木・谷木が見えてきましたね。
屋根を支える大事な部分です。
この谷木は谷部分の芯材で
【写真右(下
折れていた垂木は交換するんですが
既存の垂木に新しい垂木を添えるように取り付ける「抱かせ
広小舞(ひろこまい
この広小舞で垂木の軒先を繋げることで屋根が一体化して頑丈になります。
【写真右(下
横からの雨風に晒されることもある破風板は防腐材を塗って対策しておきます。
【写真左(上
屋根の形に合わせつつ、横の継ぎ目は垂木の上に来るように気を付けます
【写真右(下
以上で松山市T様邸・屋根下地の修繕工事の完成です。
次のブログでは、「雨漏り対策」から「屋根工事完成」までをご紹介しますね。
→次回のブログはこちら『松山市T様邸 屋根補修工事完成』
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