今治市で雨漏りにお困りの隅棟を積み直し修理して雨漏り解消
更新日：2022年1月11日
今回は納屋の雨漏りのお問い合わせをいただきました。
問題の箇所は下屋根の隅棟とよばれる部分です。
雨漏りは放置すると柱や梁など建物にとって大事な木部を腐らせてしまいます。
シミや雨の日の雨音に気づいたら早目の対策が必要です。
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今回は既存の棟を一度解体して正しい施工法で棟を積み直す工事をします。
それでは、まず初めに既存の棟を解体します。
解体した瓦は再使用するので表面についた土を掃除します。
それでは下準備をします。瓦の下に棟金具を屋根下地に取り付けます。
棟金具は基準の糸を張って、糸に合わせて90㎝ピッチで取り付けます。
この棟金具に横筋の鉄筋を通します。こうすることで地震の揺れでも棟が崩れません。
昔は土を使用していましたが、現在は丈夫で耐久性に優れた南蛮漆喰の「シルガード」を使って棟を施工します。
南蛮漆喰と棟瓦を交互に置きます、この時に注意するのが棟瓦を水平ではなく外側に傾斜をつけて施工します。およそ20°くらいの勾配で棟瓦をつけることで、雨水が外側に切れ棟の中に雨漏りしないようにしています。
これで隅棟の積み直し工事の完成です。
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