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新居浜市で雨漏りでお困りのセメント瓦を屋根葺き替えで悩み解消
更新日:2021年6月7日
新居浜市内にお住まいのお客様より「雨漏りしているから修理してほしい」と電話で問い合わせいただきました。引っ越してまだ1か月経ってないそうですが数日前の雨が降った日に雨漏りしたのがきっかけだそうです。
建物は二階建ての切り妻屋根でセメント瓦の屋根です。雨漏りした箇所の上の屋根を点検すると、瓦と瓦の重なりをコーキングで接着して塞いでます。これでは瓦の下に入った雨水が排水できず余計に雨漏りします。
瓦を数枚剥がして下の様子を点検すると防水紙は劣化してボロボロになり防水性能はありません。また屋根全面で同様に雨漏りしているので今回は既存のセメント瓦を撤去して新しい屋根材にリフォームする「屋根葺き替え工事」を提案しました。
>>屋根葺き替え工事とは
それでは屋根葺き替え工事の様子をご紹介します。
まずはじめに既存のセメント瓦を解体して撤去します。こちらのセメント瓦は「S型スレート」と呼ばれる形状で40年近く前によく住宅に使用された瓦です。以前は西条市内や新居浜市内にも製造する会社が数社あり全国的に普及していましたが現在は製造するメーカーはありません。これは建築様式の変化もありますが「S型スレート」自体が雨漏りし易い屋根材の為廃版となりました。
瓦の基材は文字通りセメントからできており、基材自体に防水性がないため瓦の表面に塗装の塗膜により防水性能を確保する必要があり、約10年に一度の塗装メンテナンスの必要があります。
また瓦の重なり部に溜まったホコリやゴミが雨水に触れると毛細管現象により雨水を吸い上げ釘穴から雨漏りします。この現象は屋根塗装では根本的な雨漏り原因が直らず、お客様には
屋根葺き替え工事をお勧めしています。
セメント瓦を撤去すると下の防水紙には雨漏りによるシミが多数ありました。どれも瓦を留めた釘穴を中心に雨水が侵入した痕です。また防水紙も昔の「フェルト」とよばれる耐久性能の低いものだった為劣化して防水性能はありません。
古い防水紙を掃除すると野地板とよばれる木部があらわれます。杉材の野地板は長年の雨漏り被害により木本来の油気がなくなり一部腐食しています。雨漏りに気づかないままで放置したままだと木部を腐食
させるので早期発見と早期対応が必要となります。
>>雨漏りは放置してはいけません!
古く傷んだ野地板の上に新しい屋根下地を作ります。まずは野地板の上に20㎜×45㎜の胴縁と呼ばれる木材を垂木の位置に配置して75㎜のビスで垂木にしっかり固定します。
>>垂木?屋根の構造について
この胴縁の上に構造用合板で屋根下地を作ります。こうすることで構造用合板の下に通気層が確保され合板裏の湿気対策など建物の寿命を延ばすことに役立ちます。
屋根全面に構造用合板を敷き詰めることで屋根全体を面でガッチリ固めて耐震性も向上し、屋根材を留めるビスの固定力も上がり台風など風に強い屋根になります。
屋根下地の補強は屋根葺き替え工事には重要な工程となります。
>>屋根下地の重要性
構造用合板の増し張り補強で丈夫な屋根下地の施工ができたら、屋根下地の上に防水紙の「ゴムアスルーフィング」をはります。軒から順番に下から上に張っていきます。この時に重要なのは上下の重なりを10㎝以上、左右の重なりを20㎝以上しっかり重ねることが重要で雨から大切なお住まいを守る役目があります。
今回使用するのは田島ルーフィング㈱の「プラチナスタイル」という上位種のゴムアスルーフィングです。基材が一般的な原紙ではなく不織布で出来ているため抜群の止水性と耐久性を併せ持つ信頼できる防水紙です。
>>防水紙の重要性
防水紙のゴムアスルーフィングまで張れたので、これで屋内に雨水が入ることはありません。次回は新しい屋根材の石粒付鋼板屋根「セネター」の施工をご紹介します。
屋根葺き替え工事は屋根材の施工だけでなく屋根下地工事や防水紙など施工後は見えなくなるところも重要で手が抜けない工事となります。
私たち「街の屋根やさん西条新居浜店」は屋根工事の専門店として50年以上西条市新居浜市を中心に愛媛県内で数多くの屋根工事をしてきました。屋根工事専門店として豊富な施工実績と雨漏り修理の経験と知識を活かし、お客様のお困りごとを解決します!
「無料の点検・調査」がありますのでお気軽にお電話かメールでお問い合わせください。
>>お住まいの無料調査について
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