セメント瓦の屋根を葺き替え工事

雨漏りでお困りのセメント瓦屋根を石粒付鋼板屋根の「セネター」で屋根葺き替え工事します。
セメント瓦を撤去処分して劣化して傷んだ屋根下地を構造用合板で補強、防水紙のゴムアスルーフィング張りまでの工程を前回のブログで紹介しました。今回は石粒付鋼板屋根の施工の様子をご紹介します。
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新しい破風板の取付け

ケラバの古くなった破風板を新しいものに取り換えます。
ケラバとは？＞＞お住いの各部位の名称

破風板は母屋木の木口を風雨から守る大事な役割があり劣化しやすい部位でもあります。杉材で作った破風板の表面には防腐効果のあるキシラデコールを塗りました。建物の雰囲気に合わせてウォルナット色（濃い茶色）で落ち着いた印象でよく似合います。

街の屋根やさんは、屋根葺き替え工事でなるべく破風板の取り換えも提案しています。屋根工事と一緒にすれば余計な手間もかからずお住まいの寿命を長く保てます。

軒先とケラバの水切り板金

軒先の水切り板金を取り付けます。軒の防水紙をめくって水切板金を取り付けたらまた防水紙を被せます。
軒の屋根材から巻き込んだ雨水が軒先の木部を濡らして腐食しないように水切板金が雨水から守ります。

つぎにケラバの水切板金を取り付けます。破風板の上に取り付けて、軒先と同様に雨水による破風板の腐食を防ぎます。

石粒付鋼板屋根「セネター」

新しい屋根材を施工します。今回使用するのは石粒付鋼板屋根の「セネター」を施工します。金属屋根の部類になりますが通常のものと違い表面に天然石の石粒が付着しています。
この石粒が防音性や断熱性に優れ天然石を使用しているため経年劣化による色の退色がほぼありません。つまり塗装メンテナンスの必要ない屋根材で耐候性・耐久性がとても高い屋根材です。

また１㎡あたり約7㎏と軽く一般の陶器瓦1㎡あたり約45㎏に比べ6分の1以下で非常に軽量です。また表面に石粒が付いていることで金属屋根の欠点でもある海岸近くでも塩害による錆びる心配はなく安心して使用できます。

屋根葺き替え工事や屋根カバー工事などで人気のある屋根材です。
今回使用する色はティーク（茶色）をつかって明るい印象の屋根にしたいとのお客様のご要望です。

ケラバと棟の施工

ケラバと棟の部材も平部と同じ石粒の付いた同質部材を使用するため耐久性も強く統一感ある外観で綺麗に納まりました。全ての部材は専用のビスでしっかり固定されているので地震台風でも屋根材の飛散や落下はありません。

メーカーの性能試験で風速70ｍ相当の強風試験にも見事クリアしているので安心です。

セメント瓦から石粒付鋼板セネターへの屋根葺き替え工事が完成しました。雨漏りや強風による瓦の飛散でお困りだった屋根も台風に強い屋根に生まれ変わりました。

こちらの屋根は面積118㎡ありセメント瓦約5.3トンあった屋根重量が826㎏まで大幅に軽量することができました。屋根の重量が6分の1以下まで軽くなったことで建物の重心がさがり耐震性能もあがり地震対策もできました。

お客様も今回の屋根リフォームに満足していただき「もっと早くお願いすればよかった。これで安心して寝れるよ！」と言っていただき私たちスタッフ一同、屋根工事のやりがいと責任の重さを再認識しました。

屋根の雨漏りや、お住まいの台風・地震の心配は私たち「街の屋根やさん西条・新居浜店」までお電話かメールでお気軽にお問い合わせください。
屋根や外壁の点検調査は無料で行っております。
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