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生駒市上町台で割れたスレート屋根材『コロニアルクァッド』修繕作業
更新日:2022年6月1日
生駒市上町台で屋根の
スレートが割れているので点検に来てほしいとご連絡を頂きました。
お客様は
半年くらい前にスレートの割れに気付き、ある屋根業者と打ち合わせをされていたそうですが、途中で連絡が取れなくなってしまったとのことで、改めて屋根やさんを探していて当店を見つけてくださいました。
無料点検のため現場にお伺いし、
屋根の状態を確認
させていただきました。
こちらのスレート屋根材はケイミュー社の『コロニアルクァッド』でした。
コロニアルシリーズの中でも安価であるため、
一般家庭
に広く使われています。
無料点検の詳細はコチラのブログでご紹介しています。
➡
生駒市上町台で割れた屋根材『コロニアルクァッド』の点検作業を実施
典型的な
三角屋根のお宅で、傾斜が30度以上(6寸勾配)
という急勾配の屋根です。
建築基準法では、
6寸勾配以上の屋根工事を行う場合は足場設置が義務付けられています。
それほど、急勾配の屋根工事は危険を伴うということです。
急勾配の屋根は傾斜がキツイため、雨水が滞りにくく、雨漏りがしにくいというメリットがあります。
ですが、工事のために屋根に上ると、滑りやすく落下の危険があるということです。
点検時には足場などありませんので、より慎重な行動が必要になります。
割れたスレートが数枚確認出来ました。
スレートとは、セメントを主成分として薄い板状に成型した屋根材です。
働き寸法910mm×182mmのスレートを1枚ずつ並べて葺いていく為、1枚ずつ交換できるというメリットがあります。
築12~13年というこちらのお宅では、まだ雨漏りなどの
不具合は生じていないとのことでしたが、割れたスレートから雨水が屋根内部に侵入することによって雨漏りに繋がる可能性は大いにあるため、出来るだけ早く補修されることが望ましいです。
急勾配の屋根工事
では足場の設置が必要なため、例え数枚のスレート交換でも足場組み立て費用が掛かります。
そのため、スレートのメンテナンスの一つとして、屋根塗装
を同時に施工されることをおススメしました。
説明を聞かれた上で、今回は割れたスレートの修繕作業のみのご依頼となりました。
屋根工事の前に足場を組み立てます。
今回の足場はくさび緊結式足場です。
くさび緊結式足場は、別名カチコミ足場と呼ばれるもので、ハンマーで叩きこんでかちこんで組み立てていくことから、職人の間では「カチコミ」と呼ばれています。
比較的簡単に組み立てられることから、費用面でメリットのある足場です。
踏板を設置するので、はしごでの移動に比べると格段に安定性が向上します。
割れたスレートの隙間に工具(
スレーターズスリッパー
)を差し込みます。
先端の引っかかり部分で釘を浮かせ、引き抜きます。
釘が抜けたら、簡単にスレートを引き抜くことが出来ます。
この際、工具を持ち上げるとスレートが破損してしまうこともあるため、屋根に沿って動かすようにします。
割れたスレートを引き抜いたところへ、新しいスレートを差し込みました。
同じカラーを使用していますが、年月の経過で色が違って見えますね。
釘を打ち込んで固定して、スレート屋根材の修繕作業が完了しました。
作業が終わりましたので、足場を解体していきます。
足場解体の基本ですが、上部から順に解体します。
足場が解体されて、全ての作業が完了しました。
ずっと気にされていたスレートの割れが修繕されて、お客様は大変安心されたご様子でした。
工事をご依頼いただき、ありがとうございました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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