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奈良市中山町の強風で雨樋が壊れた木造2階建住宅で無料点検を実施
更新日:2021年10月26日
奈良市中山町で強風で雨樋が壊れたので見に来てほしいとのご連絡を頂きました。
築40年になる木造2階建住宅はご連絡頂いたお客様のご実家で、長年メンテナンスをしていないため葺き替えなどの検討をしたいとのこと。
まずは無料点検を実施して、お客様のご要望をお伺いしながら無料見積を作成することになりました。
無料点検についてはコチラ
➡
街の屋根やさんの無料点検でお住いの不安も解消!
お客様のお宅に到着しました。
建物はとても複雑な形状をしていました。
駐車場の上に住宅があるため、
玄関にたどり着くまでに階段がありました。
まずはお客様に
御挨拶とお問い合わせのお礼を申し上げてから、ご相談の内容を改めて確認させていただきました。
お問い合わせいただいたきっかけは強風による雨樋の破損でしたが、
瓦の老朽化や
台風等による
雨漏りも心配だということでした。
玄関から2階の屋根を見上げてすぐに壊れた軒樋を確認出来ました。
軒樋が無くなってしまうと、屋根に降り注いだ雨水が直接流れ落ちることになります。
こちらの建物の場合は下屋根に流れ落ちることになり、
雨音が響いたり大量の雨水によって雨漏りを引き起こす可能性もあります。
ご覧の通り破損した雨樋は、階下に置いてありました。
塩化ビニール樹脂製で重量も結構あるので、落下によってお怪我などなくて本当に良かったです。
大屋根の軒樋は
2階のベランダの波板屋根の横から無くなっていました。
どうやら、集水器と軒樋の継手が破損してしまったようです。
お客様が心配されていたように、
屋根の瓦はとても傷んでいました。
瓦は陶器瓦で、老朽化によって破損していました。
おびただしい数の瓦の割れがあって、経年劣化が否めない状態でした。
すでに割れ口が変色している瓦も多数あるので、長期に渡って破損した瓦が放置されていたことがわかります。
陶器瓦は粘土瓦の一種です。
和瓦は通常、50年くらいは耐用年数があるといわれておりますが、時としてこのような状態になっていることもあり、お住まいの環境や地域によっても変化が生じる場合があります。
瓦が破損してしまうと、破損部分から雨水が侵入して雨漏りに繋がる可能性が高くなります。
ただ、屋根の状態は常に確認出来るものではないので、定期的に点検をして不具合箇所を早期に発見し、雨漏りリスクを軽減する必要があります。
大屋根の棟瓦には大きなズレや破損は無く、しっかりと設置されていました。
ただ、のし瓦と平瓦の間の漆喰には変色と減少が見られました。
棟瓦には棟の隙間を塞いで雨漏りを防止する役割があります。
棟に漆喰を盛ってのし瓦を載せ、最後に冠瓦を乗せて銅線で
固定されています。
のし瓦の下の漆喰が劣化してくると、漆喰が剥がれたり崩れたりしてしまいます。
そして、雨水が侵入して雨漏りが生じてしまうのです。
棟瓦は建物の頂上部分に位置するため、風雨や直射日光
の影響を受けやすく、漆喰も劣化しやすくなってしまいます。
漆喰の寿命は15年から20年です。
下屋根とは、大屋根よりも1段下がった位置にある屋根で、こちらの住宅の1階の屋根の事を言います。
下屋根があることで1階の外壁に
雨風や紫外線が当たりにくくなるため、
外壁の劣化を遅らせることが出来ます。
ただ、下屋根には大屋根とは違い外壁との取り合いがあり、雨漏りリスクが高い
箇所となっています。
下屋根が雨漏りしやすい屋根
と言われる所以です。
大屋根があることで外壁に近い部分の下屋根にはさほど激しい傷みはありませんでしたが、軒先に向かうにしたがって大屋根と同じような破損が見受けられます。
あちらこちらに割れや欠けが散見されます。
先ほども書きましたが、屋根材の破損を放置すると雨漏りを引き起こす可能性が高くなります。
ベランダの波板屋根が、
大屋根から繋がるように設置されていました。
この波板屋根は塩化ビニール製で、
かなりの変色が見られました。
波板のつなぎ目は捲れていて、波板を固定しているビスも錆びていました。
波板屋根の端には
割れている箇所がありました。
一昔前まではベランダやテラスの波板屋根と言えば
塩化ビニール製が定番でした。
安価で汎用的、ホームセンターなどでも取り扱っているため手に入りやすいのが塩ビ波板です。
柔らかいので加工しやすく、DIYなどにもよく使用されています。
ただ、塩ビ波板は太陽熱や
紫外線・雨風で劣化しやすく、硬化して割れやすくなります。
軒天の一部に破損が見つかりました。
軒天は屋根の軒先の裏にあり、階下から見上げると見える位置にあります。
屋根の下ということで雨風や紫外線に晒されることはありませんが、その分湿気がこもりやすくなっています。
素材は様々ですが、こちらの軒天はベニヤ板が貼られており、その上に塗装されています。
塗装によって軒天を湿気による劣化から守っていますが、その塗装が剥がれてしまい、軒天が傷んでいました。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@wadatoken.jp
株式会社和田塗建
〒639-1038
奈良県大和郡山市西町208−1


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