豊橋市 築35年のナショナル住宅、スレート屋根が塗装後４年でチョーキング現象、原因を調査診断
更新日：2025年4月25日
お住まいは軽量鉄骨造のナショナル住宅で現パナソニックホームズですね。
戸箱もまだ艶がしっかりと確認出来ますね。
写真の通り色褪せをしていました。
塗装後４年でこの状態にお客様は不満を抱えていらっしゃいました。
とても外壁と同じ時期に塗ったとは思えませんよね？
〜チョーキング現象とは？〜
チョーキング現象とは白亜化とも呼ばれ、屋根材の表面が白く粉を噴いてしまう現象をいいます。
化粧スレートには表面に塗膜がありますが、雨風や紫外線で塗料が分解され劣化します。
表面劣化が進むと屋根材の防水性が低下して更に劣化を進行させます。
現在でも多くの建物に使用されている人気の屋根材なんです。
▲メリット
カラーバリエーションが豊富
コストパフォーマンスに優れている
瓦よりも軽量なので耐震性に優れている
▲デメリット
10年を目安とした定期的な塗装が必要
経年劣化でヒビ割れや破損がある
中には屋根材が脆弱で再塗装出来ない材料もある
◉重さ◉
化粧スレートは軽量で1枚が約3.4kg。粘土瓦が2.7〜3.6kgとなっています。
粘土瓦は和形と平板で大きさが違う為1枚あたりの重さが違います。
重さの比較に重要なのは㎡辺りの重さです。
瓦屋根 約60kg/㎡
化粧スレート 約20kg/㎡
（金属屋根ガルバリウム鋼板 約5kg/㎡）
①苔やカビが繁殖する
防水性の低下により、水分が長時間屋根上に留まる事で苔やカビが繁殖します。
見た目を悪くするだけでなく、屋根材が水分を吸収するようになり、更に劣化が進みます。
②屋根材のヒビ割れや欠け
防水性が低下した化粧スレートは水分の吸収と乾燥を繰り返し負荷がかかり、ヒビ割れや欠けが発生する場合があります。
③雨漏り
①②を経て最悪雨漏りへと発展してしまう事もあります。
〜原因として考えられる事〜
①塗料の品質が低い
②施工方法が不適切
だったと思われます。
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どのような塗料を使うのかや工事内容などは見積り書にしっかりと記載があるかを確認しましょう！
今回は屋根塗装と屋根カバー工法の２つをご提案しました。
【参考記事】▶︎☆屋根カバー工法とは☆
【関連記事】▶︎化粧スレートの塗装工事を行った事例
【関連記事】▶︎豊橋市で行ったカバー工法の施工事例
【関連記事】▶︎豊橋市で行ったカバー工法 立平葺き
化粧スレート屋根以外に、外壁にもチョーキング現象は発生しますよ！
屋根はお客様自身で触れませんが、外壁は触ることが出来るので、一度ご自身で確認する事をオススメします。
専門業者による調査診断を希望される場合は街の屋根やさん豊橋店へ是非お問合せくださいね♪
「街の屋根やさん 豊橋店」では建物の外回り（屋根・外壁・雨樋など）のお困りごとを解決しますよ。
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