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川越町|ガルテクト葺き替えが進行!波トタン外壁はケレン後に錆止め塗装を施工しました
更新日:2025年12月11日
はじめに|川越町の葺き替え工事と外壁塗装が同時進行
川越町で進行中の 屋根葺き替え工事(ガルテクト)と、外壁の波トタン塗装 の最新の進捗をご報告いたします。
前回は、
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既存瓦の撤去
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腐食した野地板・垂木の補修
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新しい野地板の増し張り
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ルーフィング(防水紙)の施工
までが完了しました。
本日は、ついに ガルテクト本体の施工 が本格的に進み、
並行して外壁では 波トタンのケレン作業(下地処理)と錆止め塗装 を行いました。
屋根と外壁の両方に大切な工程が集中している日でしたので、
お住まいの耐久性をさらに守るための処理を徹底して進めております。
ガルテクト本体葺き①
ガルテクト本体葺き②
ガルテクト本体葺き③
■ ガルテクトとは?
アイジー工業の 断熱材一体型の高耐久金属屋根材 です。
特徴は、
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とても軽量で地震に強い
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遮熱・断熱性能が高い
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サビに強い鋼板を使用
-
長寿命でメンテナンス性も優秀
という点が挙げられます。
瓦屋根からの葺き替えの場合、
屋根重量が1/10以下 になるため、お住まい全体の負担が大きく軽減されます。
■ 本日の作業|ガルテクト葺き上げ
ルーフィングの上から順番にガルテクト本体を取り付けていきます。
施工時の注意点は、
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下地の踏み抜き防止
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施工前に下地補修の箇所を再確認
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強風地域を考慮した留め付けピッチ
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雨仕舞(あまじまい)を重視した重なりの確保
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谷・棟などの板金部材の精密な加工
ガルテクトは軽量で扱いやすい反面、
雨仕舞の処理に技術の差が出ます。
今回も丁寧に施工し、屋根全体の耐久性がしっかり確保されるよう仕上げました。
ケレン作業
錆止め塗布
今回の外壁は 波トタン(波板トタン) です。
金属の外壁は劣化すると、
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サビの発生
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古い塗膜の剥がれ
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白い粉(チョーキング)
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穴あき(腐食が進行した場合)
といった症状が起きてきます。
そのため、外壁塗装では 「下地処理の質」 が最も重要です。
■ 2-1 ケレン作業とは?
ケレン=金属表面のサビや旧塗膜、汚れを削り落とす作業 のことです。
主に使用する道具は、
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ワイヤーブラシ
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サンドペーパー
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スクレーパー
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電動工具(サンダー)
などで、波トタンは凹凸が多く手作業も必要となるため非常に手間がかかる工程です。
● なぜケレンが重要なのか?
トタン外壁はサビが残ったまま塗装してしまうと、
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すぐに塗膜が浮く
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サビが再発する
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最悪穴があき葺き替えレベルの修繕が必要になる
といったトラブルにつながります。
そのため今回は、
特にサビがひどい箇所を重点的に 入念にケレン処理 を行いました。
■ 2-2 下塗りは「錆止め塗装」を施工
金属外壁の下塗りには、
通常のプライマーではなく 専用の錆止め塗料 を使用します。
■ 錆止め塗料(防錆プライマー)の役割
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サビの進行を防ぐ
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上塗り塗料の密着性を高める
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トタンの劣化を大幅に遅らせる
今回の外壁は経年劣化が進んでいたため、
強力タイプの錆止め塗料( グレー色)を使用 しました。
ケレン後にしっかりと塗布し、外壁表面の保護層を作ることで、
後の中塗り・上塗りが長期間持つようになります。
■ ① 屋根・外壁を同時に行える工程管理
足場を無駄なく活用しながら、
屋根・外壁のどちらも効率よく進めています。
■ ② 下地の状態に合わせた施工
屋根は野地板・垂木の腐食、
外壁はトタンのサビ劣化と、どちらも“下地に問題がある”現場でした。
そのため今回は、
下地補修+ケレン+防錆処理 を徹底し、長寿命化につながるよう施工を調整しています。
■ ③ 雨仕舞を重視
屋根と外壁の取り合い部分は雨漏りのリスクが最も高いため、
板金加工や重ね幅の調整など細かな点まで丁寧に行っています。
次回は、
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棟板金の取り付け
-
雨押え・軒先などの板金加工
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雨樋(あまどい)の交換
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外壁の中塗り・上塗りへ進行
お住まい全体が美しく仕上がっていく工程に入りますので、
また進捗をご報告いたします。
A:通常7〜12年ほどです。ケレンと錆止めを丁寧に行うことで耐久性が大きく変わります。
A:金属外壁の場合は必須です。錆止めを省くとすぐに塗膜が剥がれ、サビが再発します。
A:はい、重量はおよそ1/10以下です。地震時の揺れも軽減され建物への負担が大幅に減ります。
トタン外壁(波トタン)は金属素材のため、適切なメンテナンスを行えば長く使える外壁ですが、経年とともに以下のような劣化が進行します。
① サビ(腐食)の発生
トタンの最大の劣化原因は サビ です。
金属は酸素・水分と反応し腐食が進むため、
雨・湿気・結露・海風・雪などに日常的にさらされることで劣化が加速します。
【サビが進む主な原因】
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キズから雨水が入り込みサビが拡大
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古い塗膜が剥がれて素地が露出
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ケレン不足でサビの上から塗装してしまった
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海沿いや工場地帯での立地環境
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長期間メンテナンスをしていない
サビは時間がたつほど深く浸食し、
最終的には 穴あき(貫通) を引き起こします。
② 紫外線による塗膜の劣化(チョーキング)
太陽光の紫外線は、塗膜を日々分解・劣化させます。
表面を指でなでると白い粉がつく「チョーキング現象」がそのサインです。
塗膜が弱くなると…
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防水性が低下
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サビが出やすくなる
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色あせ・ツヤ落ち
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塗膜の浮きや剥がれ
など、トタン本体を守る力が失われていきます。
③ 雨・結露による内部からの腐食
トタンは外側だけでなく、裏側(内側)からもサビることがあります。
【内部から腐食する原因】
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室内湿気が多く内部で結露が発生
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断熱材がなく温度差で結露しやすい
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雨水が入り込み乾かない部分がある
特に古い建物は通気が弱く、
長年の結露によって内側から腐食が進行しやすい特徴があります。
④ 風・地震などによる微細な揺れとキズ
金属外壁は薄い板のため、外部からの衝撃に弱く、
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飛来物
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風揺れ
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地震による揺れ
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ハシゴや道具でついたキズ
などで表面に小さな傷ができやすい素材です。
その傷から雨水が入り込むと、
そこを起点にサビが一気に広がっていきます。
⑤ 古い釘・ビスの浮き、サビ、緩み
トタン外壁を固定している釘やビスも金属です。
劣化すると釘が浮き、そこから雨水が侵入して劣化を招きます。
釘頭がサビていると橙色のサビ汁が流れ、
外壁が変色する原因にもなります。
⑥ 塗装メンテナンス不足
トタン外壁は、
7〜12年を目安に塗装メンテナンスが必要 とされています。
しかし放置すると、
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サビ発生
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塗膜剥離
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トタンの腐り
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張り替えやカバー工法など大掛かりな工事が必要
となり、費用も大きくなる傾向にあります。
トタン外壁の劣化は、
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サビの発生
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塗膜の紫外線劣化
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結露や雨による内部腐食
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キズや揺れによる局部サビ
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釘・ビスの劣化
-
メンテナンス不足
といった複数の原因が重なって進行します。
しかし、
早めのケレン・錆止め塗装・定期メンテナンス を行うことで耐久年数を大きく延ばすことができます。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail yane@takumi-home.biz
株式会社匠ホーム
〒512-0911
三重県四日市市生桑町339−4
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E-Mail machiyane-iganabari@aihome-ai.com
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