ご相談のきっかけとなった雨染み

現地調査の結果「雨水の侵入はバルコニーが原因でした」

室内の天井に雨染みがある場合、「屋根からの雨漏りでは？」と考える方が多いかもしれません。
しかし実際に調査を進めていくと、雨水の侵入口は2階バルコニーの床部分であることが分かりました。

雨水が床の防水層の隙間から内部に浸入し、壁の内部を伝って室内の天井まで到達していたのです。

意外と多い！ベランダ・バルコニーからの雨漏り

「雨漏り＝屋根」というイメージを持つ方は多いですが、実はバルコニーやベランダが原因の雨漏りは非常に多く発生しています。

雨水が滞留しやすい構造であることや、防水層の劣化に気づきにくいことから、知らないうちに雨漏りが進行してしまうのです。
特に築10年以上が経過している住宅では、防水層の点検が重要となります。

今回の調査結果を受け、バルコニーには塩ビシート防水（機械的固定工法）をご提案しました。

▶ 塩ビシート防水のメリット

• 耐久性が高く、約15～20年の長寿命

• 既存防水層の上から施工可能で、撤去工事が不要

• 紫外線・熱に強く、防水性能が長期間持続

• 防滑性があり、歩行にも安心

防水層に穴を開けずに固定する「機械的固定工法」により、下地の影響を受けにくいのも特徴です。

室内に雨じみを見つけたら、すぐに対応を！深刻な状況です。

今回のように、天井に雨染みができるほどの雨漏りは、すでに建物内部に多くの雨水が侵入している状態です。
原因が屋根とは限らず、ベランダやバルコニーが原因となっていることも多くあります。

大切なのは、「ちょっとしたシミだから」と放置せず、すぐに専門業者に相談することです。

街の屋根やさん福岡西店では、無料の雨漏り点検を実施中です。
雨漏りのサインを見逃さず、お早めにご相談ください。