こんにちは。
街の屋根やさん福岡西店です。

今回は、糟屋郡新宮町にお住まいのお客様から
「そろそろ屋根のリフォームが必要かもしれない」というご相談を受け、無料の屋根点検と現地調査に伺いました。

築年数が経過しているご自宅で、既存の屋根材はコンクリート瓦でした。
屋根表面の劣化や雨漏りリスクを見極めるため、丁寧に調査を行いましたので、詳しくご報告します。

屋根表面に苔の発生｜防水機能が低下しているサイン

調査を行うと、瓦の表面に広く苔（こけ）や黒ずみが発生していることが分かりました。

これはコンクリート瓦にとってよくある経年劣化のサインで、主に以下のような要因によって発生します：

• 表面塗装が紫外線や雨風で摩耗

• 撥水性が低下し、瓦が水分を吸収

• 湿気の多い箇所に苔・カビが繁殖

苔が繁殖すると見た目が悪くなるだけでなく、瓦が常に湿気を帯びやすくなるため、割れやすくなる危険性も高まります。

瓦の下に潜むリスク｜防水シートがボロボロに

さらに、数枚の瓦を取り外して内部の状態を確認したところ…

🔻 防水シート（ルーフィング）が著しく劣化し、破れや崩れが発生していました。

防水シートは、瓦の下で雨水の侵入を食い止める最後の砦となる非常に重要な部分です。
このシートが機能していない状態では、瓦の隙間から入った水が直接屋根下地へ染み込み、雨漏りにつながります。

このお宅でも、

• 瓦の表面から水が浸透

• 下地にたどり着いた雨水が防水シートを突破

• 雨漏りや野地板の腐食につながるリスク

が十分にある状態でした。

玄関上の金属製庇にもサビを確認

今回の調査では、屋根以外にも劣化の兆候が見られました。
特に気になったのが、玄関上に取り付けられている金属製の庇（ひさし）です。

調査の結果、以下の症状を確認しました。

• 表面の塗膜が剥がれ、赤茶色のサビが各所に発生

• 水が溜まりやすい縁部分には、腐食の進行が見られる

• 将来的には、穴あきや脱落のリスクも考えられる状態

庇は雨風から玄関を守る重要な部位ですが、屋根と同様に金属部材も定期的なメンテナンスが不可欠です。

コンクリート瓦の特徴と注意点

まとめ

今回は糟屋郡新宮町の住宅で、コンクリート瓦屋根の調査を行いました。
屋根表面には苔が発生し、内部の防水シートはボロボロ。雨漏りのリスクが高まっている状態でした。

屋根の見た目がなんとなく気になる…という小さな疑問が、実は深刻な劣化のサインかもしれません。
特に防水シートの劣化は外からは見えず、屋根調査をしないと分からない部分です。

防水シートの劣化は雨漏りの前兆です

街の屋根やさん福岡西店では、

✅ 屋根調査・お見積もりは無料で実施
✅ 屋根の状態に合わせた最適なご提案
✅ ご予算やライフスタイルに寄り添ったご案内

を心がけております。

「まだ雨漏りしてないから大丈夫」ではなく、
「梅雨前・台風前に一度点検しておこうかな」という気持ちが住まいを守ります。

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