こんにちは、街の屋根やさん福岡西店です。

今回は、筑紫野市にお住まいのお客様より「屋根が色あせてきたのでリフォームを検討したい」とのご相談をいただき、
スレート屋根の現地調査を行いました。

調査の結果、屋根表面の明らかな「白化（はくか）」や色褪せが確認され、屋根材の防水性能が低下している状態であることがわかりました。

スレート屋根は適切な時期に点検とメンテナンスを行えば長く使える屋根材ですが、劣化の放置は雨漏りや下地腐食の原因になります。

スレート屋根の現地調査｜表面が白っぽく変色

屋根表面は本来の黒系色を保ってはいますが、表面全体が白っぽくなっているのがわかります。
これはスレート屋根に施された塗膜が経年劣化によって剥がれ、防水機能が低下しているサインです。

この状態では、雨水をはじく力が弱まり、屋根材が水を吸い込みやすくなってしまいます。
見た目だけでなく、内部の劣化が進行しやすいリスクを含んでいるため、早めの対処が重要です。

スレート屋根とは？特徴と寿命について

スレート屋根とは、セメントを主成分とした板状の屋根材で、薄くて軽く、施工費用も抑えられることから
多くの住宅に採用されている屋根材です。

【スレート屋根のメリット】

• 軽量で地震に強い

• 外観がシンプルで現代的

• カバー工法や塗装がしやすい

【スレート屋根の寿命】

一般的な耐用年数は25〜30年程度。
ただし、定期的な塗装（約10年ごと）を行わないと、10年〜15年程度で劣化症状が目立ち始めます。

放置してはいけないスレート屋根の劣化症状。こんな症状に注意！

今後の対応について｜塗装？カバー工法？葺き替え？

お客様のご希望は「まずは見積もりをもとに、どの工事が最適か検討したい」とのことでした。

今回の屋根の状態から考えると、

• 塗膜の劣化が顕著で防水性が低下

• 表面の白化が広範囲に見られる

• 屋根材に大きな割れや欠けは現時点では確認されていない

以上から、「屋根塗装」もしくは「屋根カバー工法」が選択肢となります。

ただし、塗装では表面の保護はできても、屋根材の寿命自体は延ばしきれないため、今後の住まいの使い方や予算も踏まえて総合的にご提案を行う予定です。

スレート屋根の色あせは劣化の初期サインです

今回の筑紫野市のお客様のように、スレート屋根が白っぽく色あせてきたら、それは塗膜の防水機能が切れているサインです。
このまま放置すると、雨水の吸収によって屋根材のひび割れや反り、そして最終的には雨漏りへと進行してしまいます。

街の屋根やさん福岡西店では、
✅ 屋根調査・点検は無料
✅ 状況に応じた工事方法をわかりやすくご提案
✅ 塗装・カバー工法・葺き替え、全て対応可能です

「塗装だけで済むのか、それともカバーがいいのか…」
迷っている方は、まずは今の屋根の状態を正しく知ることから始めてみてください！