高崎市で漆喰が経年劣化して粘土が流れ出た結果鬼瓦が倒れた棟瓦
更新日：2021年6月14日
屋根の棟瓦に使われている漆喰は劣化していて瓦と瓦の間にすき間ができていました。
半円状の冠瓦は抜けたような状態になっています。
漆喰の保護が無いので雨と一緒にほとんど流されていました。
こうしたところから雨は入ります。
粘土が完全に露出した状態になっています。
この粘土が雨風にさらされることで鬼瓦は支えを失い倒れてしまいます。
お客様の方でコーキング剤を塗って何とか元の状態に戻そうとされたようですが、
鬼瓦には重さがあるのでコーキング剤では直すことは難しかったようです。
この状態を直すには一度棟瓦を解体して積み直す作業が必要になります。
積み直すときには雨で流れてしまう粘土は使わずに全て南蛮漆喰で塗り直しします。
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