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宮田村 蔵屋根の葺き替え工事が開始!瓦を下ろし下地作りへ
更新日:2023年8月20日
皆さん、こんにちは!伊那支店長の平井です。
今回のブログは、長野県上伊那郡宮田村にて行った蔵の修繕工事の現場です。
前回のブログまでで蔵の外壁を新しく貼りました。今回より屋根の修繕を行って行きたいと思います。
この蔵の屋根は土瓦といって土で作られた瓦が載っていました。
経年劣化により瓦の破損や落下の恐れがあるため、トタン屋根に葺き直していきます。
まずは瓦を外していきます。
朝瓦職人が到着し大屋根の上までレールを掛けました。
このレールは荷物を上げ下げする専用のレールで、台車が設置されると上に載っている瓦を外し少しずつ下ろしていきます。
瓦が落ちないように外した瓦を綺麗に積み上げ、順番に台車に載せて下ろしています。
大屋根と下屋根の瓦を外すと、古い下地が出てきました。
100年近く経つ蔵になるため、下地が腐食している部分が出てきました。
少し大工工事を行い、下地に人が乗れるように補修も行いました。
5人で瓦を下ろしていきますが、大量の瓦があるため、時間がかかっています。
下では台車で下ろされた瓦を積み上げています。
最後にトラックに積み込み持ち帰りますが、どんどんと積み上がっていく瓦はかなりの量でした。
隣が道路で通学路にもなっているので、万が一に地震などが発生した時を考えた上で、ガルバリウムのトタン屋根に葺き替えます。
瓦が全て下ろされ、昔の下地があらわになりました。
このままでは屋根を載せられないため、コンパネをこの上に貼って新しい下地を作って行きたいと思います。
古い屋根の下地の上にコンパネを貼っていきます。
継ぎ目が無いようにしっかりと合わせながらコンパネを張り合わせていきます。
段差ができてしまうと、トタン屋根を貼ったときに表面が歪んでしまいます。
そのため平らになるように調整を行い貼っています。
街の屋根屋さん飯田、伊那店ではお客様のご要望やニーズに合わせて一緒に考え、お客様にあった最善の提案をさせていただいております。
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