広島県坂町 4階建てビルの樋に亀裂。隣の屋根に雨水が落ちるとご相談です
更新日：2022年7月5日
ご自身の会社があり、半分は住居区になっているようでした。
ある日、お隣の住人様からビルからの雨が屋根に当たってうるさいので、
何とかしてほしいとお話があったそうです。
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お客様自身で場所をすでにご確認されているようで、
お隣さんの家との間にある、樋から雨が溢れているような話でした。
ただ、どちらの建物も敷地いっぱいに建てられていることもあり、
また地上からでは屋上近くという事もあって、目視では少し分かりにくい状況でした。
お隣さんの家との間にある、樋から雨が溢れているような話でした。
ただ、どちらの建物も敷地いっぱいに建てられていることもあり、
また地上からでは屋上近くという事もあって、目視では少し分かりにくい状況でした。
やはり、目視で見る限りでは左の写真（モザイク有）のようにしか見えないので、
撮っているカメラをズームにして、教えられた場所を撮ってみると樋のエルボーの
辺りに何かが写っているように見えました。
雨樋工事でお家を雨水から守る！雨樋の修理・交換、お任せ下さい
屋上に移動することにしました。
しかし、屋上から見下ろししても、柵越しから状況は見えにくいので、
ドローンを飛ばして近くまで寄って確認することにしました。
屋上に溜まった雨水が排水される際に、そのエルボーを通らずに溢れてご近所様の屋根に落ちていったのでは
と考えました。
通常で樋が割れる事はあまりないのですが、数ある樋の材質の中でも
塩化ビニール樹脂（いわゆる塩ビ）は熱による収縮があります。
なので、上合を使ったり、竪樋と水道管の間には隙間が設けられています。
（※伸縮処理/積水化学工業（株）HPより抜粋）
また、今回はエルボーという場所でしたが、
新しいうちは強度もありますが、老朽化することでもろくなり、
さらに金具も錆びていることから、留め具として固定する力も低下していたように
見受けれらます。
最終的には、硬化したエルボーに保持力が低下した錆びた金具の事も加わって、
樋本体の重みが地面方向へ向かい、脆く一番負荷のかかるエルボーが割れてしまいました。
お客様には、お隣様との交渉も含めて、次回足場を組んでエルボー差し替えの
樋工事をご提案させて頂きました。
工事内容は後日改めてご紹介させて頂きます。
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