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長久手市でパミール屋根を屋根カバー工事、自宅だけ屋根材の劣化が進み不審に思いご相談
更新日：2024年9月25日
長久手市で屋根材がめくれてきていて、不安があったお客様からご相談いただいた事例を紹介していきます。同じ見た目の屋根なのに、自宅だけどんどん剥がれが生じており、怖さがあったので点検を依頼した経緯がありました。
結果として
パミールと判明し、今回は屋根カバー工事を実施。パミールは強度に問題があり、社会問題まで発展している屋根材です。
当記事ではパミールの特徴や、解決方法などを中心に概要を紹介していきます。
「パミール」は1990年代から2000年代初頭にかけて販売された化粧スレート屋根材の一種です。耐久度に欠陥を抱えており経年劣化が早く、約10年ほどで表面が剥がれたりミルフィーユ状に崩れる不具合が発生したりするなどの問題が発生します。
屋根材自体が壊れてしまうため、雨漏りの原因としても多く現在では多くの住宅で早期交換が推奨されている屋根材です。
パミールは屋根材自体を交換する葺き替え工事の他に、屋根カバー工法と呼ばれる屋根工事でもメンテナンスが可能。屋根カバー工法とは既存屋根材の上から、新たな屋根材を被せるように施工していく屋根リフォームです。
既存屋根材を解体しないため、解体に伴う人件費や廃材処分費用をおさえられます。
防水シートを施工後には、ご覧のように新規の屋根材を貼り付けて工事を進めていきます。新規に導入する屋根材は現代では金属屋根として主流の高耐久なガルバリウムや、遮熱性・機能性に優れたスーパーガルテクトなどが人気です。
パミールは屋根材自体に強度の欠陥を抱えているため、屋根塗装を施しても屋根材自体が壊れてしまう恐れがあります。そのため、メンテナンスは
屋根カバー工法か
葺き替え工事のどちらかでリフォームが必要です。
経年劣化したパミールは屋根材自体が崩れてしまう可能性が高いため、ぜひお早めのメンテナンス実施を検討してみましょう。
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