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安曇野市堀金で屋根が白くなった?モニエル瓦の塗装前に必須の高圧洗浄とは
更新日:2025年11月7日
🪣白っぽくなった屋根は塗装サイン!モニエル瓦の“洗浄命”
こんにちは、街の屋根やさん松本諏訪平店です。
「屋根が白っぽくなってきた」「遠くから見ると色ムラがある」――そんな状態になったら、モニエル瓦の塗膜が劣化しているサインです。
今回は安曇野市堀金のお客様から「屋根の色が抜けてきた気がする」とご相談をいただきました。
現場で確認すると、塗膜の粉化(チョーキング)が進行し、瓦を保護する“スラリー層”が崩れ始めていました。
モニエル瓦の塗装で最も重要なのは“洗浄工程”。
この現場では、ガソリンエンジン式の高圧洗浄機を使い、スラリー層を徹底除去して再塗装準備を整えました。
【工事のきっかけ】🔍屋根の色あせと白化現象が気になる
お客様から「屋根の色がまだらになって見える」とご連絡をいただきました。
これまで外壁は何度か塗り替えてきたそうですが、屋根までは目が届かず約20年が経過。
安曇野市堀金は湿度が高く、北アルプスから吹き下ろす風で砂や花粉も多く、屋根にコケや汚れが付着しやすい地域です。
点検すると、モニエル瓦の表面にある**スラリー層(着色層)**が劣化し、白く粉を吹いたような状態に。
このまま上から塗装すると密着せず、数年で剥離してしまうため、まずは“塗る前の徹底洗浄”を実施しました。
屋根全体を見渡すと、黒・白・オレンジのまだら模様。
黒い部分は劣化が進んだ塗膜、白い部分は素地が露出しており、オレンジ色の箇所はカビやコケが繁殖していました。
この屋根材は「モニエル瓦」と呼ばれる乾式コンクリート瓦で、防水性能は塗装に依存します。
モニエル瓦にはスラリー層という厚い着色層が表面にあり、その上をクリア塗料が覆っています。
このスラリー層を完全に除去せずに再塗装すると、新しい塗料が密着せず剥がれやすくなるため、入念な洗浄が欠かせません。
近くで見ると、瓦の表面が白く粉を吹いています。
これは、紫外線と風雨によりスラリー層が崩壊し、顔料が剥離した状態。
また、北面には湿気によるコケやカビが黄色く付着していました。
ここまで劣化が進むと、表面がザラつき、塗料を弾く状態になっています。
この段階では「高圧洗浄でスラリー層を完全に落とす」ことが、塗装の成否を決めます。
実際に瓦を指でなぞると、黒い粉が指先にべっとり。
この粉が劣化したスラリー層であり、これを落とさず塗装してしまうと、表面だけがきれいに見えてもすぐに剥離します。
粉の付き具合で劣化度合いがわかるため、現場では「手触りチェック」も欠かせません。
「屋根が白い」「触ると粉がつく」――この2つがモニエル瓦の再塗装サインです。
高圧洗浄では汚水や粉状の塗膜が広範囲に飛び散ります。
そのため作業前に足場を設置し、周囲をメッシュシートでしっかり養生。
特にモニエル瓦は“黒いヘドロ状の汚れ”が流れ出すため、軒先周りや樋の下には防護カバーを設置します。
安全・清潔に施工を進めるための大切な準備です。
いよいよ洗浄スタート。
使用するのはガソリンエンジン式高圧洗浄機で、家庭用の約5倍の水圧(12〜15MPa)を誇ります。
この圧力で、瓦表面のスラリー層やコケ・カビを根こそぎ除去。
さらに抗菌剤を混ぜた洗浄水を使用し、再発防止も図ります。
棟瓦や谷部などの細部は水圧を調整しながら、職人が一枚ずつ丁寧に洗浄。
この工程を手を抜くと、後の塗装がどんな高級塗料でも長持ちしません。
洗浄後の屋根は、スラリー層がすべて除去され、灰白色のコンクリート素地が現れました。
触っても粉がつかず、しっとりした質感。
この状態が「塗装の準備完了」のサインです。
見た目は一見くすんで見えますが、実は最も理想的な下地状態。
ここからしっかり乾燥させて、下塗り(シーラー)塗装へ進みます。
洗浄中に流れ出る黒い水は、すべて劣化したスラリー層。
軒樋の中には泥状のヘドロが溜まり、これを乾燥後に手作業で除去します。
この黒い汚れを放置すると排水詰まりの原因になるため、最後の清掃までが洗浄作業の一部です。
見えないところまで手を抜かないのが、街の屋根やさんのこだわりです。
【まとめ】🌈モニエル瓦塗装は“洗浄8割”が仕上がりを左右
モニエル瓦の再塗装は、塗る前の洗浄がすべて。
スラリー層を残したまま塗装してしまうと、どんなに高級塗料でも長持ちしません。
逆に、今回のようにしっかり除去すれば、塗膜の密着性が高まり耐用年数が大きく伸びます。
「屋根が白っぽい」「コケが目立つ」と感じたら、まずは洗浄から。
放置せず、早めの点検が家を長く守る第一歩です。
💬お客様の声
「外壁だけでなく、屋根も塗り替えが必要だと初めて知りました。
洗浄作業の様子を見せてもらったら、真っ黒な水が流れてびっくり!
丁寧に説明してもらえたので安心してお任せできました。」
🧑🔧担当者よりひとこと
モニエル瓦は、塗装前の“下地処理”で結果が決まります。
今回はスラリー層がかなり劣化していたため、時間をかけて入念に洗浄しました。
高圧洗浄の工程は一見地味ですが、実は最も重要。
安曇野市は寒暖差が大きく、屋根の劣化が早い地域です。
定期的な点検を続けていくことで、屋根を美しく長持ちさせることができます。
【地域コラム】🍎安曇野市堀金の気候と屋根メンテナンス
安曇野市堀金は北アルプスから吹く冷たい風と豊富な雪解け水が特徴。
冬は凍結と融解を繰り返すため、屋根表面に細かな亀裂が生じやすく、スラリー層の劣化が早まります。
また春~夏は湿気とカビ、秋は黄砂や花粉が屋根に積もりやすく、1年を通してメンテナンスが欠かせません。
この地域では、洗浄+抗菌剤+高耐候塗料の組み合わせが最適。
休日には「国営アルプスあづみの公園」や「堀金・穂高温泉郷」で自然を楽しむ方も多い地域。
美しい自然と共に暮らすためにも、屋根のケアは欠かせません。
「屋根が白っぽい」「触ると粉がつく」「コケが増えた」
そんな症状が出たら、それは塗膜劣化のサインです。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2

屋根カバー工法の初回アンケート
神奈川県のお客様に工事前のアンケートに答えていただきました!
神奈川県 | 屋根カバー工法
- Q2.工事を検討したきっかけは何ですか?どんなことで悩まれていましたか?
- 築30年以上で、屋根は棟板のみの交換だったのでそろそろかな?と考えていた。業者の選定をどうするか?が課題だった。
- Q3.弊社をどのように探しましたか?
- ネットで家の近くの屋根専門業者を探した
- Q4.弊社を知りすぐにお問合せをされましたか?もし悩まれたとしたらどんなことがご不安でしたか?
- すぐ連絡をとった。大丈夫な(信頼出来る)会社か?不安だった。
- Q5.何が決め手となり弊社にお問合せをされましたか?
- ネットで信頼できそうかな?と感じた
- Q6.実際に弊社担当者がお伺いしていかがでしたでしょうか?
- 専門知識があり大丈夫そうだと感じた
屋根カバー工法の工事後アンケート
工事後のアンケートに答えていただきました!
- Q2.当初、工事を依頼する会社にどんなことを期待されていましたか?
- 専門家としての知見/技術が有るか。それを信頼できるか。
- Q3.弊社にご依頼いただく際に他社と比較しました方はどこの会社と比較しましたか?
- 住まいるホーム(株)
- Q4.弊社に工事をご依頼いただいた決め手は何ですか?
- ご担当者が単なる営業でなく、質問に即答されて技術的にも信頼できそうに感じた。費用が予定枠に納まった(納めていただいた)
- Q5.工事が終わってみていかがですか?良かった事・嬉しかったことを忌憚なく頂戴出来ましたら幸いです。
- ほぼ予定通り進めていただき、仕上りも大丈夫そうなので安心している。都度、御担当者から進捗のメールで報告いただけた
- Q6.街の屋根やさんを他の方に紹介するとしたらなんと紹介しますか?
- 技術と工事進捗管理+費用もリーズナブル

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

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