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松本市で屋根塗装・外壁塗装の現地調査|雪止め・コーキング劣化を丁寧診断
更新日:2025年10月20日
こんにちは、街の屋根やさん松本諏訪平店です。
今回は松本市寿にお住まいのK様より「ご近所が塗装を始めたので、うちもそろそろ?」とご相談をいただきました。
築19年のお住まい。屋根や外壁は見た目以上に劣化が進むこともあります。
この記事では、実際の現地調査の様子と、見逃しやすいポイントを専門家目線で解説します。
これから屋根や外壁塗装をお考えの方にも、参考になる内容です。
まずは屋根の状態確認から。
はしごを慎重にかけ、屋根上に上がって確認しました。
築19年ということもあり、全体に塗膜のツヤが失われ、白っぽく退色していました。
屋根材は**鋼板の横葺き「ウッドピース」**というタイプ。
軽量で雪にも強い素材ですが、定期的な塗り替えを怠るとサビや塗膜剥離の原因になります。
特に北面は日照時間が短く、湿気がこもるため痛みやすい傾向があります。
調査時には屋根全体の状態を写真で記録し、塗装時の下地処理計画を立てました。
屋根には羽根付きタイプの
ウィング型雪止めが通常よりも多く設置されていました。
お施主様によると「落雪が止まらず追加した」とのこと。
確かに雪国松本では、屋根勾配や方角によって落雪量が変わります。
しかし、既存の雪止めは鉄製のため、サビが屋根材に流れシミ跡を作っていました。
今後は
ステンレス製の雪止めに交換することで、サビを防ぎ長持ちさせることができます。
屋根塗装と同時に交換すれば足場も共用でき、コストを抑えることができます。
北面の谷部分には雪が残っており、落雪が玄関先に集中していました。
この位置関係は非常に危険で、通行時に雪が滑り落ちるリスクがあります。
そのため、**入隅用スノーエール(雪止め補助金具)**の設置をおすすめしました。
こうした細部の提案は、地域の雪事情を熟知しているからこそ可能です。
外壁は
窯業系サイディング。築19年としては標準的な経年変化ですが、
浴室窓下には結露が凍ってできた「つらら」が確認できました。
これは外気と室内温度差による結露水が原因で、冬季特有の
凍害が進行しているサインです。
放置すると外壁の内部まで浸水し、塗装では済まないケースも。
適切な補修後に、遮熱・防水性能の高い塗料での再塗装を提案しました。
南面の掃き出し窓下では、細かなひび割れ(クラック)が発生していました。
お施主様がご自身で補修されていましたが、やはり根本的な改善には専門施工が必要です。
ここは削ってから**浸透性のある樹脂「ハンドスムーサー」**を注入し、
深部まで補修する方法をおすすめしました。
見た目の補修だけでなく、内部から守るのがポイントです。
1・2階の間にある**胴差(どうさし)**とは、建物の構造を補強し、外観のラインを整える水平部材のことです。
この部分も結露水の垂れ下がりによって凍害が発生していました。
破損部を補修し、塗装前に防水下地処理を施してから塗り直すことで、再発防止が可能です。
最後に外壁の板間目地。
ここは**シーリング(コーキング)**が硬化・収縮し、ひび割れや剥離が進んでいました。
この状態では重ね塗りでは対応できず、古いシーリングを撤去して打ち替えが必要です。
雨水の侵入を防ぐためにも、10年を目安に定期点検を行うことをおすすめします。
今回の松本市K様邸の現地調査では、屋根も外壁も「塗り替え適齢期」に入っている状態でした。
放置すればサビや凍害、漏水の原因になる可能性もあります。
私たちは劣化状況を正確に診断し、「今必要なメンテナンス」を過不足なくご提案しています。
松本市で屋根塗装・外壁塗装を検討中の方は、まずは無料点検をご利用ください。
「近所の家が次々と塗装を始めていて、うちも気になっていたところでした。
屋根のサビや外壁のヒビなど、自分ではよくわからなかったのですが、調査で丁寧に写真を見せて説明してもらい、すぐに納得できました。
特に雪止めのサビが屋根材を傷めると聞いて驚きました。
これまで塗装だけと思っていたのが、実際には“家を守るメンテナンス”なんだと実感できました。
松本の寒さにも詳しく、季節に合わせた提案をしてもらえたのも安心ポイントでした。」
「屋根の上の様子なんて普段見られないので、写真付きの報告は本当にありがたかったです。
家族とも共有できて、次の工事を安心してお願いできそうです。」
担当者より:
屋根や外壁はまさにお家を守る“盾”のような存在です。
今回のK様邸のように、築15〜20年で塗膜が白くなってきた場合、再塗装のサインです。
屋根の劣化を放置するとサビの進行や雨漏りだけでなく、雪止めや雨樋といった金属部品まで傷んでしまうことがあります。
私たちは単に「塗るだけ」ではなく、
・なぜ劣化したのか
・どんな材料を使えば長持ちするのか
・次の10年を快適に過ごすには何をすべきか
という視点から、ベストなメンテナンスをご提案しています。
「屋根に上がっての確認」「外壁のひび割れチェック」「コーキングの状態確認」など、すべて写真付きでご説明しますので、
ご自身でも“今の家の状態”がよくわかると好評です。
K様から「プロの視点で細かく説明してくれて安心した」とお言葉をいただき、私たちもとても嬉しく思いました。
これからも地域に根ざし、松本市の気候や暮らしに合ったご提案を続けていきます。
松本市は、北アルプスの山々に抱かれた城下町。
「松本城」や「縄手通り」「中町蔵シック館」など歴史と文化が調和する街として知られています。
今回のK様邸がある寿エリアは、市街地に近く、買い物や通勤に便利でありながらも、
少し歩けば田園風景が広がる穏やかな住宅地。
雪が積もる冬は空気が澄み、北アルプスの山並みがくっきりと見える絶景スポットでもあります。
春は弘法山の桜、夏はアルプス公園での水遊び、秋は美ヶ原高原の紅葉、冬は浅間温泉での湯めぐり。
四季を通じて自然と触れ合えるのが松本市の魅力です。
その一方で、朝晩の冷え込みによる凍害や雪の重みによる建物ダメージも多く見られます。
だからこそ、松本市での屋根・外壁リフォームは「気候対策」が欠かせません。
私たち街の屋根やさん松本諏訪平店は、
地域密着だからこそ分かる気象条件や建材のクセを踏まえて、最適なメンテナンスをご提案しています。
「観光で訪れても、住んでみても心地よい松本」。
その景色と暮らしを長く守るために、地元の工務店として皆様のお家をしっかりサポートいたします。
🔶 屋根・外壁の無料点検はこちらから!
「塗装時期かな?」「雪止めが気になる」など、どんな小さなことでもお気軽にどうぞ。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
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