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松本市|築30年のコロニアル屋根は塗装できる?無料診断で分かった最適な工法とは
更新日:2025年11月22日
🔍屋根が見えないからこそ“築年数”が大切なサイン
屋根は、日々の生活の中で最も見えにくい場所のひとつです。
だからこそ、多くの方は“築年数”を手がかりに不安を感じ始めます。
今回ご相談いただいた松本市のお客様もまさにその状態で、
「築30年になるし、一度しっかり見てもらったほうがいい気がして…」
と無料診断をご依頼くださいました。
屋根に上がってみると、コロニアル屋根に現れやすい劣化がいくつも確認され、塗装ではフォローしきれない段階に達していることがわかりました。
この記事では、
✔ なぜ塗装が難しかったのか
✔ どうしてカバー工法が最適だったのか
✔ 築30年で屋根がどう変化するのか
を、女性スタッフの目線でやさしく、丁寧にお伝えします。
街の屋根やさん松本諏訪平店では経験豊富な有資格スタッフが屋根の症状に応じた適切なご提案をしています。
屋根にお困りごと、お悩みごとがある方一度街の屋根やさん松本諏訪平店までご相談ください。
お問い合わせは上の画像をクリック!フォームからメールでお気軽にどうぞ。
お問い合わせのきっかけ|📞“屋根が見えない不安”から始まったご相談
お客様が抱えていたのは、屋根を覗き込んだわけでも、何か異変を感じたわけでもありませんでした。
ただ、築30年という数字だけが、心のどこかで引っ掛かっていたそうです。
スレート(コロニアル)屋根の場合、
・防水塗膜の寿命は15〜20年
・屋根材そのものの寿命は20〜30年
と言われています。
つまり、築30年は劣化が一気に表面化する“節目”でもあるのです。
現場に伺い屋根に上がると、
塗膜剥離・小口のコケ・ひび割れ・基材露出と、いくつかの症状が重なっており、塗装で元気を取り戻させるのは難しい状態。
ここから、丁寧な調査がスタートしました。
スレート屋根の防水性を守っているのは、表面の塗膜です。
しかしその塗膜が粉を吹いたように剥がれ、セメント基材が露出していました。
スレートはセメント製のため、本来は防水性がありません。
塗膜がなくなると、
・雨水を吸い込む
・夜に凍る
・昼に溶ける
この“凍害サイクル”で急速に劣化が進みます。
松本市は寒暖差が大きいため、この現象が特に起こりやすい地域です。
屋根材の表面には細かい割れや欠けが点在していました。
割れは一見小さくても、
・水が入る
・内部から劣化する
・割れが広がる
という連鎖で屋根材全体が弱っていきます。
築30年を超えるスレートはアスベストを含む年代でもあるため、割れてしまった部分の扱いにも注意が必要です。
スレート屋根の断面、小口にコケがしっかり根付いていました。
ここは塗膜が薄い部分で、特に吸水しやすい場所。
コケが生えるということは、
・水を含み続けている
・乾燥しきれない
・内部劣化が進んでいる
という明確なサインです。
小口からスレートが崩れるケースは、現場経験の中でもよく見られる典型的な劣化パターンです。
屋根全体を見ても、
・塗膜剥離
・セメント露出
・多数のひび割れ
・小口の吸水
が顕著で、表面だけの補修では内部劣化を止められない状態でした。
さらに、
20〜30年が寿命のスレート材であること
塗膜が密着しないほど劣化していること
アスベスト封じ込めの観点が必要であること
から、塗装では根本解決に至らないと判断しました。
✅コロニアル(スレート)の寿命は20~30年と言われているので、寿命を迎えている
✅塗膜が完全に剥がれているため、塗料が密着しない
✅セメントが露出しており、吸水と乾燥を繰り返し劣化が進んでいる
✅ひび割れや欠けが多く、補修しても長持ちしない
✅30年前のコロニアルなので石綿(アスベスト)が含まれている可能性が高い
石綿について 詳しくはコチラ>>>
松本平諏訪平の皆様|アスベストの規制強化|首都圏では屋根塗装は激減
客様には、屋根の写真を一緒に見ながら丁寧に現状をご説明しました。
そのうえで、
既存屋根の上に新しい金属屋根を重ね張りする「カバー工法」
をご提案。
この屋根にカバー工法が最適だった理由
-
スレートの撤去が不要でコストを抑えられる
-
アスベストを飛散させず封じ込められる
-
工期が短く在宅負担が少ない
-
ガルバリウム鋼板で耐久性が一気に向上
-
松本市の寒暖差に強い
屋根全体を安全に長く守るため、今回の現場では“最善の選択”となりました。
🙋♂️お客様の声
屋根の状態が自分では全く見えないので、築30年という数字だけが不安でした。
診断では写真を見ながら丁寧に説明していただき、塗装が難しい理由もよく理解できました。
カバー工法の提案も“なぜそれが最適なのか”をしっかり説明してもらえたので安心して任せられます。
工事が楽しみになりました。
👷♀️担当者(外装劣化診断士)よりひとこと
松本市のように寒暖差が大きい地域では、スレート屋根の劣化が早く進行する傾向があります。
今回の屋根は、長期的に安心していただくためにもカバー工法が最も適した選択だと感じました。
工事に向けて引き続き丁寧にサポートさせていただきます。
松本市は、標高が高く、冬の冷え込みが非常に厳しい地域です。
加えて、昼夜の寒暖差が大きいため、スレート屋根にとっては“凍害が起きやすい条件”が揃っています。
スレート屋根は吸水すると、
水 → 氷 → 水 → 氷
という膨張と収縮を繰り返し、内部から劣化していきます。
一方、ガルバリウム鋼板は寒暖差に強く、軽量で建物への負担も少ないことから、松本市との相性は抜群。
カバー工法で採用される理由も、地域特性を踏まえると納得できるはずです。
屋根は“見えない場所だからこそ”早めの診断が大切です。
築年数だけでも不安がある方は、まずはお気軽にご相談ください
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします
この記事を書いた加盟店
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