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箕輪町で積水ハウスのモニエル瓦を調査。色あせとコケから紐解く屋根塗装の適期
更新日:2026年3月27日
上伊那郡箕輪町にお住まいの積水ハウスオーナー様より、屋根の色あせと汚れが気になるとのご相談をいただき現地調査に伺いました。築年数が経過し、屋根全体が白っぽく変色している状態でしたが、これは単なる汚れではなくモニエル瓦特有の「SOSサイン」です。よく「モニエル瓦は塗装できない」という噂を耳にしますが、それは大きな誤解であり、適切な下地処理さえ行えば新築時の輝きを取り戻すことが可能です。今回は、積水ハウスの建物に特有の構造的な注意点に着目し、信州の厳しい冬に備えるための精密な屋根点検の様子をご紹介します。
街の屋根やさん松本諏訪平店では有資格の経験豊富なスタッフが
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結論】着色スラリー層の剥離による防水性低下を確認。
徹底した素地調整と専用プライマーの選定により、
塗装による再生が十分可能です
今回の調査における最大のポイントは、モニエル瓦特有の「スラリー層」の劣化具合を正確に見極めた点にあります。
表面の着色層が粉化して剥がれ落ち、瓦自体が水分を吸収しやすい状態になっていたため、放置すれば冬場の凍害を招く恐れがありました。
幸い瓦の割れなどの構造的破損はなかったため、高圧洗浄で劣化した層を完全に除去し、専用の下塗り材を用いることで、屋根の防水機能を抜本的に強化できると判断いたしました。
上伊那郡箕輪町に建つ、積水ハウス施工の戸建て住宅です。
屋根材にはデザイン性と耐久性に優れたコンクリート製のモニエル瓦が使用されていますが、表面の防水膜が切れると素材が脆くなる性質を持っています。
ハウスメーカーの建物を守るためには、その部材の特性を熟知した上での「正しい下地作り」が不可欠です。
「庭から見上げた時に屋根が白くなっていて、特に北側のコケが目立ってきた。大切に住み続けたいので、地元の気候に詳しい業者に一度見てほしい」という、予防保全の観点からご相談をいただきました。
現地調査の結果、表面の摩耗だけでなく、雨樋へのスラリー堆積など、早急なメンテナンスが必要なサインが複数確認されました。
失われた色彩と防水膜。瓦が発するSOS
積水ハウスモニエル瓦の屋根全景
屋根全体を確認すると、本来の深い色彩が失われ、全体的に色ムラが目立つ白化した状態になっていました。
表面を保護していた着色層(スラリー層)が紫外線で粉化し、雨で流されて地肌が露出している状態です。
防水機能がほぼ消失しており、雨が降るたびに瓦が水分を吸収してしまうため、早急な塗り替えが必要なタイミングです。
剥がれ落ちる着色層。塗装の成否を分ける重要部位
着色モニエル層が剥がれて白っぽくなった瓦
瓦の表面を至近距離で確認したところ、着色層がパリパリと剥離しているのが分かります。
この剥がれかけた層(スラリー層)が残ったまま塗装をすると、数年で塗膜ごと剥がれてしまう原因になります。
塗装工事において「塗る」ことよりも、この古い層を「いかに削り落とすか」という洗浄工程が最も重要であることを示しています。
素材の健全性を確認。メンテナンスの「勝ち筋」
かけや割れなどは確認できなかった
瓦一枚一枚の状態を精査しましたが、大きな欠けやひび割れは一箇所も見当たりませんでした。
積水ハウスの強固な施工のおかげもあり、瓦の固定や素材自体の強度はしっかりと保たれています。
瓦が割れる前の今なら、高額な葺き替えではなく塗装によるメンテナンスで安価に寿命を延ばすことが可能です
加速する風化。日差しが奪った保護機能
ほぼ真っ白になった屋根面
特に直射日光が当たる南面の屋根は、着色層が完全に消失し真っ白になっていました。
瓦表面がザラつき、手で触ると砂のような粉が付着する「チョーキング現象」が極限まで進んでいます。
保護膜がゼロの状態であり、水分だけでなく紫外線によるダメージも瓦内部へ直接届いてしまっている深刻な事実です。
軒先に根付くコケ。湿気が招く二次被害
コケが枯れて黄色くなっている軒先
軒先付近に、水分を含んで繁殖し、その後枯れたコケの堆積を確認しました。
コケが常に湿気を持つことで瓦の乾燥を妨げ、さらに冬場はその水分が凍ることで瓦を内側から破壊しようとします。
コケの発生は単なる見た目の問題ではなく、瓦の寿命を物理的に削る「水害」の一部であると捉えるべきです。
北側の静かな劣化。カビとコケの温床
北側下屋根の着色層剥がれ、コケ、カビ
日光が当たらず乾きにくい北側の下屋根は、今回の現場で最も劣化が深刻なエリアでした。
剥き出しになったコンクリートにカビとコケがびっしりと根を張り、常に瓦が湿潤状態にあります。
北側は一年中ダメージを受け続ける場所であるため、洗浄後の防カビ処理と、強力な防水塗装が必須となる急所です。
雨樋の機能不全。剥がれた瓦成分の堆積
雨樋の中に堆積したモニエル層とコケ
雨樋の内部を確認すると、屋根から流れ落ちたスラリー層の粉末が泥状に溜まっていました。
その堆積物にコケが自生し、雨水の通り道を完全に塞いでしまっています。
屋根の劣化は雨樋の詰まりを招き、溢れた水が外壁を汚したり、軒天を腐らせたりする連鎖的な被害を引き起こします
モニエル瓦の状態を診断した結果、「今すぐの塗装」が最適であると判断しました。
第一に、瓦自体の破損がないため、今なら高額な葺き替えを回避し、塗装で十分に延命できる貴重なタイミングである点。
第二に、剥離したスラリー層が雨樋に悪影響を及ぼしており、住まい全体の排水システムを守る必要がある点。
第三に、信州の冬に備え、凍害による瓦の破壊を未然に防ぐための防水壁を再構築すべき時期であると確信したためです。
上伊那郡箕輪町は、冬場の最低気温が非常に低く、伊那谷特有の冷え込みが厳しい地域です。
この地で防水性を失ったモニエル瓦を放置すると、染み込んだ水が凍結・膨張を繰り返して瓦をボロボロにする「凍害」が発生します。
今回確認された着色層の消失は、まさに凍害のカウントダウンが始まっている状態です。
そのため、一般的な塗料ではなく、浸透力の高い専用プライマーで下地を固め、寒暖差に強い高耐久仕様での塗装を決定いたしました。
下塗りで瓦自体を固めて強化して塗装することでより、新築時のような保護機能が蘇ります。
今後は10〜15年ごとの定期的な塗装メンテナンスをお勧めいたします。
特にモニエル瓦は「最初のリフォームでの下地処理」がその後の寿命を決定づけるため、今回しっかりと根こそぎ洗浄して塗装することで、将来的な維持管理が格段に楽になります。
積水ハウスのオーナー様で、「屋根が全体的に白っぽくなっている」「雨樋に砂のようなものが溜まっている」「北側の屋根だけ緑色の汚れがひどい」といった症状が見られたら、それはモニエル瓦の限界サインです。
放置すると瓦が脆くなり、塗装では直せなくなる恐れがあります。早めの診断が、建物の資産価値を守る鍵となります。
はい、大丈夫です。
ただし、古いスラリー層を完全に除去する「特別な洗浄」と、専用の塗料選定が必須条件となります。
高圧洗浄や塗装の工程があるため、数日間は外干しを控えていただくようお願いしております。
もちろんです。
大手ハウスメーカーから地元の工務店さんの建物まで、屋根材の特性を見極めて最適なアドバイスをいたします。
イトウ住建では、箕輪町や伊那市など南信地域全域の現地調査およびお見積りは無料で行っております。
まずはお気軽にご相談ください
屋根の大きさや劣化状況によりますが、現地調査に基づいた詳細なお見積りを無料で作成いたします。
まずは現状を知ることが大切です。
「積水ハウスを建てて20年、屋根のことはずっと気になっていました。
他社では葺き替えを勧められ予算に悩みましたが、イトウ住建さんに『塗装で直せる理由』を科学的に説明してもらい、納得してお願いできました。
塩尻特有の凍害の話を聞けたのも、地元業者ならではの信頼感がありました」
とのお言葉をいただきました。
モニエル瓦のメンテナンスは、知識のない業者が行うと数年で剥がれてしまうリスクがある繊細な作業です。
積水ハウスという立派なお住まいを、長野の厳しい気候から守るお手伝いができることに誇りを持っています。
これからも、部材の特性と地域の環境に合わせた「誠実な施工」を続けてまいります。
箕輪町は標高が高く、冬場は雪解け水が夜間に再び凍る「凍結融解」が非常に激しい環境です。
この時、防水が切れた瓦の隙間に入り込んだ水が氷になると、凄まじい力で瓦を押し広げます。
これが「凍害」の正体です。
地元の気候を知る私たちだからこそ、見た目だけを綺麗にするのではなく、箕輪の過酷な冬に負けない「本物の防水」にこだわっています。
今回は、塩尻市での積水ハウス・モニエル瓦の屋根点検事例をご紹介しました。
一見きれいに見える屋根でも、着色層の裏側には見えない危機が潜んでいることがあります。
「うちのモニエル瓦、塗装できるのかな?」と気になった方は、ぜひイトウ住建の無料点検をご利用ください。
プロの視点で細部まで診断し、あなたのお住まいの健康を全力でサポートいたします!
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
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「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします
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