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安曇野市穂高|ホテル会議室の出窓カウンター木部塗装工事|プロ職人が再生する艶と質感
更新日:2025年10月23日
冬の安曇野は、白い息が映えるほど冷たい空気と、山々の雪景色が美しい季節です。
その一方で、暖房と寒気の温度差による「結露」が室内の木部を傷めてしまうことがあります。
今回ご紹介するのは、安曇野市穂高にあるリゾートホテル様からのご依頼。
会議室の出窓カウンターが結露で劣化し、表面の塗膜が剥がれてしまったとのことでした。
ホテルの高級感を損なわずに修復するため、経験豊富な職人が2名体制で慎重に塗り替えを行いました。
その丁寧な工程と、空間に溶け込む自然な仕上がりをご紹介します。
結露で塗膜が剥がれた木製出窓カウンター。
木の温かみが魅力の出窓カウンターですが、室内でも湿度差によって結露が発生し、塗膜が浮いたり剥がれたりします。
表面を指でなぞると白い粉が付くほどで、木の繊維が水分を吸って柔らかくなっていました。
このまま放置すると腐食やカビが進行し、交換が必要になる場合も。
そこで今回は、表面を削って再塗装し、木目の風合いを活かしながら保護することになりました。
カウンター周りのサッシや壁の養生。
室内の工事で最も重要なのが「養生(ようじょう)」です。
塗料が飛び散ると一瞬で美観が損なわれるため、窓枠・サッシ・壁の取り合い部分を丁寧にビニールで覆います。
ホテルは常に清潔でなければならない場所。
見た目だけでなく、臭いやホコリにも細心の注意を払いながら作業を進めました。
床の養生。
お客様やスタッフが出入りする会議室では、床を傷つけないよう養生マットを二重に敷き込みました。
滑りにくい素材を選び、職人が安心して作業できるように工夫。
床から壁、家具まで一体的に覆うことで、塗装後の清掃もスムーズになります。
「汚さない」「傷つけない」「静かに」──それがホテル工事の鉄則です。
古い塗膜を削るサンディング作業。
塗装前の下地処理が仕上がりの命。
目の粗いサンドペーパー(#80)で塗膜を削り落とし、次に#100、最後に#180で表面を滑らかに整えます。
粉塵が舞いやすい作業ですが、専用の集塵機で吸い取りながら行うため、室内は常にクリーンな状態。
ホテルの担当者様が暖房を入れてくださり、室内は快適でしたが、作業後は汗がにじむほど集中しました。
下塗り着色塗料「マルチステイン」。
マルチステインは木の呼吸を妨げず、自然な木目を引き立てる水性塗料です。
低臭タイプなので、ホテルや店舗など臭いが残せない現場でも安心。
今回は温もりのある「チェスナット(濃い茶色)」を採用しました。
塗料を薄くのばしながら木の導管にしっかり吸わせていきます。
着色塗装1回目の様子。
木が塗料を吸い込むため、最初の塗りでは色がやや淡く見えます。
職人は木目の流れを読みながら刷毛を動かし、ムラが出ないように均一に塗布。
乾燥時間を十分に確保し、光沢が出てくるまでじっくりと待ちます。
照明を反射させて塗り残しを確認しながら、次の工程へ。
2回目の重ね塗り。
ここで色味がぐっと深くなり、カウンター全体に高級感が生まれます。
木の導管が自然に浮き上がり、まるで新品の家具のような艶やかさ。
ホテルのインテリア照明との相性もよく、空間全体にあたたかみが広がりました。
塗りムラを防ぐため、照明の角度を変えて確認しながら丁寧に仕上げます。
中塗り作業。
中塗りには「サンデング」を採用。
水性でありながら塗膜の厚みを確保でき、着色面をしっかり保護します。
乾燥後に表面を軽く研磨し、次の上塗りの密着性をさらに高めるのがポイントです。
白っぽく見える段階を経て、乾燥後にはしっとりした木肌へ。
2回の塗布で強度と手触りのなめらかさが格段に向上しました。
✨仕上げ:「2液フラット半ツヤ」で家具のような艶に
和信化学工業「カウンター用2液フラット半ツヤ」。
主剤と硬化剤を混ぜて使う2液型水性塗料で、木部専用の高耐久タイプ。
耐摩耗性に優れ、ホテルのように利用頻度が高い空間でも長持ちします。
塗膜が乾くと透明感が増し、やわらかいツヤが生まれます。
2回塗りを行い、手触りがすべすべと心地よく仕上がりました。
完成後の出窓カウンター。
外の雪景色がカウンターに映り込むほど、滑らかで美しい仕上がり。
会議室全体が明るくなり、訪れる方の印象も一新されました。
木目の温もりを感じられる空間に戻り、ホテル担当者様にも大変喜んでいただきました。
今回の工事では、ホテルならではの「静かで清潔な環境を守る塗装」を徹底しました。
木部の塗装は単なる見た目の修復ではなく、素材を保護し、空間の価値を高める大切なメンテナンスです。
結露や紫外線で劣化した木部を再生することで、長く美しさを保つことができます。
安曇野市・松本市・塩尻市周辺で木部塗装をご検討の方は、経験豊富な職人が在籍する当店にお任せください。
◆お客様の声
「去年お願いした部屋がとても好評で、今回も同じ仕上がりを期待していました。
新しいカウンターのようにツヤが出て、手で触れるたびに気持ちがいいです。
会議室全体が明るくなり、お客様を迎えるのが楽しみになりました。」
◆担当者よりひとこと
ホテル工事は静粛性と清潔感が最も大切です。
木部塗装は照明の反射や湿度でも印象が変わるため、細部まで気を配りました。
ベテラン職人二人の息の合った作業で、想像以上の仕上がりになりました。
現場での信頼関係が良い仕事を生む──改めてそれを実感できた現場でした。
安曇野市穂高は、四季ごとに姿を変える北アルプスの景観が魅力です。
「穂高神社」「碌山美術館」「大王わさび農場」など、自然と文化が調和した観光地として知られています。
冬はスキー客、夏は避暑地として多くの方が訪れ、リゾートホテルや別荘も点在。
寒暖差が大きい地域だからこそ、木部の塗装メンテナンスが重要です。
地域の気候を知り尽くした職人が、最適な塗料と工法を選ぶことで、建物の寿命を延ばすことができます。
🌿木部の剥がれ・ツヤの低下・結露による劣化が気になる方へ
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ホテル・店舗・住宅問わず、丁寧で確実な塗装をご提案します。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
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