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塩尻市外壁現地調査｜モルタル外壁の宿命！？クラックの発生でご相談
更新日：2023年6月11日
塩尻市のお客様から外壁のクラックで困っているので一度見てほしいというご相談があり現地調査に伺いました。５年ほど前に中古住宅を購入されて年々増えてきている外壁のクラックをどうにかしたいというご相談でした。外壁はモルタルです。モルタルはよく使われる窯業系サイディングやALCの外壁に比べて、モルタル自体の壁厚が薄いため振動や地震などに揺れによるクラックが発生しやすい外壁材です。構造体自体にクラックからの影響は少ないのですが、クラックの幅が大きくなると雨漏りの原因にはなり得ます。
まず最初に目についたのが玄関柱のクラック（ヒビ）です。縦に１本上から下まで入っていました。クラック幅もかなりありました。
他にも目地やサッシ廻りなど、比較的弱い部分に数えきれないクラックが入っていました。
クラックが入っているところで一番ひどかったのがここです。
南面一番端のサッシ角に大きな亀裂が入っていて、東面につながっていました。
サッシ周りは爆裂と言ってどこからか入った水が逃げ場がなくとどまり、冬寒くなるとそれが凍って中から壁を壊す現象が良く見られるのですが、この亀裂は爆裂ではなく揺れなどの建物の動きからくるものでした。
南側サッシ周りでは雨漏りもしているそうです。去年秋の台風の時はマンガのようにバケツやボウルを置いて、雨をしのいでいたそうです。
塗り替えは全く選択肢になく、金属サイディングという壁材の重ね張り工法をご希望との事。後日お見積りを持って打合せさせていただきます。
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