ホーム > 諏訪郡原村|強風でめくれた軒先トタン屋根をガルバリウム鋼板で…

諏訪郡原村|強風でめくれた軒先トタン屋根をガルバリウム鋼板で安心リフォーム!
更新日:2025年10月17日
原村は八ヶ岳の麓に位置する高原の村。
標高が高く風当たりも強いため、台風や突風による屋根被害のご相談が多い地域です。
今回のお客様からは、
「台風で軒先のトタンがバリッと剥がれてしまった」との緊急のお問い合わせをいただきました。
現地調査の結果、下地や破風板まで劣化しており、一部補修では済まない状況。
この記事では、強風でめくれたトタン屋根の復旧工事の流れを、
専門用語の意味も交えながらやさしく解説します。
また、火災保険を利用して修繕できるケースについても触れていきます。
原村では風速20mを超える強風が吹くこともあり、トタン屋根の浮きや捲れ被害が毎年発生しています。
今回も軒先のトタンがめくれ上がり、下地材が完全に露出していました。
トタンは軽く施工しやすい反面、ビスや釘が緩むと風の影響を受けやすくなります。
放置すれば雨水が侵入し、内部木材の腐食や雨漏りを招くため、早急な対処が必要です。
「野地板(のじいた)」とは屋根材を支える下地の板。
屋根構造の強度を担う重要な役割を果たしています。
今回は雨水の侵入により一部が黒ずみ、木が柔らかくなっていました。
腐食した野地板では釘が効かず、風に耐えられません。
そのため、劣化部分を撤去し、新しい構造用合板をしっかりと固定しました。
軒天(のきてん)は屋根の裏に張られた天井部分で、雨風を遮るとともに湿気を逃がす役割を持ちます。
今回は黒ずみや剥がれが見られたため、張り替えと塗装を実施しました。
破風板(はふいた)は屋根の端を支える板材で、風の圧力を受け止めるパーツです。
ここが傷むと屋根全体が不安定になるため、こちらも交換して補強しました。
現場は一面にブロッコリー畑が広がる原村の高原地帯。
屋根上から見える八ヶ岳の眺めは圧巻で、空気が澄んでいる分、風の通りも強く感じられます。
お施主様は代々続くブロッコリー農家さんで、「この風と寒さが甘みの秘訣」と笑顔で語ってくださいました。
原村は標高1,000mを超えるため、
風・霜・雪といった自然条件が屋根の劣化を早めます。
私たちはこうした地域特性を踏まえて、最適な屋根材と施工法を選定しています。
「垂木(たるき)」は屋根の骨格となる角材。
屋根全体の形を作る重要な構造材で、屋根材・雪・風の荷重を受け止めます。
今回は腐食していた部分を新しい木材に交換し、補強金具で固定しました。
この補強により屋根の強度が大幅にアップし、次回の強風でも安心できる構造に。
新しい野地板をすき間なく敷き詰め、垂木にビスでしっかり留めていきます。
この作業では「面で支える」ことが重要。
隙間や段差をなくすことで、強風時の屋根揺れを防ぎます。
また、ビスの本数やピッチも規定通りに施工し、見えない部分の精度にもこだわりました。
屋根材の下には必ず「ルーフィング」と呼ばれる防水シートを敷きます。
これは二重構造の“雨漏り防止バリア”です。
今回は高耐久タイプの改質アスファルトルーフィングを採用。
継ぎ目が重なる部分は10cm以上の幅を取り、雨水が絶対に浸透しないよう丁寧に貼り合わせました。
軒天側から確認しても、すべての下地が美しく整っています。
新しい木材のラインが均等にそろい、ビスの位置も正確。
この「見えない部分の施工品質」が、屋根の寿命を左右します。
お施主様からも「まるで新築みたい」と喜びの声をいただきました。
仕上げ材には「ガルバリウム鋼板」を採用。
従来のトタンよりも3〜6倍の耐久性を持ち、サビにも強い高性能素材です。
また、軽量なので建物への負担も少なく、耐震性も向上します。
原村のような強風・積雪地域には理想的な屋根材です。
今回は軒先のトタン部分のみを葺き替え、上部の瓦屋根はそのまま残す部分施工としました。
必要な箇所だけ施工することで費用を抑えつつ、耐久性と見た目を両立。
完成後の屋根はまるで新品同様で、お施主様にも大変満足いただけました。
強風による屋根の破損は、放置すると内部腐食や雨漏りを引き起こします。
早期発見・早期修繕が最もコストを抑えるポイントです。
💡 ここで大切なのが「火災保険の活用」です。
実は、今回のように台風や強風による屋根の損傷は火災保険の補償対象となる場合があります。
自己負担0円で修繕できるケースも多く、
「保険の対象になるかどうか」「申請の書類は?」といったご相談にも、
当社では専門スタッフが無料でサポートいたします。
イトウ住建・街の屋根やさん松本諏訪平店では、
-
強風・雪害・雨漏りなど自然災害による被害調査
-
火災保険を利用した修繕サポート
-
材料選定から施工・保証まで一貫対応
地域の気候を熟知したスタッフが、
“無駄のない修繕”と“確かな安心”をお届けします。
お客様の声
台風のあと屋根が剥がれてしまい、とても不安でした。
他社では「全体葺き替えが必要」と言われましたが、イトウ住建さんは
状況を丁寧に見てくださり、必要な部分だけの工事を提案してくれました。
火災保険の申請方法まで教えていただき、結果的に自己負担もほとんどなく修理できました。
仕上がりもきれいで、次の冬も安心して過ごせそうです。
担当より
原村は強風・寒冷・霜といった自然条件が厳しい地域ですが、
その分「地域特性を知る施工」が大切です。
今回は風に強いガルバリウム鋼板を採用し、
下地からしっかり補強することで、長く安心できる屋根に仕上がりました。
火災保険のサポートも含め、今後もお客様にとって最適なご提案を心がけていきます。
原村は八ヶ岳西麓、標高900〜1300mの高原に広がる自然豊かな村。
夏は冷涼で避暑地として人気が高く、冬は冷え込みが厳しいため「寒冷地仕様」の住宅が多く見られます。
特産品はブロッコリーとセルリー。
高原野菜の一大産地として全国に出荷されています。
一方で、冷たい風や雪の影響で屋根のトラブルも多く、
「屋根材の浮き」「凍害」「軒天の腐食」などが毎年のように発生します。
イトウ住建では、原村・富士見町・茅野市エリアで数多くの施工実績があり、
寒冷地特有の劣化要因を踏まえた最適な屋根リフォームをご提案しています。
“高原の暮らしを守る施工店”として、地元に根ざした対応を続けてまいります。
地域密着27年。
外装劣化診断士・2級建築士・施工管理技士が在籍する
**「街の屋根やさん松本諏訪平店(イトウ住建)」**にお任せください。
「屋根の不安」を「安心」に変えるお手伝いをいたします。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-matsumoto@email.plala.or.jp
株式会社イトウ住建
〒399-0734
長野県塩尻市大門四番町6-5
長野県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane.iida@tanoshi-reform.com
株式会社たのしいリフォーム
〒395-0811
長野県飯田市松尾上溝6314-2


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。