ホーム > いよいよ瓦葺きにも耐震工法という新風が吹き始めたか!

いよいよ瓦葺きにも耐震工法という新風が吹き始めたか!
更新日:2025年10月18日
こんにちは!
お客様から「瓦屋根って地震に弱いって聞いたけど、本当にそうなんですか?」とご相談をいただくことが増えてきました。
確かに、在来工法(昔ながらの工法)の瓦屋根は、地震の揺れに対して弱いとされる部分もあります。
今回は、特に地震の影響を受けやすい【棟(むね)】と呼ばれる部分に注目し、
従来の工法と、新しく開発された耐震工法の違いについてご紹介したいと思います。
瓦屋根で地震で一番影響を受ける棟部分。同じようにこの部分は経年劣化でも一番影響を受けやすいとなっています。
右の写真は、在来工法の日本瓦の棟部分の断面模型です。
瓦が何段にも重なっていますが、それを接着固定しているのが粘度質のある土です。
当然土ですから一度固まってしまえば弾力性は無くなってしまうので、地震などの外力で揺すられれば細かい無数のヒビが入り、乾燥した粘土質が粉状になってパラパラと落ち始めます。
新しい耐震工法とは?棟に補強材を入れて強度アップ!
こちらの写真は瓦業界が研究開発を行ない、考え出した耐震工法の棟部分で、棟内部の中心に耐震補強材が入っているのが分かります。
この耐震補強材が地震の時にどのような動き方をして、耐震性能の働きをするのかは不明ですが非常に興味がありますね。
また在来工法では粘土質系の土も、耐震工法では粘土質系ではないように思います。
平瓦一枚に対して一本の耐震金具パーツが取り付けてあるのが分かります。
先ほども触れましたが、地震発生時にこの金具がどのような動きをしどのような働きをするのかを、実際に検証してみたいものです。
重い=地震に弱い? その“定説”を覆すかもしれない耐震工法
「瓦屋根は重いから地震に弱い」
——こうした声を耳にすることは多いですが、近年では瓦業界も真摯にその問題と向き合い、耐震性を向上させる工法の開発が進められています。
今回ご紹介したような【耐震補強材】【瓦1枚ごとの金具固定】などの工夫によって、
昔のイメージとは大きく違う、地震に強い瓦屋根が実現しつつあります。
今後、実際の揺れに対する性能検証なども進んでいけば、「瓦=弱い」というイメージを変えてくれる技術として、さらに注目されるのではないでしょうか。
私たちは、静岡県沼津市を拠点に、三島市・裾野市・長泉町・清水町・函南町など、地元密着でリフォーム・屋根工事を行っております。
「地震対策として屋根を見直したい」
「古い瓦屋根が心配だけど、どうしたらいいか分からない」
そんなお悩みがある方は、どうぞお気軽にご相談ください!
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@mbr.nifty.com
株式会社イワサキホーム
〒410-0813
静岡県沼津市上香貫三園町1377-4
静岡県の加盟店一覧
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-shizuoka@k-sys.co.jp
株式会社建築システム
〒422-8051
静岡県静岡市駿河区中野新田57-161
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane-shizuoka@k-sys.co.jp
株式会社建築システム
〒430-0903
静岡県浜松市中央区助信町9−16


街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様の不安を解消できるように、お問い合わせから工事の完成までの流れをご紹介しています。

街の屋根やさんが施工している様々な屋根工事と屋根リフォームの一覧をご紹介します。

お客様から寄せられた屋根に関する疑問を、当店スタッフが親身に回答しています。

弊社で行った施工事例をご紹介しています。詳細な説明と写真でわかりやすくお伝えします。

弊社の会社概要になります。街の屋根やさんとはこんな会社です。