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箕輪町屋根外壁無料点検|ALC外壁・金属屋根|塗装でのお問い合わせ
更新日:2023年2月5日
上伊那郡箕輪町で屋根、外壁で塗装を検討しているので一度見てほしいというお問い合わせがあり、無料点検に伺いました。外壁はALC、気泡がたくさん入っている軽量コンクリートです。パワーボードなどの商品名がおなじみかもしれません。屋根はガルバリウム鋼板でしたが、3階建てで危険だったので屋根上には上らず、はしごから見える範囲での点検となりました。
まずは外壁の劣化診断です。いつものように最初はチョーキングの確認です(一番左の写真)。チョーキングは劣化診断をするうえで一番わかりやすい調査で、外壁を指で触って白い粉が付くかどうかの調査です。チョーキングとは塗装表面が暴露状態の際に紫外線・熱・水分・風等により塗装面の表層樹脂が劣化し、塗料の色成分の顔料がチョークのような粉状になって現れる現象や状態のことです。このお家の外壁もしっかりと粉が付きました。
次に塗装膜の剥がれを見ます。大きな問題はありませんでしたが、真ん中の写真の箇所がありました。塗装膜の剥がれではなく、何かを外した後で塗られていないところが出てきてしまったようです。
濃い色のお家だったので全体的に色褪せが目立っていました
次に屋根の調査です。3階建ての急こう配の屋根だったので、さすがに上ることはできず、北側にあったスペースを利用して梯子を掛けて、梯子の上から見える範囲での調査とさせていただきました。
鋼板の一文字葺きという屋根でしたが、所々塗装膜の剥がれが見られました。この屋根を塗り替えるとなるとしっかり下地処理をしないとまたすぐに剥がれてしまいそうです。
その他では、勝手口の屋根の塗装膜の剥がれが著しかったです。同様に鋼板一文字葺きなのですが、こちらは大屋根以上にしっかり下地処理をしてから塗ってあげないといけません。
また、サッシ廻りのコーキングに劣化が見られました。それほど深刻ではない劣化状況なので、簡単な補修で済みそうです。
以上点検をさせて頂き、すぐに不具合が発生するということもありませんが、そろそろ塗装したほうがいいですよという状態でしたが、この後診断書を作成して劣化状況を報告しながらアドバイスさせていただきます。
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