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塩尻市雨漏り工事|1階和室の雨漏り|原因のフラワーボックスを撤去して外壁補修
更新日:2023年9月16日
塩尻市で外壁塗装のお問い合わせがあり、下見調査に行ってきました。一通り調査した中でフラワーボックス(小さいベランダのようなもの)の付け根に大きなクラックが入っていました。壁の中で鉄骨につながっているので崩れることはないと思いましたが、状況を報告するとフラワーボックスの下の和室に以前から雨漏りがしているとのこと。雨が入るには十分な亀裂なので雨漏りの原因には十分です。塗装する際に亀裂だけを補修することもできますが、使っていないフラワーボックスということで、撤去して雨漏りしないように防水処理をすることをご提案、ご理解いただいて工事しました。
窓枠の角から亀裂が入っています。これが両サイドにありました。壁の中で鉄骨につながっているのでフラワーボックスが落ちることはないと思いますが、雨が入るには十分すぎる大きさです。撤去だけの工事だと見栄えもよくなく、修繕したという痕が残ってしまいますが、外壁塗装と併用した工事なので修繕痕を塗ってしまえばあまり目立たなくもなります。
フラワーボックスがある部屋の真下が和室でした。その和室に雨漏り跡があります。ぽたぽた水が落ちるような雨漏りではなく、普段使っていないおへにゃということで、雨漏りしてるな~くらいであまり気にしていなかったそうですが、それは危険です。水は建物にとって天敵です。水が入った時点で何かしらの不具合につながると思ってください。カビが出て体にも影響があるかもしれません。
塗装用の足場もあるし、そんなに大変な工事ではないと思ったのですが、撤去工事はなかなかハードな内容でした。どこかで細かくばらせるだろうと思いましたが、幅2mあまり、奥行き40cmほどのFRP製で全部一体になっていました。針金で足場に固定して何かのはずみで落下しないようにしてから撤去にかかります。右の写真が撤去後のフラワーボックスです
フラワーボックスを撤去すると中の木下地は雨染みだらけ、本来あるはずの防水シートもありませんでした。間違いなくここから下の和室に雨漏りしていました。フラワーボックス本体の防水は問題ありませんでしたが、お家とのジョイント部分の防水に問題があったようです。撤去して開口してしまったところにタイベック(防水シート)を同じく防水テープでしっかりと止めました
防水シートの上から金属サイディングで開口部分をふさぎました。周りの壁がリシンという凸凹した柄だったのですが、金属サイディングにその柄はありません。なるべく近い柄を選び、その上から周りの塗料と同じ色の塗料を塗りました。補修痕があまり目立たなくなり、ワンポイントになってかえって良かったとお施主様も喜んでおられました。
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