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諏訪郡富士見町で屋根、外壁塗装のお問い合わせがあり下見してきました
更新日:2021年5月27日
いつも街の屋根やさん松本諏訪平店のブログをご覧いただきありがとうございます。今回は諏訪郡富士見町で以前バルコニーのシーリング打ち替え工事をさせていただき、その工事が気に入ったということで声をかけていただいたお客様から、屋根外壁の塗り替えのご相談をいただき下見、調査に行ってきましたのでご紹介します。
3階建てで屋根はスレート、外壁は窯業系サイディングのお家です。下屋根があったのですが3階建ての屋根はちょっと怖かったのですが、隅々までしっかり見させていただきました。
まずは屋根の状況を見ました。小さいですが下屋根があったのでそこにはしごをかけて上ることができました。こちらはその下屋根の状況です。カメラの角度が悪いのですが勾配が緩い屋根です。何寸勾配という表記をしますが、この屋根は2寸勾配でした。数字が小さいほど勾配が緩いことになります。スレート屋根の必要最低勾配は3寸勾配なので、この屋根は勾配が足りない屋根です。水はけが悪く雨漏りの危険が高いと言えます。
案の定雨漏りがあったようです。屋根材の重なりの隙間から入ったのだろうということで、雨漏りを直いした業者がこの隙間にシーリングを打ったそうです。これはやってはいけない方法でした。この隙間は屋根材の下に水が入ってしまった場合ス、排水路の役割があります。スレート屋根を塗装する場合、塗料でこの隙間がふさがらないようにタスペーサーという部材を入れます。隙間を確保する方法で、決してふさいではいけません。
3階大屋根の北側の状況です。南側は太陽光パネルが乗っていたので、塗装面はほとんどありません。北側は日当たりがよくないので、苔がびっしりと発生していました。オレンジ色が苔です。スレート屋根にはよく見られる苔の発生ですが、高圧洗浄である程度きれいに落としてから、落としきれなかった苔は手作業でこそぎ落とします。
雪止め周辺に屋根材の割れが何カ所かありました。雪の負荷が原因と思われます。防水性が落ちてしまったので、防水処理をして塗装する必要があります。
続いて外壁の状況です。まずはチョーキングのチェックをします。チョーキングは紫外線により塗料の中の顔料が浮き出て粉状の汚れとなって表面に出てくる現象です。一番わかりやすい塗り替えのサインです。右の写真で指の横に3本の線が見えると思います。粉状の汚れが指に着いたということです。
窯業系サイディングのほとんどの場合、ボードとボードのジョイント部分に目地ができ、そこにシーリングを打って防水します。このシーリングの劣化が顕著でした。剥離や亀裂がほとんど全部のシーリングに表れていました。ここから入った水が凍結により膨張して、中から外壁を壊す爆裂という現象が起こる可能性があります。爆裂をすると塗装での修復は困難になり、その費用も上がってしまいます。シーリングのメンテナンスは外壁表面以上に重要です。
サイディングボードの反りもありました。ボードの伸縮や、ボードの厚さが足りないなど要因はいろいろ考えられますが、これも塗装ではどうしようもありません。このまま塗装をするか(反りが目立ちます)張り替えるか、選択が必要です。
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