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沼津市でセメント瓦の隅棟が破損していたので、仮補修しました。
更新日：2021年5月26日
今回は、沼津市で台風被害にあわれた、セメント瓦の屋根へ現場調査に伺いました。
早速、屋根に上って見ると、隅棟の丸と呼ばれる瓦が、ひっくり返っている状況でした。
この隅棟の下地は土になっている為、このまま雨でも降られると土に水分が浸み込み、
ルーフィングも劣化していると、雨漏りしてしまう可能性もあります。
また、瓦を数えてみると一枚足らないことがわかりました。
仮に被せておくにも足らないと困ってしまいます。
この手の瓦は、既に廃番になっている可能性もあるので、探すのにも一苦労となります。
とりあえず、足りている分で瓦を被せ直して、足らない分はゴムシートで仮養生させて
いただきました。
早目に対応したいと思います。
このセメント瓦は、塗装が必要な瓦となります。
昔からよく使われている瓦は陶器瓦が多く、塗装も不要なのですが、こちらは塗らずにいると
瓦本体が部分的に欠けたり、ひび割れを起こしてしまうので、結果飛散したり屋根の下に雨水が入り込み
雨漏りへと繋がってしまいます。
その点、今回のお家では塗装もされており、屋根としては良い状態ではあったのですが、
棟の部分は固定していた銅線もちぎれてしまうほどの強風に煽られてしまったようです。
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