屋根塗装/岸和田市 スレート屋根の縁切りもご紹介！屋根塗装の流れ
更新日：2025年9月19日
棟板金が風に煽られることで、板金を留めている釘が浮いてきます。すると板金自体も浮いてきてバタバタと音が鳴るようになります。最悪、強風で板金ごと飛ばされる可能性もあるので定期的にメンテナンスしましょう。
高圧洗浄といえば「洗浄」ですが、実際は古い塗膜や苔などを「削り取る」というニュアンスのほうがあっていると思います。洗浄が不十分だと汚れの上から塗装をしていることになるので、塗料がスレート瓦に密着せずに、浮いてしまっているような状態になります。ですので、いい塗料を使ってもすぐに剥がれてしまう可能性が高くなってしまいます。
屋根瓦の塗り替えでは必ず下塗りを行います。
脆くなった下地素材を強化し、上塗り塗料との密着が高まるので塗装が長持ちします。
逆に下塗りを行わず上塗りすると塗装がすぐに剥がれてしまいます。
屋根瓦には、水を流すために隙間が開いていますが、屋根の塗り替えの際にその隙間が塗料で埋まってしまいます。隙間が無くなると、毛細管現象（狭いところに水分が吸い上げられる現象）を引き起こし、最悪の場合、室内への雨漏りの原因になってしまいます。
縁切りとは、塗料で塞がった屋根瓦に隙間を開ける作業のことで、タスペーサーを使うと簡単に縁切りを行うことが出来ます。
タスペーサーを瓦の間に等間隔で差し込むことで、隙間をはじめに作っておくことができ、この上から塗装しても隙間が埋まることはありません。
外壁・屋根ともに塗装のメンテナンスは、下塗り→中塗り→上塗りと三回工程で分けて塗装するのが基本です。
中塗りはローラーで塗装しています。
屋根を塗装することで、スレートや板金部分の腐食が防止でき、屋根の葺き替え工事が不要・または延期できます。
この上塗り材（中塗り・上塗りともに）によって、紫外線保護や防水の機能を屋根材に付与することができます。
藻やコケなどにより瓦と瓦の間にゴミが溜まってしまうと、そこから水を吸い込んで下地合板の腐食や雨漏りの原因となってしまうこともあり、10年程度に行う外壁メンテナンスの時に足場を立てる際は、外壁と同時に屋根も塗り替えすることをお勧めします。
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