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忠岡町の棟の瓦が落ちて下屋の瓦が割れる二次被害がありました!
更新日:2021年11月1日
忠岡町にお住いの皆さまこんにちは!
今年は今のところ
大きな台風は上陸していませんが、まだ安心はできません。
台風が来る前にできる限り備えたい、という方はおられますか?
勢力の強い台風が接近したり、上陸することがあると、屋根の
瓦が
飛ばされるなど被害が出る可能性があります。
忠岡町にお住いのF様より内装のご相談をいただき、その時に
「3年前の台風で屋根に被害があり修理できないままなんです」というお話があり
、屋根の調査にお伺いしたので、その様子を現場ブログでご紹介させていただきます。
忠岡町F様より内装のご相談をいただき、その時に3年前の台風での屋根の修理ができていないとのことで改めて屋根の調査にお伺いしました。
室内に雨漏りしているので、きちんと調査を行いより良いご提案をさせていただきます!
まずは大屋根(2階の屋根
)の調査を行いました。写真は棟の様子です。
「棟」とは屋根の頂点の水平部分のことで、軒先に向かって下りる棟を「下り棟」
と言います。むねは屋根面同士の継ぎ目となり隙間があきますので、瓦葺きの屋根の場合、瓦を積み上げて雨仕舞(あまじまい)しています。
※雨仕舞とは・・雨水が内部に浸入しないように工夫すること
棟に葺かれている鬼瓦や下り棟との取り合いにも隙間ができるので、漆喰(しっくい)を詰めているのですが、その漆喰がほとんど剥がれている状態でした!
【雨仕舞について詳しくはこちら】➡
雨漏りをさせないために、雨水を積極的に誘導して排水させる雨仕舞い
横方向から確認すると、下り棟の瓦がズレて、のし瓦という四角い瓦が抜け落ちていました。
下り棟と大棟(おおむね・水平方向の棟
)
の取り合いの漆喰が剥がれて瓦の固定力が低下した可能性があります。
漆喰が剥がれたり、瓦がズレて隙間があくと、そこから雨水が浸入して雨漏りすることがあります。
瓦のズレを戻し、抜け落ちたのし瓦を復旧、そして
剥がれた漆喰は詰め直すことになりました。
台風の強風で
下り棟の瓦がバラバラに飛散している箇所がありました!F様邸はこの下のお部屋で雨漏りしています。
棟の瓦は雨水がきちんと排出されるように上に積み上げられています。
屋根の高い位置にあるため風や揺れの影響を受けやすく、被害にも遭いやすいのです。
3年前の台風でも、棟の瓦が飛ばされたり、棟に取り付けている板金が剥がれる被害が多発しました。
棟は瓦を高く積み上げていますのでバラバラに崩れないように銅線を通して固定されているのですが、F様邸の被害箇所の下り棟を確認すると銅線が切れている状態でした。
銅線も経年で緩んだり切れることがあります。
そうなると台風の強風などで瓦が飛ばされやすくなってしまいます!
工事の際は崩れた降り棟を部分的に積み直し、新しい銅線で固定した後、シーリングを充填して補強することになりました。
続いて下屋を確認しました。下屋は大屋根よりも被害を受けていました!
その理由は、
大屋根の下り棟の瓦が飛ばされて下屋に落ちたことで瓦が割れる二次被害を引き起こしていたからです。
下屋の瓦は飛ばされていないのに、瓦が割れる被害が数多くあったのは、上の屋根の瓦が落ちてきたことが原因です。
F様邸は数カ所で
桟瓦(さんかわら・屋根面に葺く瓦
)
が割れていました。
谷樋の際の桟
瓦も割れて大きく隙間があいていました。
桟瓦には屋根面に落ちてきた雨水が流れてきますので、割れて隙間があくと雨水が内側に流れ込み、雨漏りのリスクが高くなってしまいます!
割れた瓦はすべて新しい瓦に差し替えるのでご安心ください。
※谷樋とは・・屋根の谷に設ける雨樋のこと
台風で屋根に被害を受けてから約3年、修理ができないままでいたので、瓦の割れた部分から雑草が生えていました。
屋根には漆喰や葺き土が使われているので、水と太陽光、そして植物の種子があれば成長します。
屋根に雑草が生えると根を張り、雨の日に雨水が根を伝って雨漏りすることがあります。工事の際は雑草を抜いてきちんと清掃させていただきます。
下屋の壁際(外壁との取り合い
)に葺いている
のし瓦もズレて抜け落ちていました。
壁際の瓦は、外壁を伝ってきた雨水を屋根面に流す役割があります。
抜け落ちたのし瓦は元に戻してシーリングで接着固定するご提案をさせていただきました。
下屋の下り棟の瓦も割れていました。下屋の下り棟は冠瓦(かんむりかわら・一番上に葺く瓦
)
が割れているだけで、ズレたり飛ばされていなかったので割れた瓦を差替えて、今後に備えてシーリングで補強するご提案をさせていただきました。
シーリングで瓦同士を繋いで補強する工法のことを「ラバーロック」と言います。F様邸は台風で棟に被害が集中したので、瓦が飛ばされないようにすべての棟をラバーロックすることになりました。
【ラバーロックについての関連記事】➡
地震と強風に強くなる!?瓦屋根のラバーロック工法のメリットとデメリット
☆以上の内容で後日工事を行うことになりました。工事が始まりましたら現場ブログでご紹介させていただきます(*^-^*)
台風で屋根に被害を受けた方は街の屋根やさん岸和田店にお任せください!
台風で屋根に被害があり、忙しくて修理ができていないという方はおられますか?屋根は大切なお住いを
雨水から守る重要な役割があります。不具合を放置すると雨漏りに発展し修繕費用か膨らむことも・・・!
屋根の不具合は放置せずきちんと修理しましょう。
まずは街の屋根やさん岸和田店の無料点検をご活用くださいね!
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