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貝塚市のスレート屋根の塗替えでタスペーサーで縁切りしました!
更新日:2021年10月8日
貝塚市にお住いの皆さまこんにちは!
皆さまはスレート屋根の塗装をご検討されていますか?
スレートとは厚みが5mmほどの平らな板状の屋根材のことです。
まずは
「スレート屋は塗り替えが必要なの?」という疑問からお応えしていきます。
スレート屋根は、製造の段階で塗装されており、その塗膜が傷んでくると、雨水を吸い込むようになって防水性が低下してしまいます。
雨水を含んだスレートは
膨らみ、次第に乾燥して収縮します。その時の動きでスレートがひび割れたり反ってきてしまいますので、雨水などの水分を吸いこまないように塗膜で保護しないといけません。
すなわち、定期的に塗り替えないとスレート自体の劣化が進んでしまう、ということになるのです。
スレートを雨水から守って長持ちさせるためには10年~15年を目安に塗り替えないといけません。
スレート屋根についての関連記事はこちら➡
スレート屋根(コロニアル、カラーベスト)のチェックポイントとメンテナンス方法
貝塚市にお住いのY様よりスレート屋根と外壁の塗装のご相談をいただき、工事を行ったので、スレート屋根の塗り替えの様子をご紹介させていただきます。Y様邸の屋根は一部が急こう配になっていて、屋根の上で塗装作業ができなかったので
、屋根足場を設置しました。屋根足場とは、文字通り屋根に設置する足場のことです。
足場についての関連記事はこちら➡
一度の足場で二度おいしい屋根・外壁工事
屋根を塗装する前に高圧洗浄で屋根面をきれいに洗浄しました。
高圧洗浄とは文字通り高圧をかけた水で塗装面についた汚れや古い塗膜を洗い落とす作業のことです。
高圧洗浄を行うと、屋根についた汚れや旧塗膜などがきれいに落ちました。
高圧洗浄後の屋根です。
塗装面に汚れや剥がれかかった塗膜が付いた状態で塗装すると、新しく塗った塗料がしっかりと密着しないので、早い段階で剥がれてくる可能性があります。
塗膜を長持ちさせるためにも高圧洗浄の工程は必須です!
Y様邸は以前、屋根の塗り替えをされたことがあり、その時の水性の塗膜がスレートの隙間を塞いでいる箇所がありました。
スレートの下端はもともと、雨水の通り道として隙間があいている形状になっています。屋根を塗り替える時に、塗料でその隙間が埋まると、雨水がスレートの内側で溜まって雨漏りすることがあります!
今回の塗装で雨漏りしたら行けないので、スレートの隙間を塞いでいる古い塗膜をヘラでカットしました。
次に行ったのが塗装の工程で「下塗り」です。
下塗りの工程は、塗装面を整えて塗料の密着を良くするための工程です。経年で塗膜が傷んだスレートは水分を吸いこんでしまうため、塗料も吸い込まれてしまいます。塗料が吸い込まれると表面に残る塗膜が薄くなってしまうため、吸い込みを抑える効果がある塗料で下塗りしました。
下塗り後、ひび割れたスレートをシーリングで補修しました。Y様邸のスレートは経年で数カ所にひび割れが発生していました。
塗装ではひび割れを元に戻すことは
できないので、シーリングを充填してきちんと
補修しました。
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次に行ったのが屋根の縁切りのための「タスペーサーの挿入」です。屋根の縁切りとは、スレート屋根の塗り替え時に塗料でスレートの隙間が埋まるのを防ぐ作業のことです。上記でお伝えした、スレートの塗膜を切って隙間を開ける作業も縁切りになります。
塗り替え後に起こる可能性がある雨漏りを防ぐために、塗装前にタスペーサーを一定間隔でスレートの隙間に挿入しました。
上塗りする前に
タスペーサーを挿入しておくと塗料で隙間が埋まることがありません。
タスペーサーについて詳しくご紹介した記事です➡
タスペーサーの重要性、縁切りでスレート屋根の雨漏りを防ぐ
スレート1枚に対して2カ所にタスペーサーを
挿入しました。
このタスペーサーがスレートの隙間を確保してくれるので、塗装しても隙間が塞がりません!
スレートの劣化が進んで反りがひどい場合はタスペーサーを挿入してもすぐに落ちてきてしまうので、その場合はタスペーサーを施工できません。
※スレートの反りがひどいと、塗装しても隙間が塞がることはありません。
タスペーサーで縁切りしてから、「中塗り」を行いました。
屋根や外壁の塗装では一般的に下塗り・中塗り・上塗りの3工程に分けて塗装することがほとんどです。
中塗りと上塗りは基本的に
同じ上塗り塗料を使用します。
今回使用したのは日本ペイントの屋根用の
遮熱塗料
「サーモアイSi」です。
中塗りの塗膜を乾燥させてから上塗りしました。
塗料の性能を発揮させるためには、塗膜に既定の厚みが必要です。
中塗りの塗膜が乾いた状態で上塗りすると塗膜が
二重になり厚膜に仕上がります。
また、同じ塗料を二度塗り重ねることで塗りムラのない美しい屋根になります。
下塗り・中塗り・上塗りの工程を経て、スレート屋根雄塗装完了です!日本ペイントのサーモアイSiは遮熱効果がある屋根専用の塗料です。
サーモアイsiは、遮熱効果だけでなく耐久性や低汚染性がある塗料です。
一般的な屋根塗料よりも価格は少し高いですが、色褪せがしにくく、きれいな状態が長く続きますし、夏場の室温の状況も抑えてくれます。
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屋根塗装・外壁塗装の塗料についての基礎知識
Y様邸の下屋
には金属
屋根が2カ所あり、それぞれ塗装しました。金属屋根もスレートと同様に定期的な塗り替えが必要です。Y様邸の下屋にはカラー鋼板という表面を塗装した鋼板を張った仕上げで、経年で錆が発生していました。
一度錆びつくと、どんどん広がって最終的には穴が開いてしまいます!
穴が開くと塗装では対処できないので、錆が進む前に塗装することをお勧めしています。
金属屋根の塗装では、まず初めに錆止め塗料を塗布してから中塗り・上塗りで仕上げています。
金属屋根のメンテナンスについてはこちら➡
金属屋根(ガルバリウム)のチェックポイントとメンテナンス方法
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