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岸和田市の瓦屋根の点検で経年で漆喰が剥がれていました!
更新日:2025年9月22日
岸和田市にお住まいの皆さまこんにちは!街の屋根やさん岸和田店です。
先日、屋根の点検を行ったのでその時の様子を現場ブログでご紹介させていただきます。「屋根の点検を一度もしたことが無い」「屋根の点検をしたことが無いので心配」「屋根の点検をしてほしい」と、心配されている方、屋根の点検をご検討されている方は是非参考にしてくださいね!
ちなみに街の屋根やさん岸和田店は「ご相談・点検・お見積り」は無料です。しつこい営業も致しませんので、お気軽にお声かけくださいね!
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岸和田市T様邸の基本情報
■築年数・・約37年
■木造・2階建て
■屋根・・土葺き・釉薬瓦
以前、街の屋根やさん岸和田店でカーポートの波板張替えなどの工事をしていただいた岸和田市のT様より「屋根を点検してほしい」というご相談をいただきました。風が強い日に訪問業者がやってきて
「鬼瓦がズレていますよ」ということで、屋根を点検してもらったそうです。
鬼瓦が落下すると危険なので、その時に下に下ろしてもらい、後日屋根修理の
見積もりが届いたそうですが
「前に工事をしてもらって信頼しているので街の屋根やさんにお願いしたいんです」と嬉しいご相談をいただきました。
瓦屋根のメンテナンスのタイミングなどを詳しくご紹介した記事です➡ 4つのチェックポイントで瓦屋根の点検・メンテナンスのタイミングを知ろう
T様邸の屋根は土葺きです。
土葺きとは、土を土台にして瓦を葺く工法のことです。
屋根で使用しているのは茶色い「釉薬瓦・ゆうやくかわら」でした。
釉薬瓦とは、粘土を瓦の形に形成して釉薬というウワグスリをかけて焼いた瓦のことです。
表面がガラス質で覆われているので、雨水が染み込みにくく、きれいな状態が長くつづくと言われています。
写真の黄色い丸印部分(下り棟)に固定されていた鬼瓦がズレていたとのことで、落下しないようにと訪問業者が下ろしていったそうです。鬼瓦とは、棟の先端に施工する装飾瓦の総称のことです。
鬼瓦は主に厄除けや装飾として設置されていますが、瓦の内側に雨水が浸入するのを防ぐ役割もあります。
鬼瓦が落下したりズレることがあると、棟の端部が露になり、葺き土に雨水が染み込んで棟が崩れる原因になる可能性があるため、
放置せずきちんと修理しましょう。
※棟とは屋根の頂点の水平部分のことで、下り棟とは斜めに下りる棟のことです
業者が下ろしていた鬼瓦を確認すると、破損などなくまだ使えそうでしたので、修理の際には再利用して固定させていただきます。
鬼瓦は鬼の形状をしている、というイメージが強いかもしれませんが、洋風の住宅に合うデザインもあります。
T様が気にされていた鬼瓦部分の他にも屋根全体を点検させていただきました。
写真は大屋根(一番高い屋根)の水平棟に設置されている鬼瓦です。
鬼瓦の取り合いに詰められている漆喰が経年で剥がれている状態でした!
鬼瓦の取り合いに詰められている漆喰が剥がれると、瓦の隙間が露になって雨水が浸入して雨漏りしたり、瓦の固定力が低下してズレやすくなってしまいます!
では、漆喰とは何のことで、どんな役割があるのでしょうか。もう少し掘り下げてお話していきます。
写真の白い部分が漆喰です。
漆喰は石灰石・水・水酸化カリウムが主原料で、主に屋根や外壁、内部の壁で使用されます。
屋根の漆喰は、瓦との瓦の隙間を埋めて、雨水の浸入や小動物の侵入を防ぐ役割があります。また、瓦の下にある葺き土を雨水から守る役割も担っています!
また、漆喰で瓦同士を繋いでおくと、風や地震の揺れを受けた時に瓦がズレにくくなります。
岸和田市T様邸の屋根の漆喰は全体的に劣化して至る所で剥がれてきていました!写真は棟に詰められている漆喰が剥がれている様子です。
屋根で使用されている瓦の多様年数は、長いもので
約50年程と言われていますが、屋根の漆喰は約20年前後で表面
が汚れたり、
朽ちてきたり、
割れたり剥がれてきます。瓦は丈夫でも漆喰だけが傷んでいるという状況がほとんどですので、雨漏りを防いで屋根の寿命を延ばすためにも
定期的なメンテナンスが必要です。
漆喰について詳しくご紹介した記事です!➡ 傷んだ漆喰の詰め直し、棟瓦の取り直しで瓦屋根を健全に保つ
T様邸は棟の漆喰の剥がれが著しく、葺き土が露になっていました。
漆喰は葺き土が雨水に晒されるのを防ぐ役割がありますので、このように剥がれてしまうと土が雨水に流されて棟が崩れる原因になってしまいます。
特に棟は屋根の一番高い位置にあり、風や揺れの影響をまともに受ける箇所ですので、不具合を見逃さないためにも定期的に点検しましょう。
T様邸の屋根は、瓦の破損はありませんでしたが漆喰が至る所で割れたり剥がれてきている状態です。
写真は下り棟の漆喰が割れている様子です。
漆喰の密着力が低下して剥離してきていますので、このまま放置すると完全に剥がれてしまうでしょう。
工事のご提案は、古い漆喰を撤去してから詰め直す仕様です。
剥がれてきている漆喰の上に新しい漆喰を塗ってもすぐに剥がれてしまうからです。
T様邸の屋根でメンテナンスが必要な部分は【瓦のズレ】です。
土葺きの瓦は粘り気のある土に瓦を密着させて葺ていますが、経年で土が乾燥して痩せてくると、瓦がズレやすくなります。
瓦のズレがひどくなると隙間が生じて雨漏りしてしまいますので、修正するご提案となりました。
また、風や揺れの影響を受けやすい棟瓦と袖瓦(屋根の流れの一番端の瓦)はシーリングで補強させていただきます。
岸和田市T様邸の屋根修理のご提案内容
1.足場の設置
2.鬼瓦の復旧
3.漆喰の詰め直し(屋根全体)
4.瓦のズレ修正
5.棟瓦と袖瓦のシーリング補強
☆以上の内容で屋根修理のご提案をさせていただき、後日修理のご依頼をいただきましたので修理に取り掛かりました!
屋根修理の様子は次の現場ブログでご紹介しますね!
岸和田市T様邸で行った現場ブログは下記のリンクよりご覧になって下さい
「建ててから一度も屋根を点検したことが無いのでお願いしようかな」
「屋根の点検ってどこに依頼したらいいの?」
など、屋根の点検をご検討されている方は街の屋根やさん岸和田店にお気軽にご相談くださいね!
建物の構造や屋根のことに詳しい担当のスタッフが点検してプロの目線でより良いご提案をさせていただいております。
この記事を書いた加盟店
電話 0120-989-742
E-Mail machiyane@39yamanaka.com
株式会社やまなか工務店
〒596-0821
大阪府岸和田市小松里町142−2 OTビル2階
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