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岸和田市の陸屋根に設けられた立ち上がり壁の笠木の塗装工事
更新日:2025年9月17日
皆さまこんにちは!
街の屋根やさん岸和田店の小南です。
今から17年前の今日、2月4日は「Facebook」が開設された日なんだそうです。
時代とともに暮らしがどんどん便利になっていきますね!
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さて、前回のブログに引き続き、岸和田市H様邸の陸屋根に設けられた
立ち上がり壁(パラペット)の笠木のメンテナンスで
塗装の様子をお伝えしたいと思います。
このブログを「初めて見た」という方のために、もう一度
「パラペット」「笠木」について分かりやすくご説明させていただきます。
パラペットとは・・陸屋根(平らな屋根)や屋上などの周囲に設置された背の低い立ち上がり壁のこと
笠木とは・・パラペットや手すり壁などの頂部に被せる仕上げ材のこと
笠木は防水性や意匠性を加えるために取付けられていて、使用される箇所や用途によって材質が異なります。
● ベランダや屋上などの外部は、雨水や外気の影響をまともに受けるので、防水性・耐久性に優れた金属製の笠木を用いて保護されていることがほとんどです。
笠木の目的や役割などをもっと詳しく
ご紹介しています!
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⚠ 笠木が劣化すると、そこから雨水が浸入して雨漏りしたり、内部の木部を腐食させて建物の強度を低下させる危険性があります!
右の写真は、実際に街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただいた事例です。
知らない間に手すり壁の内部に雨水が浸入して強度が低下して崩れてしまいました!
建物の防水性や耐久性を維持するためにも「笠木」のメンテナンスが必要です。
それでは、前回の現場ブログの続きで、笠木を固定した後の工事、笠木の塗装の様子をご紹介します。
H様邸の陸屋根に設けられたパラペットの笠木の固定の様子
● H様邸の笠木はカラー鋼板という表面を塗装した鋼板です。
台風で笠木がめくれてしまい、固定のご依頼をいただきました。
現地を確認すると、形を整えたら再利用できる状態だったので、ビスでしっかりと固定することになりました。
● 笠木を固定したビス頭から雨水が浸入しないようにシーリングを充填してきちんと防水しました。
H様邸の現地調査や笠木の固定の様子を現場ブログで詳しくご紹介しています!良かったらご覧になって下さい。
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● 続いて笠木を塗装してメンテナンスします。
H様邸の笠木はカラー鋼板で、全体的に錆びついてきていました。
カラー鋼板は、鋼板(鉄板)の表面を塗装して「意匠性」や「耐久性」などを加えた建材です。
経年劣化などで表面の塗膜が剥がれると、鉄部に雨水と酸素が触れ、鉄が酸化して錆が発生してしまいます。
⚠ 一度錆が発生すると、どんどん広がって、最終的には穴があいて強度が低下してしまいます!
錆びを抑えて長持ちさせるためには、錆が発生する前に塗り替えて、塗膜で保護することが有効ですので、
H様邸の笠木も塗装によりメンテナンスすることになりました。
● 塗装する前に「ケレン」という作業を行います。
ケレンとは、塗装する面の鉄部の錆や古い塗膜をおとして下地を調整する作業のことです。
錆が発生すると、錆が錆びを呼んで、広がってしまうので、錆を落としてから塗装しないといけません。
穴があくほど錆が進行している場合は、塗装してもまた錆が発生する可能性がありますが、表面だけの錆なら塗装することで耐久性を維持することができます。
● ケレン作業の時に、塗装面に細かい傷をつける「目粗し」も行いました。
目粗しすることで、塗料がしっかりと密着し、塗膜の耐久性が向上します。
ケレン・目粗しで下地を調整した後、錆止めを塗布しました。
⚠ 錆止め塗料は「錆の進行を止める」効果があるのではなく、「錆を抑える」効果がある塗料ですので、
錆を落としてから塗装しないと、また錆が発生してしまいます。
● 錆止めを塗布した後、中塗りと上塗りの工程を行います。
「防錆性」が高く「防カビ」「防藻」効果がある塗料で塗装していきます。
● 中塗り乾燥後、上塗りしました。「防錆性」や「防カビ性」などの効果を発揮させるためには塗膜に既定の厚みが必要です。
2回に分けて塗装し、塗膜に厚みをもたせました。
● 陸屋根のパラペットの笠木全てを塗装しました!
錆を落としてから錆止めを塗布し、仕上げの塗料を塗り重ねて丈夫な塗膜を形成しました。
鉄部の表面を塗膜で覆ったので、錆の発生が抑えられます。
今後は、表面の塗膜が傷む前に塗り替えてあげると鉄部が健全な
状態で保たれ、長期に渡って使用することができます。
「屋根の鉄板もそうですが、階段も劣化して強度的に心配だったので、補強してもらって安心しました!」
H様邸はこの工事で外部の鉄骨階段の溶接補強と塗装もしました。
鉄部は定期的なメンテナンスが必須です!
また、何かお力になれることがありましたらご相談くださいね。
● 笠木はあまり目立つことが無い部分ですが、建物を雨漏りから守る重要な役割があります。
手すり壁の天端から雨水が浸入し、壁の内部で雨漏りが進行すると、
木部が腐食して知らない間に建物の耐久性を脅かす危険があります!
台風の強風や地震の揺れを受けた時に
「外壁が崩れてしまった・・・!」ということになりかねません。
「手すりの上の鉄板が剥がれたけど、雨漏りしていないし大丈夫かな」
と軽視せず、必ず業者に相談しましょう。
● 笠木の修理や交換などの板金工事は街の屋根やさん岸和田店にご相談ください!
雨仕舞の仕組みや、板金の扱いを熟知した板金職人が作業を行いますので、安心してお任せくださいね。
もちろん、鉄部の塗装のご相談も承っております。
この記事を書いた加盟店
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