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和泉市のモルタル外壁を多彩模様塗料で塗装し石目調に仕上げました
更新日:2025年9月17日
和泉市で行った外壁塗装工事のご紹介です。前回の記事でスレート屋根の塗装の様子をご紹介しました。
◆◇◆ F様邸の情報 ◆◇◆
◆ 築38年
◆ 木造・二階建て
◆ 屋根はスレート葺き・外壁はモルタル塗装仕上げ
建ててから1度屋根と外壁の塗り替えをされたことがあり、今回で2回目の塗装工事になります。
以前の塗り替えは約15年ほど前で、最近になって屋根の老朽化が気になり始めて、
街の屋根やさん岸和田店にご相談をいただきました。
遠くからF様邸を見るときれいに見えますが、外壁の塗膜は傷んできて
「チョーキング」を起こしていました。
●●●● チョーキングとは ●●●●
チョーキングとは白亜化現象とも言い、劣化した塗膜の顔料がチョークの粉のように細かくなって剥がれてくる現象のことです。
長い年月の間、紫外線や熱、雨風などの外気に晒されているうちに塗膜の劣化が進んだ状態で、外壁を触ると手に白い粉が付着します。
チョーキングは塗膜の劣化のサインですので、塗り替え時期の目安になりますが、塗料によってはチョーキングを起こしにくいものもあるので、建ててから10年以上が経過している場合は点検してもらいましょう。
屋根や外壁の塗装の際には必ず高圧洗浄を行わないといけません。
◆ なぜ塗装前に高圧洗浄が必要なのか ◆
塗装面に汚れやチョーキングを起こした塗膜が残ったまま塗装すると、塗料が素地にしっかりと密着せず剥がれてくる可能性があるからです。
F様邸でも屋根と外壁、順番に丁寧に洗浄して塗装する準備を整えました。
高圧洗浄後、乾燥させてから各所の養生を行いました。
◆ 塗装工事においての養生とは ◆
塗装工事においての養生とは、塗装しない部分を保護する作業のことです。
塗装する際には塗料が垂れたり飛散するので、塗料で汚してしまわないようにシートを貼って保護します。
☆ 雨戸や雨樋は最後に塗装しますが、外壁を塗装する時に外壁の塗料が付かないように養生しないといけません。
各所を養生した後、いよいよ塗装の工程に入ります。
1番初めに塗る塗料のことを「下塗り」と言います。
◆ 下塗りの工程について ◆
下塗りは上に塗り重ねる塗料をしっかりと密着させる役割があります。また、細かいひび割れを下塗りの段階で処置することもあります。
☆ 下塗りは上に塗り重ねる塗料で隠れてしまいますが、作業を省くと塗膜の密着性を確保できないので、浮きや剥がれの原因になってしまいます。
軒天も外壁を塗装する際に同時に塗り込みました。
◆ 軒天について ◆
軒天は外壁よりも突き出た屋根の裏面です。
下から見上げないと普段は見えにくいですが、屋根の裏面であることから雨水や湿気の影響を受けやすい箇所になります。
軒天の素材は様々ですが、塗装により美観性を向上させることがほとんどです。
配管との取り合いや隙間などはローラーで塗装することができないので、刷毛を使って塗装します。
取り合いや隙間は目立たないように思いますが、塗料が入っている箇所と入っていない箇所ができると意外と目立ってしまいます。
こういった細かい部分まできちんと塗り込むことで全体的な美観性が向上します。
下塗りの後に行うのが「中塗り」です。
◆ 中塗りについて ◆
中塗りは文字通り下塗りと上塗りの間に塗る塗料のことを表しています。
中塗りの段階でお好みの色に着色して「耐候性」「耐久性」「意匠性」などの性能を加えていきます。
☆ 今回は、ダイフレックスのアーバントーンという多彩模様が付く塗料を使用するので、中塗りの色が仕上がりのベースになります。
中塗り後、上塗りします。
通常の塗装では中塗りと上塗りに同じ塗料を使用するのですが、アーバントーンは専用の上塗り塗料があります。
色のついた細かい粒が混ざっている塗料を吹き付けにより塗装していきます。
吹付で模様を均等につけないといけないので、誰でもできる作業ではありません。
上塗りを乾燥させると外壁に石目調の模様が付きます。これがアーバントーン・多彩模様塗料の特徴の一つです。
上塗り塗料が乾くと透明になり、写真のように粒模様だけが浮かび上がる仕組みです。
◆◇◆◇ アーバントーンについて ◆◇◆◇
アーバントーンは熱や紫外線、雨風などに強いアクリルシリコン樹脂系の塗料です。
雨が降ると自浄作用が働き、汚れにくくきれいな状態が長く続きます。
一般的な塗料よりも価格が高くありますが「耐久性」「耐候性」「低汚染性」「意匠性」
などに優れていますので、長い目で見るとメンテナンス時期が遅くなるなどお勧めの塗料です。
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塗装前の外観です。
一見きれいに見えますが、塗膜の劣化が進んでチョーキングを起こしていました。
立派な建物なので、塗装後の様子を考えるととても楽しみでした。
アーバントーンで塗装し、美しい外観に!
イメージをガラッと変えるのには抵抗があるとのお話で、既存の色に近い色を採用しました。
遠くから見ると多彩模様があまり目立ちませんが、近くに寄ると「他とはちょっと違う!」という外壁に仕上がります。
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アーバントーンは平たんな外壁に石目調の模様を付けることができ、深みのある外壁になります。
チョーキングを起こしにくい塗料ですので、色褪せもしにくく長期に渡って美観性が保たれます。
この記事を読んで「多彩模様にしたいな~」など、興味を持たれた方はいつでもお気軽にご相談くださいね。
次は付帯部の塗装の様子をご紹介します。
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