貝塚市の雨漏りしているベランダの修理でFRP防水を施しました
更新日：2025年10月2日
ドレン排管付近の床をめくると、下地まで水が廻っていたので、雨漏りの原因が分かりました。
ドレンの水の流れが悪くて水が長時間滞在し、防水層の劣化部分から雨水が浸入していたようです。
初めにアセトンを染み込ませた布で床を拭き取って表面の油膜を取り除き、下地処理を行います。
油膜を除去しないと、防水層がうまく密着しないので必ず行う工程です。
硬いローラーを押し転がしてガラスマットの中の空気をしっかりと脱泡したあと、規定の乾燥時間を置いて乾かします。
この作業で厚みが付き、丈夫な防水層を形成することができます。
透明なので見た目では分かりにくいですが、ガラス繊維で補強されたプラスチックの防水層なので強度があります。
防水層は紫外線を浴びると劣化してしまうので、トップコートを塗布して守ってあげなくてはいけません。
トップコートが劣化してすり減ってくると防水層が露になって劣化を加速させてしまいますので、トップコートが傷む前に定期的な塗り替えをお勧めします。
意外とこのような箇所から水が浸入して雨漏りすることがあるので、注意が必要です。
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